海が山が好きだ。
今日はアルプスにいるはずであった。
なかなか思うようにいかないのが体である。
生徒さんのお陰でアルプスに行き、

パリのルーブルで涼んでいる気分が味わえる。

アルプスを滑るのは夢だった。

まだあきらめていない。

トライトライで行く。





海は九十九里の荒海ッを木造の新船に大漁旗をなびかせて親友と二人舳の突端にのせてもらう。

波は太平洋、揺れるどころではない大きく何メートルも上下した。

最高の気分で自分の中に海の男の血が騒ぐのが分かった。

あれは最後の夏休み。

九十九里の網元にお世話になった。

網本の老人は毎日起きると水平線の雲を見るという。

読んだ雲の天気が外れたことがないそうだ。

板子一枚地獄

海の男に教わった雲の見方は山も同じだった。

山スキーでの天候の急変は遭難につながる。

だが十キロ近くのダウンヒルを滑るのは冒険だが山を征服した気分で振り返る。

シュプールが残るは新雪には感動。

仲間を連れていくときは一度は下見に必ず行く。

冬山の下見で八方尾根の頂上でガスが出てで吹雪になり前が全然見えなくなり遭難しかけた時がある。
 
ケルンという石の塔があったので方角がつかめ、命がけで国体コースを直下って降りてきた。

ケーブルの駅に出た時は真っ白な雪ダルマになっていた。


絵は姉の絵で八ヶ岳である、


秋の花展を目指したお家元の新しい立花の研究課題


黒部ダムの放流に虹がかかる

カメラ部の合宿の作品

疲れるとこの絵を見ながら白い恋人たちを聞く。