2022/5/23 鳥島近海のマグマの流れ勉強

 

今日の未明(2022/5/23 0:17)に八丈島東方沖でマグニチュード(M)6.1の地震が発生しました。速報では伊豆小笠原海溝付近の震源深さが約10kmでしたので、プレート境界型の地震と思っています。

 

 

この地震のマグマは鳥島近海生まれ。マグマは南からのマントルの流れにより押されてプレートに沿って上昇したと推定しています。

 

速報値によるマグマの諸元

Flow length      420 km

Attack angle     36 deg

マグマの上昇速度比

v/v0: 1.0542 (M6前半クラスの値です)

 

図の中の青点はそのほかのマグマ地震です。まだ東に流れるのか西へ流れるのかわかっておりません。勉強を続けます。

なお、八丈島東方沖地震のマグマは主として八丈島近海で発生しており当分の間続く見込みです。

 

 

わたしは地震の発生、火山噴火はマントルから上昇してくるマグマによって引き起こされるとする『 熱移送説 』を支持しています。地震と火山噴火の予測を勉強中です。