お母さんだっていつまでも女性でいたい
キラキラママのハッピーライフ
ラジオパーソナリティの
かとう ゆみこ です
インターネットラジオの視聴は
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先日、息子の塾へ送迎に言っている時のことです。
2~3歳くらいの男の子に
お母さんが怒り心頭になって
子どもに叱責していました
どうやらその男の子は
お友達と遊んでいる
(いわゆるママ友の交流)際に
グループ行動ができなかった様子。
そのことを
母と息子の2人になったとき
お母さんが激しく注意をしていました。
「なんで〇〇くんは、お母さんの言うとおりにしてくれないのっ!!」
「お母さんの言うことを聞いてくれないなら
お母さんだって〇〇くんの言うことなんか
なぁんにもきいてあげないからねっ」
このような内容を
何度も何度も言っていました。
言われている当の本人(男の子)は
なんとなくどこを向いて良いのやら、
たまにお母さんの顔を見るも
ほとんどよそ見をしていて
どちらかと言えば
無表情
でした。
わかります!!
お母さんの気持ちも
子どもの気持ちも!
ママ友の交流会って
私も得意ではなかったな~。。
だってね、
フツーに数人の友達で会うとするじゃないですか。
それでも、何となく気を遣いますよね。
そこに、
それぞれの「子ども」がいるわけです。
他の子どもと仲良くできるかな?
泣かせたりしないかな
遊ぶの終わりだよ~の声に
イヤイヤしないかな?
お茶しているときに
場の雰囲気壊さないかな?
と、色々気を遣う箇所が
格段に増えるわけです。
特に、普段から
一人遊びが好きだったり
他の子のおもちゃをすぐに取ってしまったり
そんな「問題」を普段起こしているとしたら
気が気でないのです。
もうね、お母さんの
震える怒りが伝わってくるくらい
お怒りになる気持ちも
本当によく分ります。
そしてね、
子どもの気持ちもわかります。
その子どもは、普段から
思ったことを行動に移すタイプなのですね。
きっと。
だからお母さんは、
ママ友の交流会の前から
「大丈夫かな~」って思っていたのだと思います。
私はこの経験を長男の時に
何度も何度も経験しました。
ママ友との交流会の後
家で泣きながら息子を怒っていましたから
で!
その時に気をつけないといけないのが
「暴力・暴言等による子どもの脳への影響」です。
子どもがお母さんの顔を見ることができないのは
「お母さん、怒ってる」というのを
理解しているから。
まさに、目も合わせられない。
と言う状況です。
ですが、この注意の時に
一番やってはいけないのが
「人格否定になる声がけ」です。
「あなたは何度言ってもわからないわね~」
「お母さんを困らせて楽しい?」
「君のことなんか知らないよっ!」
子どもは大好きなお母さん、または
お父さんに怒られると
脳内にアラームが光ります
「あ、怒らしてるな」的な。
そうすると脳は「緊張状態」になります。
緊張状態の脳は
いわゆる「ストレスを与えられた」状態になるので
ストレスから脳を守ろうと
脳内の各分野(前頭葉・側頭葉・頭頂葉など)に指令を出して動きを抑えます。
このように
脳をストレスから守るために動きを抑えるため
下記のような事が起こります。
前頭葉:前頭前野の萎縮
・集中力低下
・対人コントロールの困難
・衝動コントロールの困難
側頭葉:聴覚野の変形
・情報の聞き落とし
・注意が頭に入らない
後頭葉:視覚野の萎縮
・書いてあるものに気づかない
・些細なものが気になる
これらの症状は
ADHDのお子さんと似ているので
判断がつきにくいかもしれません。
ここで、先ほど叱責されていた
男の子の事を振り返ってみたいと思います。
もし、男の子が
日頃からお母さんにこう言った叱責を
浴びせられていたとしたら・・・
友達のおもちゃを強引に取る
⇒衝動コントロールの困難
友達を突き飛ばしたりしてしまう
⇒対人交流の困難
何度注意しても同じ事を繰り返す
⇒情報の聞き落とし
叱責している間よそ見をする
⇒周囲の些細なものが気になる。
これは、むしろ当たり前の行動
になってしまいます。
親の叱責全てがそうとは限りませんが。
2~3歳というと
イヤイヤ期が始まる・・・。
という気持ちが先に走りますが
まだこの世に生まれて
2~3年しか経っていないのです。
大人と同じように
達振る舞えるわけがないのです
他の子はできているのに・・・
と思いがちですが、
他の子は他の子で
違う場面でのしつけは
必ず存在します。
ですので、
子どもの行動で
上手くいかないのは
当たり前
と思っていて下さい。
子どもも
小さい頭で
色々考えて
いるんだよ。
ということを
頭に入れて
接してみて下さい。
ここまで読んで下さって
ありがとうございます。
宜しければ読者登録をしておいて頂けると幸いです
では!ご機嫌よう