こんにちは。かわむら義之です。今日もこれから、本当に理に適った体の使い方についてお話ししましょう。
さて今日は、ずっと合気道を続けてこられて、近年はロシア軍特殊部隊の武術・システマのご経験もされたBさまというかたの、研勢塾初級コース第2回目のご感想をご紹介します。
こちらのかたは遠方にお住まいなのですが、現在初回と今回の2回目とも東京で受講されてきています。
その探求心の強さ、モチベーションの高さは本当に素晴らしいと思いますし、またそのようだからこそ気づける・学べることも多く、より明瞭になるのではないでしょうか。
そんなBさまが2度目の研勢塾の講座を、どのようにお感じになったのか?をどうぞお読み下さい。
『初回から少し間があいてしまい、練習もあまり出来ていなかったので講座についていけるか不安を抱えながら受講しました。
かわむらさんの動きは、僕には異次元の動きに見え初回と同様にポカーンとしてしまいました。
僕なりに理解できたことは、
・僕は一生懸命身体を動かしていて、かわむらさんは勝手に身体が動いていること
・そもそも、身体特に体幹の動く範囲・滑らかさ・はやさ(早さ・速さ)が、段違いだということ
・僕は正中線という核心がない不安からか、末端から動いてしまうこと
こんなことを感じ取りました。
なので、・正中線のでる立ち方の練習・アイソレーション・身体のバランス調整しばらくは、この3つを重点的に練習していきます。
初回から今回までの期間、練習量が足りなかったと思うのでもう少し時間をとって練習してみます。
とはいっても、仕事が忙しく競技特有の専門的な練習は難しいので正中線を出して生活することを基本練習にするつもりです。
かわむらさんのように、勝手に正中線を出せるよう精進します。ありがとうございました。また、よろしくお願いします』
Bさま、ありがとうございます!
的確に要点を見抜き、きちんと整理して理解されていることに、つくづく敬服いたします。
そこに、Bさまの意識の高さ・お志の高さを感じられるからです。
そしてこれだけ強いお気持ちと、正しいご理解とがあれば、道を進む原動力は十二分だと思うんです。
進むべき道筋は間違いなく見定められましたので、あとは1つ1つやるべきことをやっていきましょう。
Bさま、今後ともどうぞよろしくお願いいたします
Bさまのようなお若いかたが本当に正しいものを見極める目を持たれ、そこを進む決意を持ち続けていらっしゃるというのは、僕にとってもありがたいことこの上ないことです。
それが1年先、2年先にどのように開花して、10年先、20年先いや30年先にどのような実を結ぶのか、心から楽しみで仕方がありません。
うわべの怪しげな「技」ではなく、あくまで本質を求められるそのお気持ちに、誠心誠意お応えし続けたいと思います