安倍内閣の敵は国民の敵だ。 | 皇国ノ興廃此一戦二在リ各員一層奮励努力セヨ 





夕刻の備忘録 様のブログより。




安倍内閣、当面の三大目標は「景気問題」「震災復興」「拉致問題」である。デフレから脱却し、被災地を復興させ、拉致被害者を奪還する。その間、領土侵犯を許さず、不法占拠状況を解消するための様々な下準備をする。それが全閣僚の決意である。

長く続いたデフレ状況からの脱却、雇用不安から国民を救い出すためには、公共投資を含めた様々な景気対策を組み合わせて、しかもそれらを同時に動かしていく必要がある。麻生内閣時代の「三段ロケット」を甦らせ、更にバージョンアップして、国家の総力を挙げて取り組まねばならぬ。

言うまでもなく、景気問題と被災地の復興は連動しており、「どちらか一方だけ」という発想では、一つも為し得ない。この問題に関しては、格言「二兎追うものは一兎をも得ず」は全く当たらず

「二兎追わざれば一兎をも得ず」

が正しい対応となる。即ち、景気回復と震災復興は表裏一体である。

そして、拉致問題もまた経済に関わってくる。現在の我が国の主力兵器は「経済制裁」である。細部に渡る経済制裁と、国内での情報漏洩を防ぐことにより、効果的な「圧力」を加えることが出来る。圧力あっての対話である。単なる話し合いで解決へと動くような相手なら、元より国民の拉致などという卑劣な行為に及ぶはずもない。これは「国家の意志」だけではなお足りない、「国民の決意」がさらに必要である。

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論ずるまでもないことであるが、これら三大目標は、その何れも国民の生命財産に直結する問題であり、その解決は全国民の悲願である。これを否定する者は日本国民ではない。国籍がどうであろうと、これを妨害する者は日本国民ではない。

安倍内閣は堂々とこれらを目標に掲げて船出した。即ち、安倍内閣は「国民の悲願」を達成するために組閣された救国内閣である。その安倍内閣に対して、マスコミは「選挙目当て」の政策であり、パフォーマンスであると主張している。マスコミは、「国民の悲願を達成せんとする内閣」を選挙目当てだと評したのである。

「選挙目当て」、結構である。

「選挙目当て」とは、夏の参議院選挙を意識した話であろう。つまりマスコミは、何れも大難事であるこれらの目標に対して、安倍内閣は、「僅か半年で明確な成果を挙げようとしている」と認識しているわけである。安倍内閣はこれらに半年で道筋を付け、それを成果として参議院選挙を有利に戦おうとしている、と認識した上で、それを「批判」しているわけである。

まるで国民を救うことが悪いことのようである。景気を回復させ、被災地に光をもたらし、拉致被害者に、そしてその御家族に笑顔を甦らせることが、如何にも罪悪であるかの如くに書いているわけである。

マスコミの主張通り、安倍内閣は「選挙目当て」である。それで結構である。そうであるが故に、安倍内閣は少なくともこれからの半年間は、国民のためになること、その命を救うこと、日本の領土を護ること、それ以外に何も手を出さない。そして確実に「選挙で票が得られる」ように、それらに関連する様々な問題にも、明確な楔を打ち込んでいくだろう。

「選挙目当て」の安倍内閣は、「国民のためになること」しかしない。故にマスコミ、そして彼等に雇われた自称識者達は、安倍内閣を批判することは出来ないはずだ。安倍に対する批判は、国民の生命財産を護ることに必死な内閣の足を引っ張ることになる。即ちそれは、自らが「国民の生命財産を脅かす存在である」と自白していることになる。景気回復に必須である「国民の気持ち」を萎えさせ、被災地復興を頓挫させ、拉致問題の解決を妨げる、それが「社是」だと主張していることになる。

マスコミであろうと誰であろうと、今後半年、安倍内閣を批判する者は、国民の敵である。マスコミは、民主党政権時代には「死語」になっていた様々な「定番台詞」を甦らせた。長く聞かなかったあの台詞が、再び紙面を賑わしている。国民はこの「懐メロ」に耳を澄まし、目を見張るべきである。何故、こうも懐かしい感じがするのか、その理由を調べるべきである。マスコミが封印していた、その仕組を探るべきである。

安倍内閣の妨害をする者は、それ即ちあなた自身の生命財産を脅かす強盗であり、殺人鬼であると認識すべきである。今なお新聞購読を続けているあなたは、あなたを殺そうとしている異常者達に、資金提供をしているようなものなのだ。なおテレビの視聴を止めないあなたは、病原菌に餌を与え、小遣いまで掴ませて養っているようなものなのだ。

何度でも繰り返す、「安倍内閣を妨害する者は国民の敵である」と。マスコミは国民の敵である。ここに例外は無い。あるなら具体例を示せ、居るなら自浄能力を見せてみよ。ありはしない、居はしない。内部から炎があがり、断末魔の悲鳴が聞こえた時、はじめてそれを認めてやろう。それが未だに無い以上、潰すしか他に手はあるまい。

安倍内閣の「経済制裁」を支持する。そして同時に、国民は自らの手によって「個人的経済制裁」をマスコミに対して加えるべきである。安倍政権の三大目標は、マスコミさえ潰せば、直ちに達成されるのだ。