8.26 FRBイエレン議長発言 | キャプテン 出口

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人はどうしたら動く、会社はどうしたらまとまる?
私、出口晃司が小・中・高と没頭した野球部の経験をもとに人の育成、組織マネジメント関する秘訣を、キャプテンという立場になって教えます。

米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長(日本でいう日銀の黒田総裁にあたる)が、26日の講演で「米雇用が改善し、追加利上げの条件が整ってきた」と述べた為、日米の金利差が拡大し、円相場は時間外取引で一時1ドル=101円94銭まで下落し2週間ぶりの安値をつけた.

米国はリーマンショック後、景気対策として利下げを実行していたが、景気回復に伴い昨年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切っていた。その後の追加利上げを、6月の英国のEU離脱問題などもあり、判断を慎重になっていたが、最近の様々な景気指標が良好な状態を示していたため、今回のイエレン議長の発言につながった。

なぜ米国の追加利上げが円安になるのか?
⇒金利の高い国(米国)と金利のの低国(日本)のどちらにお金が集まるか考えるとわかり易い。単純に金利が高い方にお金は集まるので、ドルが買われて円が売られ円安を引き起こした。

週明けの日本のマーケットは、円安・株高が予想される。今後1ヶ月で為替は103円~105円まで円安に向かうと予想する専門家もいる。