007はあまりにも有名だ。

初めて最初のシリーズを見たのは幼馴染の三人トリオである。

皆二丁目、だが歌舞伎町が怖かったので三人で行く。


007は殺しの番号だったか。

兎に角アクションとその速い展開に子供ながら驚いた。

あれから50年以上。

仲間は世界に分かれた。

家内と見つけたロシアハウス。

おなじ007ではない。

彼はスパイではなく三つ巴のスパイ戦の中から、

恋人とその家族を救う。


派手なアクションもないがその渋い演技は素晴しかった。

そのうえオール ロシア現地でのロケ。

モスクワに観光に行っている気分になれて、ロシアの景色が堪能できた。


長い航海の末に待っていた港に家族が付き、花束をもって出迎えるシーンは泣けた。

素晴しい脚本、素晴らしい演技、歳を感じさせない彼はやはりただものでないと思う。

イギリス、アメリカ、ロシアを相手にして引けを取らない。

家族を解放させる。

今度は原作を探して読もう。