「成功すれば幸せになれる」と信じている人がいる。
もしそうだとしたら成功しなければ人は幸せになれないのだろうか?
そんなことはない。
なぜなら“成功すること”も人生を楽しむための“ひとつの手段”にすぎないからだ。
“幸せになる”ためには“今ある幸せ”に気づき、そして“今それを感じればいい”だけだ。
逆に“成功”したからといって、必ずしも幸せになれるとは限らないだろう。
今の幸せを感じないまま成功しようと高い目標を設定した人は、さらに高い目標を設定して幸せを先送りにしてしまうものだ。
もちろん「成功したい」と思う事は悪い事じゃない。
何か目標を設定してその成功の為に進むことは強く生きる力にもなる。
でも僕たちは成功とは関係なく幸せになることもできる。
“成功することが人生の目的”になって“幸せ”を見失ってしまったら本末転倒だ。
目標が達成しなかったり、夢が叶わなかったからといって、それだけで長い人生すべてが不幸になるわけではない。
もしかしたら望んでいた夢が叶わなかったあとには、自分が予想していなかった幸せが待っているかもしれないじゃないか。
だから今、この瞬間の幸せを感じてみよう。
自分が持っている、与えられている幸せを忘れたりしなければ、成功するかどうかで自分の幸せが左右されたりはしないはずだ。
だから成功のために不幸なプロセスを歩むのはやめて、幸せに成功できる道を進んでいこうよ。
人は成功したら幸せになるのではなく、幸せだからこそ成功するのだから。