恨みや憎しみというのは銃口がふたつあるピストルのようなものだと言います。
ひとつの銃口は外側に向けられ、もうひとつは内側に向けられている。
だから、もし引き金を引けば外側に弾が飛ぶのと同時に、内側にいる自分にも弾が飛ぶ事になります。
つまり誰かを恨んだり憎んでいる人は、自分自身をも傷つけている事になるのです。
「人を呪わば穴ふたつ」という言葉があります。
もちろん、誰だって自分から望んで、誰かを恨んだり、憎んだりしたいなんて人はいないでしょう。
しかしどうしても許せない何かがあると人は、恨みや憎しみという感情を抱きます。
でもその感情は、自らの手で手放した方が楽になります。
なぜなら、自分が恨みや憎しみを手放すと自分自身がそこから解放されるからです。
だから自分の為にも忘れる事が大切ですね。
誰かを憎んだり、誰かに恨みを持つと自分自身がしんどくなります。
恨みや憎しみが人を幸せにする事はないし、その感情は何より自分自身を深く傷つける。
だから少しでも早く恨みや憎しみを手放し、その苦しみから自分自身を解放してあげよう。
そうする事で身軽になり、明るく幸せな気分で生きていけるはずだから。