2024/2/19 能登半島地震謎だらけ?

半島周辺の地震はまだずっと続きます。僕のマグマリストで8月まで埋められています。

1月1日のM7.6最大震度7による地殻変動が謎だらけと日本活断層学会長の鈴木康弘・名古屋大教授は言っています。(東京新聞)

 

従来の地震発生のしくみでは今回の地殻変動は説明できません。

僕の考える“地震発生のしくみ”

マントル内を上ってきたマグマがマントル内の高圧からモホロビッチ不連続面付近に達し低圧環境下で爆発的に膨張して地震が発生します。

 

能登半島付近は北から圧力を受けています。そこにM7.6の地震が発生して地殻の表層部が持ち上げられ褶曲して隆起、一部では亀裂が発生しました(能登半島北側海岸沿い、若山川沿いの隆起)。

半島の富山湾側では北からの圧力が一時的になくなり北に移動しました(穴水付近)。また、半島の北部はマントルの流れが北東から南西の方向に流れているためこの影響で同じような方向へ移動しています(地殻変動図)。

半島の西側の「富来川南岸断層」では、隆起と横ずれが発生しています。

 

謎解きはこれで終わります。なお、マグマは岩石分を多く含んだものから揮発成分(水・ガスなど)を多く含んだものまでいろいろあります。能登半島地震は揮発成分の多いマグマです。

図、写真は東京新聞、気象庁解説資料より

 

能登半島周辺の地殻変動図

 

珠洲市若山川沿いの隆起

 

東京新聞

ナゾ残る能登半島地震 研究者が現地調査で驚いた、前代未聞の複雑な動き「活断層リスク見直しを」:東京新聞 TOKYO Web (tokyo-np.co.jp)