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おはようございます
AKARIです。
スーパー台風ハギビス(19号)が日本に近づいていて、なんだか落ち着かない時間をお過ごしの方も多いでしょう。
さらに昨日某スポーツ新聞の記事で
「地球史上最大級か！全世界が注目！」なんて完全に煽った見出しで出すもんだから、アレにはちょっと悪意を感じます
アメリカも注視してる！なんて書いてあるけど、気象庁系機関はどこの国であろうと、どの規模であろうといつも注視してるって
現在台風19号は、925hPaで父島付近にいるんだけど、気象庁の大きさ表現は「非常に強い」となっております。
「非常に強い」の上には「猛烈な」ってのがある。
それをサイパンは去年経験しました。サイパンを壊滅させた台風Yutu。サイパン島に上陸した時の中心気圧は905hPa(低気圧なので数字が小さい方が強い)
結局、この台風は台湾の方に進んでいったから日本はその後注目しなかった
台風のエネルギー源は海水温の高い海。ほぼ暖かい海で囲まれているサイパンは今後も付き合っていかなきゃいけない問題ですが、海水温上昇は世界規模の問題なので日本も他人事ではない。
んで、話は戻るけど930hPaで本州に到達すると日本の気象庁は予想していますので最大級クラスであることは間違いない。
では、そのすごい台風って一体どんな感じなのかというと…
今年の夏、日本に帰った時に東京消防庁の防災体験ツアーに参加しました。
サイパン生まれの子供たちは地震を経験したことがないだろうって、ゲストが誘ってくれた。
ほぼ地震初体験のサイパン生まれキッズたちは、ギャーギャー言いながらも良い経験になったと思う。
真ん中でチョケているのはワタシ。
結果から言うと、最大級の暴風雨は東京消防庁では体験できないということ。
ま、設備の問題もあるだろうけど、真正面からどんなに強い風を一定に受けでも実は大したことなくて、本当の最大級の暴風雨ってのは、予想もしてない方向から突然突風が吹いてくるし、近くにある建物の部品が一緒に飛んで来るってのもよくある。
その飛来物ってのが1番怖いんです。
だから、報道でこんなすごい台風が来るよって時の映像で、自転車に乗ってるおじさんが吹き飛ばされるとか、トラックが横転するとかが使われているけど、最大級の台風ってのは、外出しているって言う設定ではないの！
外出してたらダメなの！
飛行機とか電車とかすでに運休を発表し始めてちょっと安心しましたよ。ラグビーの中止とかね。当たり前ですよ。やるから来るんだ。いや、本当はやってても行かないで欲しいです。とにかく安全なところに篭ってやり過ごすのが最大級の台風を迎え撃つお作法。
サイパンでも今回の台風では、台風が来る前に避難所は満員になっていたところもありました。
家が台風に耐えうる強度がないのであれば事前に避難します。
台風が到達してからは移動できないんです。
最大級ってそう言う感じなの
まず家が破損しない備えが1番。でもダメそうなら早めの避難。特に日本は川が多いから氾濫して水没ってのもあるでしょうから、そこも確認しましょう。
とにかく、台風はいつ頃到達するかだいたいわかるし、終わりも必ずあるからとにかくその間の怪我や命を守ることが最優先なんですよー！
本当に外出とかないですからね。車に乗ってもダメよ！
2015年の台風では、ちょうど風向きが変わったから、車の位置を安全な場所に移そうと乗り込んだ途端に、多分車内の圧力が変わって、後ろのガラスが吹っ飛びました
まだ3カ月しか経ってない新車だったのに
備えて備えて空振りな地域もあるでしょう。それはそれでいいの。無事だったことを喜べば。台風の期間にできなかった本来の予定なんて、台風被害にあった後にできなくなることに比べれば大したことないんです。自然被災は誰のせいでもないし、本当に悔しい思いしか残らない。
だこら、日本の皆様、Stay safe 安全な場所でどうかご無事でお過ごし下さい。
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