来年2月頃発売予定の税効果会計完全ガイドの初校が終了しました。本の内容を紹介します。 | 日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·国家公務員1種試験経済職合格者福留聡のブログ

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日米公認会計士・日米税理士・公認不正検査士・行政書士·登録政治資金監査人・国家公務員1種試験経済職合格者 福留 聡が会計、税務、監査、政治、経済、経営、時事、主催の東京法律会計士業交流会等含め記事にします。



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税効果会計完全版の本の初校すべてを出版社から受け取り、初校が終わりました。来年2月くらいに発売予定です。全部で400ページくらいになりそうです。
初校の結果ですが、全体のページ数は、はじめにやプロフィール等を除くと下記イメージです。
上記写真が本のページの一部で、この本をイメージください。
連結納税が個別、連結の解説をしており、3社分の申告書、ワークシートがありますのでボリュームが他の章の2倍から3倍あります。
1章個別税効果 87P
2章連結持分法税効果 53P
3章四半期中間税効果 6P
4章企業再編税効果 59P
5章連結納税税効果 166P
6章IFRS税効果 23P
合計394P
値段もその分3500円~4000円くらいになりそうです。

校正2回目が1月になり、2月に出版になります。

内容は以前お伝えした通り、税効果のテーマ全てになります。前回は入門編で売上数10億円程度の上場企業想定ですが、今回は数100億円程度の中規模の上場企業想定した設例、内容で実務に最も近い内容と思われます。
各章とも実務上のステップを踏みながら、申告書、ワークシート盛りだくさんで出版されている税効果の本で最も税効果会計実務に近い本だと思います。

ぜひ購入ください。

章の構成は下記通りです。


1章個別財務諸表税効果会計 設例1つ
2章連結財務諸表税効果会計&持分法税効果会計 設例1つ
3章四半期財務諸表税効果会計&中間財務諸表税効果会計 設例1つ
4章組織再編会計 税効果会計  分離元 分離先 株主 合計で設例16
5章連結納税税効果会計 個別財務諸表&連結財務諸表 設例1つ
6章IFRS連結財務諸表税効果会計 設例1つ
また、繰延税金資産回収可能性の公開草案の内容も設例を用いて実践的に解説してあります。

この本が出たら次はIFRS実務に最も近いIFRS実務書を出したいと思ってます。



私の著書 7つのステップでわかる 税効果会計実務入門 の2度の増刷され、既に2250部発行されています。もうすぐ3度目の増刷(500部)が間近になっています。おそらく、税効果会計完全ガイドの発売と同時期に増刷する可能性が高いです。
是非購入して税効果会計の理解を深め実務資料の作成に役立ててください。


上記本は、税効果のすべての資料を理論的に理解の上、作成できる力がつきますので、興味ある方読んでみてください。

法人税及び地方税の考え方を適切に理解することで、税効果会計及び税務申告に係る全ての資料(法人税申告書及び地方税申告書、税効果会計の計算、税効果会計及び税金の仕訳、税効果会計の注記等)を作成できる。中小規模の上場企業、IPO企業の税務申告書、税効果会計資料作成向けの実務書です。
目次 : そもそも税効果会計とは何なのか/ 税効果会計の概要/ 法人税申告書及び地方税申告書の作成方法/ 税効果会計基準の実務上のポイント/ 一時差異を把握する/ 法定実効率を算定する/ 回収可能性考慮前の繰延税金資産及び税金負債を確定する/ 繰延税金資産の回収可能性の区分判定/ 一時差異解消のスケジューリング/ 回収可能性考慮後の繰延税金資産及び繰延税金負債を算定する/ 税金費用のプルーフテストを行い、税金費用の妥当性を検証する