平安神宮奉納演舞 | MATSURI 日記

MATSURI 日記

1982年結成。創作エイサー団体「琉球國祭り太鼓」の公式ブログ。

2020年2月9日、琉球國祭り太鼓関西地区が中心となり、京都 平安神宮で奉納演舞を行いました。関西地区長からの報告です。

 

【琉球國祭り太鼓関西地区奉納演舞】

 

 平安神宮 大極殿前広場にて、開催致しました。1100年の歴史を持ち、平安京、最初と最後の天皇であった桓武天皇と孝明天皇、二人の神様が奉られている平安神宮で、鳴り物(太鼓)の団体としては初めて、私達琉球國祭り太鼓が演舞をさせて頂きました。

 

 参加メンバーは110名。関西以外からは千葉、神奈川、愛知、岐阜、三重、福井、広島より24名の他地区のメンバーも参加をしてくれた事で、これ程までの人数での演舞が実現出来ました。

 

 

 

 14時から14時半までの30分、始まりの曲はこの曲しかない、と思い演舞をしたのが、かぎやで風。神々の詩、Once Upon A  Time In Chaina、武の瀧落とし、と続き、そして最後の曲も、やはりこの曲しかない、と思い選んだのは、ミルクムナリ。目取真さんから本番前に、「奉納演舞では、1打目は神様に対して。2打目はメンバーや支えてくれる周りの方々に対して想いを込めて打つことが大事。だと、お話を頂き、その言葉を胸にその場に居る全ての人が気持ちを1つに、演舞する事が出来ました。

 

 当日の朝、それまでの暖冬が嘘の様な雪景色で、直前まで雪がちらついて居たのですが、14時には、奇跡が起きました。青空が現れ太陽の陽射しが差し込み、青空と平安神宮の緑、そして、私達の太鼓の赤と衣装の黒。全てが相まってそれは最高に素晴らしい景色でした。平安神宮のその造りは中国の影響を受けて作られているそうで、その姿形は首里城を彷彿させます。沢山のメンバーと、支えてくれる周りの方々と、様々な事にご理解ご協力を賜りました平安神宮の皆様のお陰で無事に終えることが出来ました。その感謝の想いを忘れず、これからもメンバー一同頑張って行きたいと思います。

関わって下さった全ての皆様、ありがとうございました。

 

琉球國祭り太鼓 関西地区長  梅本澄子