福島のため池に高濃度汚染土 10万ベクレル超14カ所 朝日新聞20140225 | しずおかハートnetのBlog

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震災前、100ベクレル/kg以上の汚染はありませんでした。
なぜなら、そのような放射性物質は、原発内で黄色いドラム缶に詰めて、厳重に保管することが、法律で定められていたからです。

福一の事故後変えられた法律では、8000ベクレル/kgまでは、放射性廃棄物ですらないので、一般の廃棄物処分場に、ドラム缶にも詰められることなく、そのまま捨てられています。

写真にある、福島県本宮市は、地図で確認したところ、福島第一原発からは、40km以上離れた場所のようです。
37万ベクレル/kgも汚染された農業用ため池。
この周辺で行われる農業は、どうなっているのでしょう。


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福島のため池に高濃度汚染土 10万ベクレル超14カ所
朝日新聞デジタル 2月25日 7時28分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140225-00000010-asahi-soci

福島県内の農業用ため池576カ所の底の土から、1キロあたり8千ベクレルを超える高濃度の放射性セシウムが検出されていたことが県などの調査でわかった。うち14カ所は10万ベクレルを超えていた。国はため池を除染対象外としているが、農業用水を供給している池や住宅街にある池も多い。汚染土の農地流出や住民の健康被害を不安視する県は、国に汚染土の処理を求めている。

【写真】37万ベクレルの放射性セシウムが検出された明戸石池。そばに住宅や集会所が並ぶ=福島県本宮市高木

 8千ベクレルを超える汚染土などは、国の責任で処分する指定廃棄物に相当する。また、環境省は県内で発生する除染廃棄物のうち10万ベクレルを超えるのは2千分の1以下と推定している。

 県によると、県内の農業用のため池は3730カ所。県と農林水産省東北農政局は2012年2月~昨年12月、地域のバランスを考えて選んだ計1939カ所の底にある土壌を初めて調べた。

 その結果、東京電力福島第一原発事故で住民が避難した国の避難指示区域内では108カ所(調査対象の41・2%)、事故後も水田や畑にため池の水を供給している同区域外では福島市や伊達市などの中通り地方を中心に468カ所(同27・9%)から土1キロあたり8千ベクレル超のセシウムが検出された。10万ベクレルに達した池は区域内で9カ所、区域外で5カ所あり、最高は区域内にある双葉町の大南?(おおみなみさく)ため池(39万ベクレル)だった。

朝日新聞デジタルより