子育てママ必見!暴力・暴言等による子どもの脳への影響について② | ママコミュニケーションズオフィシャルブログ

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かとう ゆみこ ですウインク
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先日、息子の塾へ送迎に言っている時のことです。

2~3歳くらいの男の子に
お母さんが怒り心頭になって
子どもに叱責していましたムキー


どうやらその男の子は
お友達と遊んでいる
(いわゆるママ友の交流)際に
グループ行動ができなかった様子。

そのことを
母と息子の2人になったとき

お母さんが激しく注意をしていました。


「なんで〇〇くんは、お母さんの言うとおりにしてくれないのっ!!」

「お母さんの言うことを聞いてくれないなら
お母さんだって〇〇くんの言うことなんか
なぁんにもきいてあげないからねっムキー

このような内容を
何度も何度も言っていました。


言われている当の本人(男の子)は
なんとなくどこを向いて良いのやら、

たまにお母さんの顔を見るも
ほとんどよそ見をしていて

どちらかと言えば

無表情

でした。



わかります!!

お母さんの気持ちも照れ
子どもの気持ちも!


ママ友の交流会って
私も得意ではなかったな~。。


だってね、
フツーに数人の友達で会うとするじゃないですか。


それでも、何となく気を遣いますよね。

そこに、
それぞれの「子ども」がいるわけです。


他の子どもと仲良くできるかな?
泣かせたりしないかなあせる

遊ぶの終わりだよ~の声に
イヤイヤしないかな?

お茶しているときに
場の雰囲気壊さないかな?


と、色々気を遣う箇所が
格段に増えるわけです。


特に、普段から
一人遊びが好きだったりゲラゲラ

他の子のおもちゃをすぐに取ってしまったり

そんな「問題」を普段起こしているとしたら

気が気でないのです。


もうね、お母さんの
震える怒りが伝わってくるくらい
お怒りになる気持ちも

本当によく分ります。


そしてね、
子どもの気持ちもわかります。


その子どもは、普段から
思ったことを行動に移すタイプなのですね。
きっと。


だからお母さんは、
ママ友の交流会の前から
「大丈夫かな~」って思っていたのだと思います。


私はこの経験を長男の時に
何度も何度も経験しました。

ママ友との交流会の後
家で泣きながら息子を怒っていましたから汗


で!

その時に気をつけないといけないのが

「暴力・暴言等による子どもの脳への影響」です。


子どもがお母さんの顔を見ることができないのは

「お母さん、怒ってる」というのを
理解しているから。

まさに、目も合わせられない。
と言う状況です。


ですが、この注意の時に
一番やってはいけないのが
「人格否定になる声がけ」です。

「あなたは何度言ってもわからないわね~」

「お母さんを困らせて楽しい?」

「君のことなんか知らないよっ!」



子どもは大好きなお母さん、または
お父さんに怒られると
脳内にアラームが光りますドキドキ
「あ、怒らしてるな」的な。

そうすると脳は「緊張状態」になります。

緊張状態の脳は
いわゆる「ストレスを与えられた」状態になるので

ストレスから脳を守ろうと
脳内の各分野(前頭葉・側頭葉・頭頂葉など)に指令を出して動きを抑えます。


このように
脳をストレスから守るために動きを抑えるため
下記のような事が起こります。

前頭葉:前頭前野の萎縮
・集中力低下
・対人コントロールの困難
・衝動コントロールの困難

側頭葉:聴覚野の変形
・情報の聞き落とし
・注意が頭に入らない

後頭葉:視覚野の萎縮
・書いてあるものに気づかない
・些細なものが気になる

これらの症状は
ADHDのお子さんと似ているので
判断がつきにくいかもしれません。


ここで、先ほど叱責されていた
男の子の事を振り返ってみたいと思います。

もし、男の子が
日頃からお母さんにこう言った叱責を
浴びせられていたとしたら・・・

友達のおもちゃを強引に取る
⇒衝動コントロールの困難

友達を突き飛ばしたりしてしまう
⇒対人交流の困難

何度注意しても同じ事を繰り返す
⇒情報の聞き落とし

叱責している間よそ見をする
⇒周囲の些細なものが気になる。


これは、むしろ当たり前の行動

になってしまいます。


親の叱責全てがそうとは限りませんが。


2~3歳というと
イヤイヤ期が始まる・・・。
という気持ちが先に走りますが

まだこの世に生まれて
2~3年しか経っていないのです。


大人と同じように
達振る舞えるわけがないのですウインク


他の子はできているのに・・・
と思いがちですが、


他の子は他の子で
違う場面でのしつけは
必ず存在します。


ですので、
子どもの行動で
上手くいかないのは

当たり前

と思っていて下さい。


子どもも
小さい頭で
色々考えて
いるんだよ。

ということを
頭に入れて
接してみて下さい。


ここまで読んで下さって
ありがとうございます。

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では!ご機嫌よう流れ星