日本橋コースでいつもお世話になる、お茶屋「たに川」さんです。
監督さんがこの映画を撮っているという話をすると
「大阪に芸妓さんがいるんですか?」というリアクションが一番多かったそうです
戦前は2000人近くいると言われた芸妓さんも一度は街から姿を消しました。
私が初めて谷川さんにおじゃました時には
ご自分の意志で、実家のお茶屋を継がれた若旦那が
ネットでお茶屋文化の紹介を発信し続けておられました。
そして一軒だけ残ったお茶屋の「たに川」さんに2019年、約10年ぶりに芸妓さんが誕生
監督の島田拓空也さんはまだお若い映像作家さんですが
過去の作品で、複数の賞も受けられておられるそうです。
「無題」 自閉症のしんちゃんと支援する池谷先生の関係性を描いた作品
「ボーダレス霊園」 京都の山奥のお寺で、民族・国籍・宗派を問わず土葬を受け入れている話
「実をいうと、「伝統文化を守る」と言う大義名分のもと、映画化のプロジェクトがスタートした
わけではありません。
ただ、花街を舞台に、夢に向かって奮闘している千鶴さんの姿を映すことで
誰かに「エール」を送れるんじゃないかと思ったのです。
千鶴さんの姿やたに川の日常、お座敷の様子を通して、
見てくださった方がそれぞれ何かを想起し、活動の火種となることを目指しています。」
という監督さんのコメントもいいです。
多くの方のご支援があることを祈っております。
そして、出来上がった映画を見せていただくのを楽しみにしています。
今日もお越し頂いて、有難うございました。