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私は昔から、
感覚を言語化するのが上手い
とよく言われます。
感覚って、普通はなかなか言語化できません。
感じてはいるけど、言葉で説明しようとしても説明できない。
例えば、瞑想に関しても、
瞑想する時に、思考をどう扱えばいいのか
とか
呼吸をどう感じればいいのか
とか
とても言語化しずらいです。
言葉でハッキリ説明されることは、ほとんどありません。
私は普段、マインドフルネス瞑想を教えていますが、
今まで本を読んだり講座を受けてもわからなかったところが、ハッキリ言語化されていたので、ようやくわかった!
と、多くの方に言っていただいています。
なぜ私は、言語化しづらい感覚を言語化できるのでしょうか?
今日はその秘密を、少しだけ明かします。
ちょっとしたコツがあるんです。
感覚的なことって、自分ではわかっていても、言葉にしにくいですよね。
言葉にしようとしても言葉が出てこずに、モヤモヤします。
そういう時は逆に「急いで言語化しないこと」です。
急いで言語化しようとすると、だいたい上手くいきません。
大事な内容を大量に取りこぼします。
急いで言語化しようとすると、発信することに意識が向いて、外側に意識が向きます。
すると、自分の内側から意識が外れ、内側で感じている感覚を見失います。
そうなると、言語化したい元々の感覚がわからなくなります。
その状態で言語化したとしても、不正確なしっくりこない言葉になります。
感覚を言語化したかったら、言語化を急がずに、まずは内側の感覚をじっくりと感じます。
前に出たがる意識を後ろに引っぱり戻して、感覚と共にいます。
感覚を感じ続けていると、そのうち自然と、内側から染み出るように、言葉が出てきます。
そういう言葉は、無理に言語化したモノとは違って、感覚を正確に表現した、しっくりくる言葉になります。
なめらかに繊細に、感覚を表現する言葉です。
これを私は「こしあん」と呼んでいます(笑)。
じゅうぶんに裏ごしされて、なめらかになったあんこのイメージです(笑)。
「こしあん」はいつ出てくるかわかりません。
自然と染み出てくるまで、待つしかありません。
5分で出てくるかもしれないし、一時間かかるかもしれません。
一週間かかるかもしれません。
一度に全て言語化はされず、少しづつ、何回かに分かれて言語化されることもあります。
時間がかかる場合は、ずっとその感覚を感じ続けなくても大丈夫です。
言語化しよう、と一度思ったら、その後はほっといて、時々思い出すくらいでいいです。
忘れたころに、
ポン!
と言葉が出てきたりします。
私が講座を作る時は、そんな感じで作っています。
言語化したい感覚をよく感じて、言葉が出てくるのを待ちます。
すぐ出てきたら講座のパワポに書きますし、出てこなければ散歩に行ったり別の事をしたりして、出てくるのを待ち、出てきたらノートにでもメモしておいて、後でパワポに書きます。
そんな感じで徐々に作っていくと、しっくりくる講座ができます。
感覚を言語化するコツは、そんなところですね!
参考になったでしょうか?
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