全体練習は28日が最後。リリースがなかなか出てこないジレンマ。 | 我らが徳島ヴォルティスと共に

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全体練習は28日で終わりになるとの突然の通知。来週の土曜日まで練習があると思っていたサポーターには悲しい連絡だった。


小林さんが清水の監督になるとの公式発表の後、26日に長島ヘッドコーチが監督への内部昇格という発表。このタイミングは、チームのオフが開ける27日の練習日前に公表という流れだったのだろう。逆に言えば、先に清水から発表が出されてしまったので徳島サイドもこのタイミングで新監督の発表をせざるを得なかったと言う事だろう。


外からの新監督であれば、時期を遅らせて長島さんが監督代行として練習の指揮を取る事もできただろうが、内部昇格という事もあり発表を遅らせるという選択肢は逆に不自然だと判断したと思われる。


なら、新監督の下でシーズン終わりの練習を行う事もできたはずなのに何故早期に全体練習を終わらせたのか。クラブ側としては現場サイド(小林監督時)で決めていた練習スケジュールを発表していたわけだが、既に実質の新体制になっている状況だ。おそらく、全体練習は長島新監督の意向だろう。28日の練習を最後に、小林さんはチームの練習には参加しないとの事でもあるから、新体制の下で残りの練習を行うのは確かだ。合わせて考えると、この決定は長島新体制における現場からの決定だと推測できる。


ここでよくわからないのは一部選手のみでの練習というところだ。考えられるのは、残留する選手のみでの練習なのか、ベテラン選手は早期にオフに入り、若手などの一部選手での練習とするのかだ。


先に書いた残留する選手でと言うのは考えにくい。この発表の時点で、クラブ側からのオファーなり満了なりの連絡は各選手に伝えられているだろうが、満了であっても徳島と再契約の判断を全ての選手が終えているとは考えにくい。他クラブからのオファーもまだ出そろっていない状況だからだ。となるとやはり一部選手というのは、希望者、若手、故障者と言う事になるのでは無いだろうか。


満了で再契約をしないとされる選手のリリースを早く出して欲しいところではあるが、それも選手の意向が反映される。クラブ側と選手の話し合いの上で、リリースを出すタイミングは変わってくる。満了となる選手の場合、トライアウトを受ける事になる選手は他クラブとの接触を早期に図りたいためにリリースを早めるが、既に他クラブとの交渉に入っている場合は、そのクラブからリリースを送らせる申し出が有る場合もあるだろう。故に、クラブの意図のみでリリースはできないものと考えるが、おそらくそうだろう。


ならば、複数年契約で残る選手だけでも知りたいと思うが、それをしてしまうと満了となる選手が読めてくる。故に、発表のタイミングは難しいだろう。


ただやはり、ファン、サポーターの立場からすると去って行く選手には最後に一目会いたいと、お礼が言いたいとの思いはある。難しいところだと思うが、なるべく早く知りたいと思うのがファン、サポーター心理だ。


練習が全て終わった翌週に謝恩会がある。謝恩会の日にも、まだ決まっていないと言う選手も多い。オフの間に移籍先が決まるケースも多い事から、早期の発表は難しいのかも知れない。満了の選手全員を発表して、再契約は別に発表すれば良いとは思うが、そうなれば残したい選手へ他クラブから接触される事も増えてくる。色々と考えてみても、やっぱりこういう問題は難しい。全ては推測でしか無いが、何にせよ、好きな選手に残って欲しいと思うのと、残留を望むのはファン、サポーターの一番の思いだ。