２０１４年、今年も色々な方にお世話になりました。
１年間の企画ライブを振り返ってみたいと思います。
秋以降は時間がとれず、１つ１つのライブについて記事を書くことができなかったことは誠に申し訳なく存じます。
２月１日（土）「ほとんど飲み会ライブ」
出演：「ききまたく」、佳代
＠神田・小川町『Second Step』
飲んべえで知られる「ききまたく」のお二人と佳代さんをお招きし、投げ銭で行った「飲み会」ライブ。店の都合で直前にいくつか変更点があったのは残念でしたが、出演の皆さんはそんな中で楽しいライブをしてくださいました。
アンコールのセッションが八代亜紀さんの「舟唄」！！まあ、驚いたのなんのって…。
当初サブタイトルにしていた「ゆいちゃんを『カクヤス』に走らせよう！」が諸事情により実現できなかったので、来年リベンジしようと思います。
３月３０日（日）「Flute Anniversary」
出演：優月、「ゆみなみ」（ピアノ・門田裕美、フルート・西村菜美）、松岡里果
フルートを奏でるアーティスト３組をお招きしたイベント。フルート奏者・西村菜美さんとピアノ・門田裕美さんのインストユニット「ゆみなみ」、シンガーソングライターでありながらフルート楽曲も奏でる優月さん、やはりシンガーソングライターで楽曲の中にフルートを取り入れている松岡里果さん、それぞれのフルートを満席のお客様に堪能して頂きました。
４月２５日（金）「春暁 二胡の日」
出演：「アカラ」、里地帰、「Lamu-a」、洸美（OA）
＠下北沢『音倉』
昨年１月の「新春 二胡の日」の第二弾。今回はOAに台湾出身のシンガーソングライター・洸美さんを加え、さらに充実したラインナップでお届けしました。
お客様の中にご両親がともに難病で闘病中という方がいらっしゃったのですが、その方から「出演の皆さんからすごいパワーをもらい、電車の中でも涙が止まらなかった」「疲れて自暴自棄になっていた心に新しい風を入れることができた」とコメントを頂きました。
イベンター冥利につきます。
５月３０日（金）「swordwomen」
出演：荒牧リョウ、小玉しのぶ、楠橋かおり、橋爪もも
＠幡ヶ谷『３６°５』
「swordwomen」とは「女性剣士」。そのイメージで女性アーティスト４人をお招きしました。自分で集めておきながら、それぞれの「剣」の鋭さに驚かされました。
『３６°５』の店長さんも度肝を抜かれたようでした。
男女問わず、「剣士」なアーティストは好きなので、来年以降もどんどんやっていきたいと思っています。
６月１２日（木）「ひまわりカフェ」
出演：カワミツサヤカ、emyu:&furani、洸美
＠下北沢『Seed Ship』
出演の皆様に「ひまわり」のイメージがあることからこう名付けたイベント。石垣島出身のシンガーソングライター・カワミツサヤカさん、台湾出身の洸美さん、そしてバイオリン・emyu:さんとピアノ・furaniさんの「emyu:&furani」、それぞれ全く違った持ち味でありながら、太陽のような温かさを感じさせてくれました。
アンコールで突然、出演の皆様が一青窈さんの「ハナミズキ」をコラボしたのには本当に驚きました。
７月１１日（金）「酔娘伝～suikoden～」
出演：佳代、福山沙織、鈴木結
＠幡ヶ谷『３６°５』
酒好きアーティストをお招きしたライブ。
台風の影響が心配された中でお越し頂いたお客様には心より感謝いたします。
出演の皆さんもそれぞれ事情を抱えながら、その日にしか歌えない歌を聴かせて下さいました。
「飲んべえ」企画、またやります！(つ´∀｀)つ凹
８月１５日（金）「Livertyhills Divas」
出演：浅羽由紀、青木さおり
＠自由が丘『MARDI GRAS』
アットホームなライブハウス、自由が丘『MARDI GRAS』に、お客様との距離感を感じさせないお二人をお招きしたイベント。
お盆の期間中にもかかわらず満席のお客様の前で、お二人とも素晴らしいパフォーマンスを見せてくださいました。
お店の名物・ニューオーリンズ料理「ガンボ」とともに、夏を乗り切る力となってくれたことと思います。
９月２３日（火・祝）「U-１９」
出演：楠橋かおり、荒井美結、理星
＠下北沢『Seed Ship』
１０代のアーティスト３人をお招きしました。楠橋かおりさんは力強い歌声とパフォーマンスが魅力。荒井美結さんはきれい事を拒んだ心の奥底の部分を歌にしています。理星ちゃんはピュアとパワフルを兼ね備えた「ハッピーの波」を作り出します。
全く違う音楽性ですが、将来はそれぞれが日本の音楽シーンを担ってくれるようになると信じています。
１０月３日（金）「十弦一声」
出演：「アカラ」、「The Syamisenist」
＠川崎・沖縄そば『ゆんたく』
二胡と歌のユニット「アカラ」。男性津軽三味線デュオ「The Syamisenist」。それぞれ、中国と日本の伝統楽器を演奏しますが、「アカラ」のヴォーカル中川えりかさん、「The Syamisenist」の寂空さんはいずれもかつてはロックをされていて、その音楽の根底にはロック魂が息づいています。
二胡と津軽三味線の珍しい共演ということでたくさんのお客様にお越し頂き、躍動感あるステージを楽しんで頂きました。
この日初対面だったにもかかわらず、「リベルタンゴ」「童神」「賽馬」と３曲もコラボして頂き、お客様には伝統楽器の可能性を感じて頂けたと思います。
１１月７日（金）「美ら島、美ら歌、美らかーぎー」
出演：草薙貴美、洸美
＠川崎・沖縄そば『ゆんたく』
石垣島・竹富島で１０年過ごして三線を学び、八重山民謡・オリジナルを歌う草薙貴美さん。台湾と日本のハーフ、１８歳まで台湾で育ち、現在は日本で活動する洸美さん。
八重山諸島と台湾との距離は、実は沖縄本島と八重山の距離よりずっと短く、文化的にも共通する所がかなりあります。
その八重山、台湾ゆかりのお二人をお招きしたライブ。私が事前に想像したよりはるかにお二人の気が合って、初対面なのに幼なじみのように見えました。
貴美さんと洸美さんのコラボライブは、必ずしも私の主催とは限りませんが、今後シリーズ化していくことになりそうです。
１２月１１日（木）「Christmas Angels」
出演：優月、青木さおり、Ha-co
＠下北沢『音倉』
クリスマスにふさわしい、クリスタルボイスの「Angel」な皆さんをお招きしました。
優月さんとユニットを組んでいらっしゃるバイオリンのWAKAKOさんが、優月さんのサポートではなく青木さおりさん、Ha-coさんのサポートに入って頂くという、主催も驚きのこともありました。それもあって出演の皆様は、初共演またはかなり久しぶりの共演にもかかわらず和気藹々、たくさんのお客様に温かなクリスマスイベントをお届けすることができました。
こうして振り返ってみますと、ずいぶん色々やってきたと思えます。
出演のアーティストの皆様、主催者の予想をはるかに超えるパフォーマンスをしてくださいました。主催が全く聞いていないパフォーマンスがあって驚かされることも多かったのですが、それも嬉しい驚きでした。
明年もまた、新たな局面を開くイベントを企画していきます。
今後とも皆様、どうぞよろしくお願いいたします。