柴田淳:「今、たすいちを観るべき10の理由」① | 『たすいち』劇団ブログ

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東京を拠点とする劇団『たすいち』のブログです。日々、公演情報や稽古でのことを書いていきたいと思っております。


本日ブログ担当の柴田淳です。

たすいちには旗揚げ公演『死んでる体重』から出演しています。

1234202327回公演と7回目の出演です。

たすいちの歴史は誰よりも客観的に解説できると思います。

 

そこで今回、10周年ということで、

この10年のたすいちの歴史も簡単に分かるような、

「今、たすいちを観るべき10の理由」という記事を書きたいと思います!

 

役者の宣伝というのは、

基本的に「俺が出ているから観に来て!」というものになりがちです。

その公演がどんな話で、どんな希少価値があるかが全く分かりません。

そこで、たすいち界の山本昌こと柴田淳が、

たすいちの歴史を踏まえつつ、

ネットにありがちな記事っぽく書き連ねてみようと思います。

 

【1】東京劇王・かもめ短編演劇祭準優勝

 

たすいちは、昨年劇王という20分の短編演劇コンクールで、

『透明人間、消える』という作品を作り、

東京ブロック予選・本選を勝ち抜いて、見事優勝し、

東京劇王として全国大会である、かもめ短編演劇祭に参加しました。

結果、韓国の「劇団名作とうもろこし畑」に敗れ2位に終わりました。

しかし、観客票は1位。

演劇関係者よりもお客さんに愛される劇団だと思います。

 

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ちなみに1位の劇団名作とうもろこし畑、

翌年横浜に観に行ったのですがめっちゃ面白いです。(出たい)

しかし、次回の日本公演の予定は今の所ありません。

仕方ないのでたすいちを観に来てください。

 

【2】あだち充・高橋留美子的くだらなさ

 

たすいちの作風をわかりやすく説明するなら、

あだち充のような「青臭いストーリー」と、

高橋留美子のような、「ドタバタファンタジー」をミックスした作風です。

血とか裸とか出てこない、

作家の目崎の人柄の優しさ溢れる、

最終的にイヤな気持ちにならないストーリーが持ち味です。

10代、20代前半が書く青臭さを、客観的に嘲笑うように描いています。

簡単に言えば、馬鹿馬鹿しいです!

 

【3】家族・恋人・友達以上恋人未満と観ても安心!

 

なので、大人数でワイワイ観ても安心!

エロいシーンもグロいシーンもないので、

友達はもちろん、家族で見ても、恋人と見ても、

付き合ってるのか付き合ってないのか微妙な関係でも、

気まずい思いをする必要がありません。

尖りすぎてて一緒に見た人とそのあとの空気が微妙になること、

結構あるんですよね。小劇場・・・。

クリスマスシーズンのデートの口実にも是非!

 

(続きは②で)