お勧めの名盤vol.20 『キャラメルママ』 ティン・パン・アレー | Cycling Wonder

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『キャラメルママ』 ティン・パン・アレー (1975)

Cycling Wonder-TinPan01

70年代半ば以降の日本のポップミュージック(JPOPのはるか昔)のさきがけ、
先端であり、影で支えた集団がティンパンアレーです。
1973に解散したはっぴいえんどのメンバーであった細野と鈴木の両氏に、
林立夫と松任谷正隆が参加した、どちらかというとスタジオミュージシャン
の集まりである。

オリジナル作品としては、本作(1975年)と『TIN PAN ALLEY 2』(1977年)
の2枚のアルバムを発表して解散した。


この『キャラメル・ママ』は、メンバー4人がそれぞれのプロデュース作品を
2曲ずつ持ち寄った形をとっており、2曲がメンバー全員の共同制作の計10曲
で構成されている。


2000年に「Tin Pan」名義で突如復活(メンバーは、細野、鈴木、林の3人)、
アルバム『Tin Pan』を同年に発表。その後どうなったかは知らない。

Cycling Wonder-TinPan02

※私が持ってるTinPanAlleyが係わった作品を示す。
Cycling Wonder-TinPan03

 TinPanAlleyの2作品とTinPanAlleyの名が直接出ないけど、メンバー総出演
 の作品が上段。
 下段はスタジオミュージシャンとして参加した作品。
 「Hosono House/細野晴臣」と「摩天楼のヒロイン/南佳孝」はいずれこの
 名盤コーナーで紹介する。小坂さんのはスルーする。


■収録曲(◎○がお勧めの曲)
 01.CARAMEL RAG (T)
◎02.CHOPPERS BOOGIE(林)
 これ、いいですね。37年前の作品なんだよね、信じがたいクオリティ。
○03.はあとぼいるど町(鈴)
 鈴木さんの曲です。
◎04.月にてらされて(松)
詩 荒井由実・曲 松任谷正隆、コーラスアレンジが山下達郎、
ボーカルが松任谷さんで、コーラスに山達や大貫妙子だって。
今では考えられませんな。こういうのを、盆と正月が一緒に来たって言うんでしょうか。
○05.CHOO CHOO GATTA GOT '75(細)
 06.SHE IS GONE(林)
◎07.ソバカスのある少女(鈴)
 やっぱり鈴木さんのはいいなぁ
 途中でボーカルが南佳孝に変わる。
 08.JACKSON(松)
○09.YELLOW MAGIC CARNIVAL(細)
 細野さんの曲らしい。
※すでにYMOを意識していたんでしょうか
 10.BALLADE OF AYA(T)


 Crown Studio Akasaka 録音:1975


■参加ミュージシャン
ティンパンアレー
 細野晴臣(vo,b,g,steel-ds,xylophone)
 松任谷正隆(vo,p,org,k,他)
 鈴木茂(g,syn,vo)
 林立夫(ds,perc,vo)
以下、仲間達
 後藤次利(b)、高中正義(g)、
 矢野顕子(e.p)、南佳孝(p,vo)、
 桑名晴子(vo)、桑名正博(cho)、
 山下達郎(cho)、大貫妙子(cho)、
 久保田麻琴(cho)


※YMOのメンバーって初めは、TinPanAlleyの林立夫と、レコーディングに
参加したりしていた佐藤博が候補だったけど、彼らが違うことをはじめたため、
坂本、高橋に決定したらしい。もし、林、佐藤だったら、YMOはもっと細野
独裁色の強いバンドになっていたかもしれない。
「モフモフ~モスモスのまねまねサイト」より

 

へぇ~へぇ~へぇ~(^ー^)

 

■参考URL
※YouTubeの動画削除通報で視聴できなくなっているのが多いのでURLは削除しました。
 
ではでは(⌒_⌒)v