今年の春先、大学生の頃に借りていた奨学金の一括返済を行い、完済した。元々そこまでかつかつで生活していたわけでもないが、多少なりとも使えるお金が増えたので、どうせならこの日当たり最悪のボロアパートから引っ越そうと思った。ちょうど近場に建築中のアパートがあったので、完成&入居可の2ヶ月前には申込んで楽しみにしていた。


申込みが早かったのもあってか、旧住まいの水道&電気の使用停止、新居の利用開始の手続きを直前になってバタバタと進めてしまった。と言ってもネットで手続きすれば、あっさり使用停止手続きができたし、ガスの使用開始の立会もしてくれた。思いついたときにネットでサクッとできるとは便利な世の中だなと思った。


しかし、電気についてはちょっとゴタついた&イラついた。前置きが長くなってしまったが、今回はそれを書きたくて久しぶりに投稿したのである。



水道の利用開始&利用停止の手続きは、
「○○市 水道 解約」
「○○市 水道 利用開始」
ガスの利用開始手続きは北陸ガスエリアなので、
「北陸ガス 利用開始 」
で検索し、それぞれの専門ページにとんで必要事項を記入、手続きへと進んだ。メールや電話での確認がありすんなりと。

電気についても東北電力のエリアだったので、
「東北電力 電気利用開始」
とかで調べたんだと思う。検索でひっかかったページにとんで、必要事項の記入。しばらくして電話がかかってきた。何か確認事項があるのかなと思ったくらいだったが、どうやら東北電力ではなく、新電力会社で契約する流れになっている。なんでだろ、、、。


グーグルで検索した段階で、そのページにとんだ段階でちゃんと確認しておけば良かっただけの話。ばたばたしててそこまで確認してなかった。もし今検索できるのであれば、「東北電力 電気利用開始」で検索してみてほしい。はい、広告が3つ4つ出てくる。



で、下に行ってはいこれが東北電力の手続きサイト。


これら広告は新電力会社等との契約を結ばせる代理店、仲介業者的なやつ。
一番上はガッツリ「東北電力」って書いてあって紛らわしいし、2つ目の「東北 / 電力」って書き方がなんか突っ込まれたらいや東北電力とは書いてないですよって逃げそうな書き方でイラッとする。
でそのページにとんで、よく確認もしないで必要事項を記入した自分は新電力会社を勧められたという流れだった。

電話をしてる中で、まあ大して料金も変わらないだろうし、気に入らなかったら東北電力に切り替えればいいかななんて思って、使ってみるかという気持ちになった。クーリングオフの対象でもあるし。やたら契約すること前提でぐわーっと説明してくるし。でIHだとかお湯はガス給湯器だとか、そんな話をうんたらかんたらと話して、このプランで契約を勧めます、正式な契約書類は後日届きます、とのこと。これで問題なく引っ越し完了かなと思った。

ここまでは自分の確認ミスもあってのことなんでしょうがないかという気持ちが強かった。
電話ついででウォーターサーバーを勧められ、キャッシュバックで数ヶ月実質無料で使えるだとか、今からショートメールにサイトのURLを送るんでみてください、的な結構しつこいかんじにイラッとしたけど。要りますか?要りませんか?って聞き方じゃなくて、新居の方にお送りしても問題なかったでしょうか?って聞き方も。ウォーターサーバーを設置することが前提で話が進められる。電力会社の仲介ついでにウォーターサーバーも契約できたら美味しい的な商売なんだろな。


とりあえずここまでのイラッと点は2つ。
1.グーグル検索で出てくる紛らわしい広告
2.電話ついででウォーターサーバーを勧めてくる。


(ちなみにこれのあと、東北電力の正規の手続きサイトを見つけ、使用停止の手続きはちゃんと行った)







とりあえず、







ここまで、






ということでこの話は続きます。







新居に引っ越した頃から仕事も忙しくなり、契約書類が送られてくるとか、そんなんすっかり忘れてて一月ほどが経った。会員サイトでログインできて契約内容とかも出てくるし、電気は使えてるし、契約はできてるんだろなという感じだった。そのうち電気使用量の通知も来るだろうし、クレジットでの引き落としもあるだろう。そんな感じでもう一月が経過した。

が、電気使用量の通知も来ないし、クレジットでの引き落とし予定はない。流石におかしいと思った。

その新電力会社に電話をした。契約できてるか確認してください。会員サイトの記載事項を読み上げ、契約内容を確認してもらう。いったん保留にしての確認後、、、、、

手続き時に不備があり、契約はされていません。これから手続きを行った代理店から電話をさせます。

はい、契約されてませんでした!
ふざけないでくれよ?
えっ、わし電気無断使用ですか?
ざわざわざわ、、、、。

代理店とやらから電話。
こちらのプランの提供は戸建てが対象であり、
集合住宅では対象外なので契約できません。
東北電力さんと契約してください。


?????


散々、アパートでIHがうんたらとか、給湯はガスで、太陽光パネルがついてるついてないとか話をしてたのに、なぜ戸建てと思って手続きを勧めたんですか?契約するのに住所とかの情報も提供してて部屋番号もあるんだから戸建てとは思わんでしょ?
契約できないってわかった時点でこちらに情報提供してくれても良くないですか?
この2ヶ月分の電気料金はどうなるんですか?

とか電話口でわーわー言ってしまった。
しかし事務的に、契約できません、東北電力さんと契約してください、使ってた分の電気料金も東北電力さんに聞いてください、とかしか言わないので、わかりましたと電話を切った。


もやもやもやもや

契約できなかったら金にならないからその時点で放置なのかよ。

いらいらいらいら

新電力会社にイラッとしたというより
・あの紛らわしい広告、
・電話ついでにウォーターサーバーすすめてくる(設置すること前提で話を進める)
・契約できてないのに放置

という感じ。

その後、東北電力に電話をしていきさつを説明、すんなり手続きが済んで、遡って電気料金も支払えるということでほっとした。


最初から、ちゃんと東北電力のサイトに行って、利用開始&停止の手続きをしていれば、確認のメールが来る程度ですんなりと手続きが終わったのかなと。

時間に余裕をもって手続きしないとだなと反省するとともに、スマホで色々と手続きする際にその楽さで内容確認が疎かになってしまわないように注意しないと、と思える出来事だった。そんな反省よりイライラの方がでかいけどな。むきー。


(おまけ)
ちなみに契約キャンセル前提で、別の広告の方でも電気利用開始の手続きを試みたので、その流れも載せていく。

・必要事項を記入したところで、電話がかかってる。

・契約前提で話がすすみ、ついでにネット回線、ウォーターサーバー、保険の相談に載ってくれる会社(?)、電気利用でのよくわからないオプションをすすめられる。


それぞれの返答
・ネット回線はアパートで既設なのでいらない

・ウォーターサーバーは使わないのでいらない

・保険の相談は無料だから後日その会社から電話させる、情報を提供しますねとゴリ押し
    後日、複数の電話番号から一日に何度も着信あり。しばらく放置で止まった。

・電気利用時のよくわからないオプションも断ったつもりだったが、電話の後に決済方法を入力してください、のショートメールがくる。今年設立したばかりの何をやってるかよくわからない株式会社Nから。HPだと客のニーズに応じた、生活を豊かにするサービスを提供しているらしい。が具体的には何を提供してくれるのかわからない。

と前回とおんなじようなやり方でウォーターサーバーと+αでサービスをゴリ押しされた。

加えて、やり方が汚いなと思ったのがこれ。電気料金の支払い方法をクレジット決済にしたのだが、電話の後にショートメールを送るのでそこで決済方法を登録してくださいと言われ送られてきたショートメール。決済方法を登録してください と URL と 会社名 のみ書かれたもの。あれさっき契約すると行った新電力会社と名前が違うぞ?と思ったら、その会社が先に書いた生活を豊かにするサービスを提供してくれる株式会社N。断ったのにも関わらず、しれっとよくわからないオプションを契約させようとしている。しかもこのショートメールの翌日に、新電力会社から決済方法を登録してくださいのメールが来た。電話の直後に送られてきたものなら、さっき電話で言ってた決済方法の登録のやつだな、とあまり確認もせずに誤って入力させ、契約させてしまおう的作戦なのかと。汚いやり方。

その後、新電力会社に電話を入れ、この申込みはキャンセルしますで終わった。
 
終わり!

ちなみに今回新電力会社の名前は伏せてますが、最初に登場したのがEで、2つ目がGという会社でした。どちらかというとその新電力会社自体というより、その仲介業者のやり方にイラッとした話をでしたね。でもこういうやり方を使って客を集めてる新電力会社も同じですかね。

甲子園球場で行われる本戦より、そこへの切符をかけた都道府県予選会の方が断然面白いと思える人間である。



高校生の時。
予選会の会場となる野球場が自宅から、自転車で20分の距離にあったこともあり足を運んだ。

部員数ギリギリの9人でなんとか参加した高校、部員不足で他校との連合チームで参加した高校、などなど。

初戦や2回戦はそんなチームと強豪高校が当たったりする。

歴史シミュレーションゲーム「信長の野望」では、小さい国を好んで選び、全国統一を目指すくらいに下克上というのが好きだった自分は、決まってそういう高校を応援した。

ベンチに控えはいなかったり、いても1、2人程度、スタンド応援席ではマネージャー女子が太鼓を叩き、指揮をとって保護者と一緒に応援しているような高校。

そんな高校が部員数30,40人を越えるような高校に勝ったのを観た時は、かなりの興奮を覚えた。



毎年、予選会に出場する全ての高校を紹介した新潟大会展望号が発刊された。
部員数ギリギリだったり、連合チームであってもしっかりページがさかれて紹介されている。
そんな情報もじっくり読みこんで、うっすい仲間意識をもって観戦する流れ。
展望号だけでなく、ネットでも小さい記事があったりするのでそういうのも読んでた。



そうして観戦に望む。
投手の彼が助っ人だらけの野球部の中で、キャプテンとしてチームをまとめ、大会参加に漕ぎ着けた、数少ない正式な野球部員か。
外野の彼が中学まで野球をやってて高校進学で辞めたけど、助っ人として参加してる部員か。



結果として、めっためったに負けることもある。
コールドゲームももちろんある。
連打連打、そして落球や連携ミスでの失点も重なる。
そんな中でも、なんとかもぎりとったアウト1つでさえも、彼らの努力が少しだけ実ったようで、嬉しくなる(ただ観戦しにきた人間だけど。)



県大会を勝ち進み、甲子園大会に出場するには相当な努力がいる。
でも全国に進んだ勝者(強豪校だと全国出場はスタートラインとか言われて怒られそう)だけが、成功したものとして称賛されるのは嫌い。
甲子園球場でプレーする選手は輝いているけど、同じく予選会でも沢山の選手が輝いているんだよな。

格好いいことを言いたいわけではないけど、これが甲子園大会本戦より都道府県予選会の方が断然好きな理由だったりする。
小さい輝きだって確かな輝き。



中学までは毎日テレビの前で甲子園の中継を観ていた人間は、高校3年間ですっかり予選会しかみない地方大会好きの人間になっていた。
ちなみに大学進学とともに大学のリーグをみるようになった。
あんなに好きだった金属バットのカキーンというより音よりも、木製バットの乾いた音が好きになり、高校野球はほぼみなくなった。
興味の対象はあっさりと変わっていく人間である。
野球観戦が好きというのは変わらずあるけど。



近所の予選会会場では、いつも近隣高校が交代制で掃除やチケット売り、もぎりを手分けしてやっていた。
チケット売りエリアの脇には決まって大きな模造紙に印刷されたトーナメント表が貼り出されていた。
他球場の結果も随時記入されるため、試合の合間時間などにはいつもそこそこ人が集まっていた。
ネット検索すればトーナメント表より早く試合の進捗情報・結果はみれるけど、なんだかんだ現地観戦しに来た感も出るため、足を運んでいた。


で決まって、“情報通おじさん”に遭遇した。
これは自分が勝手に命名したものである。
おじさんは決まってトーナメント表の右脇に立ち、頼んでもいないのに色んな高校や今後の試合のことをトーナメント表に群がる人々に話し始める。



何が情報通なのか。



先に書いたように、自分は新潟大会展望号やネット記事なんかも好んで読んでいたから、そこそこの情報は頭に入っていた。
おじさんもきっとよく読んでいたのだろう。
展望号やネット記事に書いてあることを、あたかも自分だけが知っている有力情報のように喋りだす。

「◯◯高校のA選手は、怪我を乗り越えて調子がのってきている“って△監督が言ってた”」

まるで自分がその高校の監督と仲が良くて、自分だけがその話を聞いたような口調で話す。
いや、違う。それは展望号に書いてあったやつじゃんか‥。

トーナメント表に集まるおじいちゃん達は不思議とその話に耳を傾ける。
逆に質問したりもする。
展望号とか見ないからきっと新鮮な話なのかもしれん。逆にそんなおじいちゃん達から質問されることもある。
が、情報通おじさんの情報源はあくまで展望号やネット記事まで。だからそれより深いことは答えられない。
決まって、書いてあることを口調を荒らげて何度も繰り返したり、曖昧なことを語尾を弱めてゴニョゴニョと話して終わる。

そんな光景がなんだかんだ好きだった。
雑学王みたいな、沢山持ってる情報を多くの人にアウトプットすることで優越感に浸ってる感じの人間と、
情報が溢れる社会でも、田舎すぎて入ってくる情報がテレビか新聞か、だけのおじいちゃん達。
なんか情報通おじさんが変な勧誘話を初めても、おじいちゃん達はうまく騙されちゃう気がした。

いつか、その情報通おじさんに、それ展望号に載ってたやつ、ネット記事に載ってたやつ、ってツッコミを入れてやりたいと思っていたが、すっかり足が遠退いた予選会会場の球場。

あのおじさんは今でも情報通おじさんを続けてるのだろうか。

あれから10年近く。
今夏は久しぶりに行ってみようかな。
はじめからわかっていた。
日本のストリップ劇場で、自分がステージに求めているものはきっとないだろうと。
しかし、例え違ったとしても実際に目でみて確かめることを大切にしたい。
そんな感じで社員旅行で向かったハワイにて、ストリップクラブに3日連続で行った。



ハワイ到着初日の夜。
ストリップクラブの開店は夜8時。店の場所を確認した後、近くの店でパイナップルの挟まったハンバーガーを頬張った。

開店時間となり店前に行くも、オーナーがこないからまだ開けられないと待ちぼうけてるスタッフ。路地裏には踊り子とみられる女性達が集まっていた。
自分と同じく社員旅行でハワイに来たという日本人4人と一緒に待つこと約20分、女性スタッフが来て開店。
先程の女性達はやはりここの踊り子でこちらにハーイと手を振りながら店の階段をぞろぞろと登っていく。

店に入るとカウンターがあり、脇にはアダルトビデオやグッズが並んでいる。入場料25ドルを払い、サービスのドリンクを受けとる(2杯目からは有料)。


『店の基本情報』
○店名…クラブ ハワイ バイ ナイト
○店のHP…https://clubhbn.com/
○住所…339 ROYAL HWN AVE #200 HONOLULU
ロイヤル・ハワイアン通りにある免税店「Tギャラリア by DFS」のちょうど反対。
この建物の2階。1階は両替所(レートが良く色んな所でおおすすめされている両替所の1つ)。3階は実弾射撃の店。
この通路をすすみ、
階段を昇り、
到着。

○値段…入場料25ドル(ドリンク1杯サービス)HPによるとこれは観光客料金らしく現地の人は10ドルらしい
○開店時間…夜8時~
○システム&過ごし方…初日の夜は自分を含めて日本人客が多く、場内での過ごし方が日本語で書かれたラミネート紙が回された。それによると、

・ステージ周りの席に座った場合は踊り子が自分の所に来る度に1ドル+αのチップを渡す

・後ろの椅子に座った場合はチップを渡さなくても良い

・プライベートダンスは1曲40ドル,2曲60ドル,3曲80ドル。内容は後述。

・店内での喫煙は不可(でも踊り子は可らしい)

・入店時に手首に押して貰ったスタンプを見せればその日は出入り自由。
・ドリンク2杯目からは有料で、ソーダ/水 2ドル、ジュース 3ドル、ビール5ドル。気に入った踊り子にドリンクを奢る場合は1杯20ドル。
・この店のHPによるとハワイでは唯一の踊り子がフルヌードになるストリップクラブらしい。
以上。





踊り子は、ロッカールームにて衣服を脱ぎ、ランジェリー姿になる程度。だから開店時間ぎりぎりの出勤でも大丈夫なのか。踊り子はみんなランジェリー姿で、小さなバックをもって場内へ。ステージに立つ踊り子以外も、場内の椅子に座ってお客とだべったり、プライベートダンスに誘ったり。

プライベートダンスとは…場内の周りに計10個ある小部屋で行われるダンスで、踊り子がマンツーマンで踊ってくれる。小部屋にはドアや仕切りがないので、場内からは普通に中が見える。(おっぱいパフパフとか疑似騎乗位とかそういうのをやってくれる感じぽかった。)踊り子が誘うこともあるし、客側から声をかけても良いらしい。





そしてステージが始まる。
踊り子1人の持ち時間は曲2曲で、2曲踊って交代、2曲踊って交代をひたすら繰り返す。その2曲は踊り子の持ち曲という訳ではなく、たまたま流れている2曲に合わせて踊っている感じ。

基本どの踊り子もポールを使うが、特にレベルの高いことはしないし、何かポーズを決めて拍手が起きるということもない、軽く登って回る程度。

だいたい1曲目で踊り、2曲目で脱ぐ感じで、2曲目が終わって3曲目に入ると、踊っていた踊り子はステージ内のチップをかき集め、次の踊り子はポールを布で拭いて、という感じで交代。これをひたすら繰り返す。

嬢が入れ替わるタイミングで時たまDJお兄さんが何かをいいながら“オイシイ!”、“サイコウ!”と言っている。日本人客向けのやつなのか。



踊り子のタトゥー率は高いし、乳首にピアスをつけている踊り子も結構いた。黒人の踊り子は陰部に沢山ピアスをつけていて、それを見せられた時、思わず声が漏れてしまった。

すごく綺麗なでも明らか自然な形じゃないお椀型なおっぱいの踊り子。よくよく見ていたら乳房の下にはばっくりと切った跡があった。



自分を含めた日本人客は、とりあえずステージ周りの席に並んで座り、先程の説明書に書いてあった通り、踊り子が自分の前に来たら1ドル札を渡す、を律儀に繰り返した。1枚でもセンキュー、センキューとくり返す踊り子もいれば、もっと頂戴とアピールする踊り子もいる。
(1ドル札なので気軽に渡せる)

1枚でサービスパフパフ、バストやヒップへのタッチをする踊り子もいる(おさわりは禁止というルールではあるが、踊り子側から許可があればバスト&ヒップに触れて良い。というかどの踊り子も触らせてチップを稼ぐという形をとる。陰部は不可。)

しばらくして入ってきた外国人客が色々なチップの渡し方を披露してくれた(勝手にそう思った)。どうやら常連客っぽい。

札を宙にひらひらっとばらまいたり、
踊り子のランジェリーに挟んだり、
踊り子に投げつけるようにまいたり、
札束を掌にのせて手裏剣のようにシュシュシューっと。

ただただその凄さを見せられていた。

踊り子も盛り上がり、もっとチップを頂戴とばかりにパフパフや疑似騎乗位だのをその客の前で繰り返す。おさわりも激しくなる。

当然ながら踊り子はチップを沢山貰える方が嬉しいだろうから、こちらの日本人客側にも来てくれるが、次第にそちらの常連客の方で踊る時間の方が長くなる。お金が物言う世界。





話しは変わり、踊り子のステージについて。

踊り子は踊り初めからランジェリー姿であるため、日本のストリップである、着物を徐々に脱いで魅せる、脱ぎかけのエロさ、みたいなものはない。
踊り子自身も特に魅せるような脱ぎ方はせず、わりとあっさりと脱いでしまう。

ダンスについても、何か考えられたものがあるわけではなく、流れている曲に合わせて妖艶なダンスを踊るのみ、特にテーマもない。
(当然ながらその中で、魅せ方、客のテンションのあげ方、チップを沢山貰うための煽り方、とかそれぞれにテクニックはあるのだろうけど。)

そのため、日本のストリップ劇場でテーマやメッセージ、ストーリーを考えながら一つ一つの作品としてステージを観劇している自分からすると、何か物足りなさを感じてしまう。
が、きっと楽しみ方が違うのだろう。そう、この店はストリップ“劇場”ではなく、ストリップ“クラブ”である。ストリップはストリップでも違うものを求めてしまってるんじゃないかと気づいた夜。

初日は試しということもあり、1ドル札をちびちびと渡し(それでも100ドル近く)、一時間半くらいの滞在。ホテルに行く最終便のバスに乗って帰る。





2日目夜。
気に入った踊り子さんはいたし、昨日の常連客のあれがここでの楽しみ方ならそれを試してみればいいじゃないかと再来店。

入店と同時にもっているドルを全て1ドル札に両替。お札数える機械でびゃーと1ドル札を数えて渡される。およそ100枚。

前日の常連客のように手裏剣シュシュシュをお気に入りの踊り子さんにやってみる。踊り子さんは当然喜ぶけど、なんでしょう、なんか違うという気持ちになる。性に合わないというか、自分にはこういう楽しみ方がまだわからない?

少しして後方の椅子に座っての鑑賞に変更。昨日よりも視野が拡がり、色々と気づきながら観れた。

踊り子によってチップの差はかなり大きい。ステージ周りの席では客は毎度1ドル渡すというルールであるため、ばらまき客がいるかいないか以外で、チップの枚数にそこまで差は出なさそうだがそうではない。

ある踊り子が踊る時はステージ周りの席、ある踊り子の時は後方の椅子に移動ということが可能なため、2曲踊ってチップ0枚という踊り子も出てくる。
ステージ交代の段階で次がどの踊り子かを確認しての席移動があるのだ。

逆のパターンとして、こういうのもある。
後方の椅子で座って観ていたが、踊り子からのアピールによって、前方の席に移動して沢山チップをばらまくという流れ。
この流れはみていて気持ち良いし、こういうチップの貰い方が出来るのも踊り子のテクニックなんだろうと。


そういえば、昨日からステージには立たないで、ひたすらプライベートダンスに客を誘う、他の踊り子よりやや年増しな踊り子がいる。
この踊り子が客を誘う動きをみせた後、他の踊り子もぞろぞろと動き出す。そういう暗黙のルール的なものがあるのか。彼女はボス的な存在なのか。
でも彼女の誘いの成功率は相当に低く、次いで客を誘った他の踊り子が、次々と客と小部屋に行く。なんか切ない。





そして最終日の3日目夜。
社員全員での夕食後、そそくさと退散してクラブへ。の前に下の両替所で諭吉さんをドルに。80うんドルくらい。入店して全部1ドル紙幣に替える。

お気に入りの踊り子は自分が連日来ていることに気づいてくれる。そして今日が最後の夜と?聞いてきたので、そうだと。

昨日の手裏剣シュシュシュみたいなのは性に合わないので、後方の席でひっそりと鑑賞。
各踊り子のステージが終わる度に立ち上がり、揃えた札束をそっと差し出すことを繰り返す。
ステージ前の席に座って出せばこちらに寄ってきて、色々とサービスしてくれるが、それよりもこの方がしっくりくる。
当然お気に入りの踊り子には沢山渡す。


最終日はお気に入りの踊り子のステージを3回みて退散。帰り際、その踊り子に手元にあった1ドル札をまとめて渡すと、ハグをしてきたのでそれでお別れ。
そんなこんなで3日トータル300ドルくらいのチップを使った。買い物食事は全部クレジットだったからここで使うために日本円をドルに変えたようなものだった。

そういえば今日もあの年増しの踊り子は相変わらず売れてなかった…厳しい世界だ。



ネットで調べてる範囲で、自分がストリップに求めているものがここにはきっとないだろうと思っていた。けど、違うジャンルのものとしては楽しめたと思う。でも、やっぱわたくしはストリップ“劇場”の方がいいかも。いや、実はまだこういう“クラブ”の本当の楽しみ方を知らないのかもしれない。日本のショークラブにも行ってみよう。
そんなことを思いながらこの記事をだらだらと書いた帰りの飛行機。
ゆきなさん&西園寺瞳さんの周年ラバーバンドと共に。
夜の帝王。

今回は自分のミニマルな生活、工夫についてまとめました。自分自身が今現在どんな生活をしているかという記録的な役割を含めています(2019年夏現在)。そのため必ずしも読者にとって読みやすい親切な記事になっていませんので悪しからず。


以前ちらりとツイートしたが、2019年7月時点でのわたくしの自宅アパートの部屋。ものがないから晒したから何?という部屋です。
春先の感じがこう。
ものがないので変わったところを探すのは容易、布団からベッドになった。ニトリで安く買ったもの。変えた理由は後述。と、日常的にこんな感じで生活している。



適当にまとめる。

『掃除はフローリングワイパーと粘着ローラーで』
大学入学で一人暮しをはじめた頃、雑巾のみで掃除を行っていた。が、Uターンで湿気の多い新潟に戻ってきて、気になったのが雑巾の生乾きのにおい。そこで使い捨てのフローリングワイパーに。乾燥タイプではなく湿っているタイプを利用、拭き掃除も兼ねる。当然ながら掃除機はもっていない。



『床は全て露出させておく』
布団を使っていた頃は上記写真のようなマットを敷いていたが、ベッドに変えてから常に床に敷いているものはない。洗濯物もコロコロのついた物干しに干しているので移動可。他に部屋にあるものと言えば炊飯器の小さな台のみ。
床露出最大のメリットは掃除の楽さ。前述のフローリングワイパーをささっとかけるだけで簡単に終わる。ざっと3分位なので、お湯を沸かしている最中に、夕食を温めている最中に、とささっとできる。



『ベッドにしたメリット』
何もない部屋の隅にポツンとあったWi-Fiの無線機をうまく隠せた。他にも。雪国で湿度が高く、布団を湿気から守り清潔に保つのは大変。敷いていたマットも時々めくって干さないと、湿気でカビが発生する可能性大だった。それを解決する意味合いもあってベッドに。敢えて簡易的なベッドにした理由は、ベッド床が格子状の網なことで、湿気によって嫌な臭いやカビがベッドマットに発生するのを防ぐため。



『家にゴミ箱なし』
玄関近くに、地域指定の燃やすゴミの袋、プラスチック包装容器用の袋、ペットボトル缶類の袋が3つ置いてあるだけ。毎度そこに捨てるからゴミ箱を置く必要なし。捨てる場所はそこのみで、常にそこに捨てる習慣がつくのでゴミで部屋が散らからない。



『収納の利用率は?』
部屋にある収納の利用率は50%
下の白ボックスは服と私物の小物類。
(※2020年正月、白ボックス1つは空になり無くなった)
(※2020年春、もう一つも無くなりました)
上のボックスは卒アル等の思い出の品。
あとはスーツと会社の冬制服等がかかっていて、
ティッシュ等消耗品とアイロン等々ある程度。

収納の反対側は、利用率50%なので当然ながら空。

その他の収納
流しの上は空です。
下は、ゴミ袋と清掃用具が軽くあるのみ。
この隣のコンロの下にも収納があるけど米があるのみ。



『皿は大きめの皿4枚』
大きな白い皿4枚で対応。味噌汁は写真に写ってないけど茶碗有。それ以外は全てこの皿でまかなう。どの皿を使おう?という選択肢がない、同じ形大きさだからかさ張らない、枚数が少ないから洗うの面倒くさいで放置できないため、すぐに洗う癖がつくなどのメリットあり。


『冷蔵庫の中身は?』
なんでこの大きさの冷蔵庫買ったんだろうという程度の量しか入ってない。最近は醤油もソースも置かなくなったので、調味料は昆布つゆのみ。ソースや醤油はスーパーで惣菜買った時にそれに使う分だけ貰えばいいというスタイル。
ちなみに今は、出張に出てて自宅に帰るのは2週間にいっぺん。自宅をはなれる度にブレーカーを落として行くので当然ながら空です(笑)



『会社服は?』
基本的に服は干しっぱなし
(写真は出張先のレオパレスにて)

・会社の作業着兼制服×3着、
・肌着(夏場はエアリズム冬場はヒートテック)×3着
・タオル×3
・靴下×3
・下着×3

基本これだけ。作業着が同じもの3着なのは当然だけど、肌着・下着・靴下も全て同じもの、色で統一。いつもローテで着るものだし、作業着の一部だと思えば逆に統一されてないと違和感あり。3枚をひたすらローテで使うので畳んで収納する必要もなし。タオルもニトリで3枚一組のまとめ買い、ローテで使う。ユニクロ品はリーズナブルで、同じものを長期に渡って入手できるから重宝。1着ダメになったとしても同じものを補充できる。

他、夏場は寝巻としてユニクロで500円で買ったTシャツ2枚を毎晩ローテで変える。この安さなので一夏使いきれば良しの考え。特に高いものでもないので思い入れもなく簡単におさらば。



『私服は?』
もっている服は、
・Tシャツ6枚
・パーカー2着
・春夏用シャツ2枚
・秋冬用厚手シャツ1枚
・青デニム2本
・黒デニム2本
・赤のアディダス1足のみ

パーカーとシャツは白で統一、服はコムサを愛用。デニムは青、黒それぞれ同じ型番のものを2本ずつ。靴に強い色をもってくることで上に着るものの色がかなり絞られるかなという理由で赤。と言っても既にパーカーやシャツを白で統一してしまったので、色の組み合わせを気にするのはTシャツの柄だけになってしまったけど。
私服通勤の仕事じゃないし、着るのは週末だけだから、これだけあれば十分。着る服を迷う必要もないし、組み合わせも気にする必要なし、関東に遊びに行くにしても単純に×泊数分の服をリュックに詰めるだけ。

余談。デニムは4本全てウエスト27インチ(68㎝くらい?)。ウエストには少し余裕があるが、長距離陸上選手だったために太ももがたくましく、これより細いと太ももが入らない。組み合わせを考えて厳選した4本ではあるが、太ったら履くズボンがない、だから太れない、太るな!という自分に与えた厳しいルールでもある。



『日常的にもってる鞄の中身』
上の写真のB5サイズのケースの中に
・薬ケース(常備薬やマスク、使い捨て歯ブラシ等)
・モバイルバッテリー
・イヤホン
・保険証等を入れたケース
・簡易裁縫セット(無印良品で購入)
・通帳
が入っている。
それとは別に、顔の保湿化粧水、夏場であれば汗拭きががトートバッグに入っている程度。
会社に行くときも出かける時もいつもこのチャムスの鳥さんトートを持っていく。
いるものを最小限にまとめ、常に同じものが入っているので、あれを忘れた、入れ間違えた等なく、急ぐときでもトートバッグを持っていくだけ。
ちなみに財布に入っているカードは免許証・クレジットカード・キャッシュカードのみ。ポイントはドコモ民なのでdポイントだけ貯めているが、dポイントはスマホで完結するのでポイントカードは財布の中になし。
関東に出かける時はお馴染みのこのリュックだけど、基本的には前述のように泊数の服を入れ、このトートバッグを入れて準備完了。直ぐに出掛けられる。


はい、とりあえず終わります。
好き勝手まとめてしまい、読みづらくてすいません。
気が向いたら加筆修正していきます…

久しぶりに原宿の竹下通りを歩いてきた。
目的は黒人の客引き。
 
 
2年前も文章まとめてたけど、あまりにも稚拙なのでざっとピックアップ。
 
①黒人客引きが多い場所→JR原宿駅から竹下通りに入り、セブンイレブン原宿竹下通り店があるあたり。
 
②連れていかれる店→セブンイレブン前の道ではなく、少し進んで斜めに入る道をいった先。赤い柱の建物。ここに少なくとも8店あり。
 
この建物。
 
③店内→服と帽子の店。専らパチもんだけだと有名。
 
④客引きが声をかける対象→修学旅行生とか、竹下通りに初めてきた、不慣れそうといった人が多い印象。修学旅行生は制服着ていてわかりやすいし、少し強くでれば怖くなって買ってしまうのかなと。
 
 
 
 
今回まわっての印象は前よりも圧が弱くなったかなと。
 
相変わらず、
アニキかっこいいね!
アニキに似合う服あるよ!
安くするよ!
って声かけてくるけど。
 
前は肩に手を回してきたり、腕つかんできたりがあったけど、今回は握手とグータッチぐらいだった。
 
 
 
店には相変わらず値段の表示一切なし。
この辺の棚の商品はいくらだよみたいなのも。
 
で、これいくら?って聞くとおなじみの流れ。
電卓出してきて、
これいくらね!
ここから30%オフね!、
でもお兄さんかっこいいから
(朝だから、天気いいから…その他いろいろ)、
半額にしてあげる!
の流れ。
 
基本値段聞いても、口頭では教えくれなくて、電卓持ち出してそこに入力してみせてくるか、いくらもってる?って逆質問される。
 
 
 
前よりも圧が弱くなった印象の理由はこれかなって。
 
自分があまりにもじっくり店の品をみるもんだから、
お兄さん、ユーチューバー?
隠しカメラある?
って言われた。
 
なんで?と聞くと、
 
ユーチューバー知ってる?
動画撮ってネットにあげる人。
店の中撮る、悪いこと言う。
僕たち迷惑してる。
もしお兄さんがそれだったら訴えるからね!
店の中カメラいっぱいあるよ。
 
とのこと。
 
一時期、祭りのくじに当たりはないというYouTube動画が話題になって、こぞって色んな人が似た動画をあげる流れがあったけど、それの黒人客引きverかと。
 
あとで検索してみたけど、有名ユーチューバーか否かは別として、結構多くの人が動画をあげてた。そういえば、自分もみた気がする。
 
歌舞伎町のぼったくり店にわざと潜入しました、とかも同じ流れだと思われる。
 
YouTubeっていきすぎた動画投稿で問題にもなるけど、こういうことで微力ながらこういう店にとって脅威になってたりするのかなとか。いきすぎたことするとネットで晒されるよ、みたいな。今時テレビよりも影響力あったりするかも知れないし。
 
あとYouTubeみてる若者って相当数いるから、注意喚起にもなるかなと。特に地方からの修学旅行生には。
 
でも修学旅行で竹下通りに行く可能性があるなら、事前に学校側からこういう店があるから気をつけて、みたいな説明があってもいいと思う。自分も田舎育ちだけど、田舎の子供はほんと純粋で、人を疑ったり、ぼったくりなんて概念がなかったりするから。
 
 
 
話は変わり。
ここで売ってる服はパチもんばかりというのは有名な話だけど、絶対まとめてどっかから仕入れて、別々の店で販売するって形なんだろなって思う。だって、わざわざ別の店として営業する必要ある?ってくらい同じものしか置いてないから。
 
どこの店にもあるブランドといえば、
・THRASHER(スラッシャー)
・DOPE(ドープ)
・HUF(ハフ)
ってとこが定番なのか。これ系のブランドはそう詳しくないけど。
 
大体どこの公式サイトや通販サイトをみても各ブランドのTシャツ1枚4000円位が相場。
ここらの店で大体最初に提示される値段はTシャツ一枚9000円↑で30%offになって6000円↑。
でよくわからない、朝だから割引、お兄さんかっこいいから割引、雨だから割引で半額の4500円とか。
これだけ値引かれて本来の値段とどっこいどっこいか若干割増。で、パチもんの可能性大。値段設定アホすぎ。
 
 
 
 
 
最後に余談。
今年のトレンドは、手にもつ小型扇風機と、タピオカドリンクみたいですね、タピオカ片手にインスタ映えが量産されてた。
 
自分の親が子供の頃かな、山梨の清里に聖子ちゃんカットで行って、ペンションに泊まって、アイスクリームを食べる的なやつ。あれみたいな感じなのかなと。
 
今都内じゃアホみたいにタピオカ店できててどこでも買えるし、別に地方民でも都内に出なければ飲めないってものでもないのに。でも竹下通りで長い列並んでタピオカドリンク飲むのが流行りなんでしょう、よくわからない価値観だけど流行りとはそういうものなんでしょう。
 
でも、ちゃんと然るところに捨てましょね。すごーく汚かった。
 
 
また、近いうちに歩きたいですね。
今度はどこがパチもんなのか具体的に見て回れるくらい勉強して笑
この記事は、台東区上野のピンク映画館 上野オークラ劇場に併設してる、上野特選劇場について書いた記事です。
(右側の階段をのぼった先に上野特選劇場はある)
 
階段をのぼると、見えるのが券売機。500円ワンコインでピンク映画をみれるのが売りなので選択肢は料金500円一択。発券機隣のカウンターでもぎりのおっちゃん(昼間はおばちゃんのことが多い)に券を渡す。
 
入場→発券→もぎりという段階で既に感じる視線。物色されている、こいつはありかなしか。一緒に遊びたいか否か。ロビーを歩いていても感じる視線。そして既に後ろをつけられていたり。
 
トイレに入ったなら、隣にやってきてこちらを覗きみる。股間の方に視線がいってる気がしなくもない。
「お兄ちゃんかわいいね…」
なんていうのは序の口で、
「個室で僕のオ◯ニーみてくれない?」
「僕のち◯こしゃぶってくれない?」
という誘いも。
「どっかで美味しいもの食べて、その後ホテルに行って楽しいことしよう」
なんて連れ出しの誘いを受けたこともあった。
 
 
一応言っておくが、ここはいわゆるハッテンバ(男性同性愛者の出会いの場所)。
 
 
自分が初めて特選劇場に行ったのは、大学卒業を控えた大学4年生の1月。大学卒業で関東を離れてしまう前に色んなストリップ劇場を巡っておこうという時で、その日はシアター上野に行った後だったとの記録がある。
 
オークラ劇場の3本1300円(学生料金)も一般の映画館で映画をみるよりはるかに安い。が、はじめから時間的に3本観れないとわかっているのなら、新作の上映がなくても1本500円はかなりお得なのではという考えから。
 
オークラ劇場内でも、女装やおじさんに声かけられたりすることもあったが、対処には慣れていたので、特に警戒することなくすんなり入場した覚えがある。
 
 
場内の様子はこちらの記事を。
 
 
何度も足を運んで映画鑑賞をするとともに場内を観察した中で気づいたことをぞろぞろと書いていく。
 
ロビーの様子。この人みたことあるなという人が何人もいる、というかオールナイト上映の土曜夜はおんなじ人ばかりな気がする。ロビーの椅子はその人専用かというくらい同じ人が座ってる気がする。
 
 
トイレ脇のスペースは女装する人の着替えるスペースのような使われ方をされている。しきりがあってやや暗くなっている感じがそのために用意した場所といった印象を与える。
 
トイレは男性用のみ。当たり前か。個室は2つあり、ドアにはご利用の方はスタッフまでお声がけくださいと書いた貼紙。オークラ劇場の方だと、女性用トイレはスタッフさんがもっている鍵で開けてもらうスタイル。開けてもらってる女装をみたことあるが、ここもそんな感じなのか。奥の個室はいつも鍵がかけられている気がする。スタッフさんが解錠しなければ使えない。
 
オークラ劇場も独特な雰囲気だが、特選劇場は更に凄い。まずはにおい。椅子の下にティッシュが散らかっていることからもう何のにおいなのかはわかりますね?
 
上映と上映の間にスタッフさんの清掃が入るが、回を重ねるごとにその量も増え、しまいにはスタッフさんも全てをきれいに片付けるのも諦めるといった感じ。特にオールナイト時は昼間からの分がたまりにたまってという印象。
 
自分が特選劇場で映画鑑賞をする時の定位置がある。何かものを置くためのスペースとして作ったのか、それともハッテン行為のために作った何かしらのスペースなのかはわからない。場内入り口の反対側の壁沿いにあるちょうど座れる位の高さの段が定位置。
 
場内には下着のままふらふら動き回る人間、アダルトショップで売っているようなジョーク品の下着を身につけた人間。冬場には下着一枚上裸にロングコートという出で立ちの人間も。
 
座席は上野オークラ劇場と同じ。首の辺りから革のカバーがかけてある感じだが、そのボロボロ具合がひどい。それをオークラ劇場の座席と比較したり、開館して10年も経ってないことを考えたりすると、ここでいかにハードなことが行われているかがわかる。
 
さらに。年数が経った建物のドアで、人が長年押していた所の塗装が剥げたり捲れてたりしてるのをみたことがあるでしょう。特選劇場では壁がその状態。人の腰の高さくらいの所だけ綺麗に塗装が落ちてて、それが場内の壁ぐるっとといった感じ。その理由はおそらくこれ↓
 
ハッテンする人達は座席に座ってするばかりじゃない。場内の席が決して満席でなくても、立ち見の人が多い。フ◯ラなり、手◯キなり、それ以外にも壁に寄りかかって行為をする。それで擦れるものだから、腰の高さあたりの壁の塗装だけきれいに剥げてるのかと考えられる。
 
後方には手すりがある。そこで行われているのは痴漢プレイ。女装が立ってて、その回りに人が集まり、太ももをさわったり、スカートの中に手を入れたりと。必ずしも女装だけが触られる対象ではないが。
 
先日こんな人間もいた。手すりの場所で、ズボン下着を脱ぎ、下半身に何も纏わない状態で自慰。時々周りをちらちらみては自慰を続ける。みられることに快感を覚える人間なのだろうか。
 
フ◯ラや手◯キというのは、オークラ劇場でもあることだが、先日の出来事を。
 
最前列に移動した女装とじいさん。女装がスカートをめくり下着を脱ぎ始めたと思ったら、隣でじいさんが自慰を始めた。やがてじいさんは立ち上がり、始まったのはア◯ルセ◯クスだった。女装が座った状態でM字開脚し、じいさんが中腰でぶつを入れようとする。さすがにそれは、と思ったが場内は特に騒がしくなるわけでもなく、スタッフさんが注意しにくるわけでもなく。
 
 
映画を観にくる人間の方が変わった人間である、というのはオークラ劇場でも時々感じるが、ここでは変わった人間ではなく完全に場違い。
 
オークラ劇場では時々いきすぎた行為で、場内の一部に人だからができ、騒がしくなるとスタッフさんが注意しにくることがある。でもここではそれを1度もみたことがない。
上映前に、スリに注意してください、貴重品はしっかりと身につけて、と呼び掛ける。ロビーの喫煙エリア以外でタバコを吸っている人がいると、タバコは決められた場所で、と注意してるとこもみたことがある。
でも、それは1度もみたことがない。
 
ここはそれが容認されている場所なんだなと。
 
 
映画館でありながら映画館ではない場所。
成人映画館の体をとった別の場所。
それが、上野特選劇場。
 
右端大きく500円の文字が見える。
 
2018年12月結にて夏木りりかさんが引退し、ストリップ鑑賞の軸となると踊り子さんがいなくなってしまった自分。

年が開けてからは東北の現場への出張もあり、GW10連休前には3結に池袋ミカド劇場に行っただけだった。

迷走の旅(軸となる踊り子さんがいないから)と会社の上司に名付けられたGWストリップ旅。SNAからはじまって横浜ロック座、まさご座、東洋ショー劇場、晃生ショー劇場と巡り、踊り子さんの新規開拓と魅力の再発見を試みた。

そんな中で出会ったのが、ALLIYさんの引退作という名前の作品。

制服で登場。衣装はそれだけ。というシンプルさが、ミニマムな生活をしている自分好みだし、青春、学生、別れ、というテーマが良い。
はじめてALLIYさんをみた浅草ロック座での第一印象はいかにもダンサー。それを存分にみせてくれる激しいダンスと、毎度毎度この演目の時に感じる、場内が盛り上がってお客さんの手拍子にも力が入っているのがぐわーっとやってくる心地よさ。

そんなALLIYさんの引退作。
自分がストリップを観始めた大学4年生の2年前、ALLIYさんはストリップ劇場にはのっておりませんでした。
2018年3月に復帰されて、
はじめてALLIYさんをみた浅草ロック座、
そして今年のGWに出会った引退作。


前にもこんな感じ
で呟いてるけど、ほんと出会いって不思議なものだし、こういうことがあるから劇場に足を運んで色んなステージをみたいと思うのかなと。

同じくGWスト旅1日目。
SNAでみた星崎琴音さんの「風車」
別れと出会い の記事参照。
夏木りりかさん引退でのお別れがあったからこそ、このステージに巡りあえて。



卒業や引退というと別れだけど、それは新たな出会いの予感であり、いつかまたどこかで会えるかも、な可能性であり、そんな思いを巡らして、やっぱり一つ一つの出会いってとっても大切なものなんだなと。今後もそんな出会いを求めて、遥々新潟の地から劇場へ足を運びたいと思う。



あと、やっぱり笑顔の素敵な方、好きです。

 

先日、衝動的に書いた文章を。まとまりがないけど、でもそれがその時に感じたものそのものだと思うからそのまま載せます。

 
踊り子さんって踊って衣装を脱いでポーズ決めて去るっていう流れを基本とした演目をいくつももってて、その中で失恋の話とか新たな旅立ちとか何かしらのテーマを設け、それをステージで身体を使って表現する。人って言葉で伝えても全てが上手く伝わるわけじゃないから、当然踊り子さんがステージの中で伝えたかったものがストレートに客に伝わるかといったらそうじゃないと思うし、客それぞれで捉え方に違いがあるのも常。それも楽しみの1つ、何を伝えたいのかって考えていつもと違う視点でみてみると新たな感動があったり。
 
今回のGWストリップ1週間旅の初日、29日の新宿ニューアート。昨年末に引退した、大好きだった踊り子さんのある演目を他の踊り子さんが引継いで披露してた。解釈は人それぞれだからこれが正しいとかって訳じゃないけど、この演目は、天国にいった近しい人に天国での暮らしはどうですか?、遠く離れていてもあなたのことは忘れません、笑顔で過ごしてください、というお話だと自分では解釈している。
 
引退した踊り子さんの演目を、引退の時に同じ劇場にのっていた踊り子さんが引き継いで披露してくれた、しかも引退の時と同じ劇場で。これ自体、旅の計画を急遽変更して1日早く都内に出て劇場に駆けつけたくらい嬉しかった。でももっとぐっとくるものがあった。演目をみてる中で、踊り子を引退して新たな道を進んでいったその女性に、元気ですか?あなたのことは忘れません、風が吹く度にあなたのことを思い出します、笑顔で過ごしていてください、というメッセージが、ステージ上の踊り子さんから伝わってくるようで。
 
単に衣装と音源と小道具を引き継いだだけなんて話ではなくて。この演目がこの踊り子さんに物凄くしっくりきたのも、きっとこの演目を引き継いでもらうなら彼女が適任って考えがあったのかなって。想像でしかないけど、きっとそうだと思ってる。その女性の温もりとともにステージ上の踊り子さんの温もりも感じて。
 
初めて引退の場に出くわした年末から、引き継がれた演目が披露された場に初めて出くわした今回、また1つストリップの良いところを見つけた気がする。
出会ってからたった一年半の時間だったかもしれない。けど、年末の別れがあったからこそ今回の出会いがあって、ストリップの良いところに新たに気づけて。1つ1つの出会いはとってもとっても大切なものなんだよ。

 
 

※この文章は2018年にTwitterにて投稿したものを加筆修正したものになります。

 

平日の午後に行って来た。ドアを開けて入ると、来店を知らせるベルが鳴り、ラブホ等である小さい窓口の窓が開く。スタッフさんの顔は見えず、見えるのは手だけ。入場料は2000円で、それを渡すと「良い出会いがあるといいですね」と言われ5円玉が戻ってきた。だから実質入場料は1995円。

 

 

 

【場内の様子】

場内はこんな感じ。

1階席と2階席がある。2階席に行くのに別途料金はかからず、2000円(1995円)を払えば自由に行き来できる。入っての第一印象は暗い、とにかく暗い。映画館的な暗さではなく、ただ電気を落として真っ暗にした感じ。目が慣れれば周りが見えるというレベルではなく、手探り、そして足元を一歩一歩確認しなければ歩けないほど。そんな感じなので端っこの席に座っていた人の脇を通る時にその人の存在に気付いてめちゃくちゃビビった。

 

そんな暗さの中に、スクリーンの明るさと、複数置かれた灯油ストーブの明るさ、そして至る所に設置された灰皿の近くで喫煙している人のタバコの燃える火、があるだけ。

 

最前列はストーブを囲むようにやや緩いカーブを描いてソファーが設置されている。その後ろにはスクリーンと平行にソファーが設置されているが、なぜか衝立で区切られている。行為が他の人に見られないようにするためのものなのだろうか。その後ろからは普通の映画館のように座席が設置されている。1列10席で3列あった。綺麗に並んでいるのでしばらく気づかなかったが、車の座椅子だった。よく見れば形や大きさがばらばら。そこらから集めてきたものだろうか。下の方で固定してあった。ただ車の座椅子だけあって座り心地は抜群。

 

そして一番後ろ入り口の所には、どういう意図でこうしているのかはわからないが、ブラウン管のテレビが置かれ、スクリーンで流している作品とは別の作品が流れていた。

 

 

次いで2階席。2階席には1度ロビーのような場所に出て階段で向かう。座席は2列で前列が椅子、後列がソファー(だった気がする)。2階席もとにかく暗かった。階段上のわずかなスペースがとにかく暗く、そこではおそらく行為が行われていた。また、階段上スペースにテレビが設置されており、スクリーンに背を向けてみる形となっている。暗くてほとんど見えないが、視線を上の方にやると◎での行為が見えるはず。またテレビから流れていたのはスクリーンや1階席のテレビのものとは違い、どうやらゲイ向けのアダルトビデオ。

 

【もろもろ】

◯外出時間…スタッフに言えば、1時間以内で外出可能らしい。

◯客…1階席2階席合わせて10人ほど。

◯上映作品…続きの記事➁のAVの感想みてください。

◯ハッテン行為の有無…男性に後ろから抱きつかれそうになった。また2階席では確かに行われていた。

◯場内入口にAVのパッケージが陳列されていて、3000円ポッキリで購入可能とのこと。これは過去にスクリーンで流したものを売っているのか。MAX-AというメーカーのDVDが多かった。またロビーでは中古のポスターが1枚500円で販売されていた。

◯画鋲悪戯用のポスター…画鋲悪戯用とあり、こちらのポスター以外へのいたずらは御遠慮くださいと注意書きが。S気の強い人が女優のポスターに画鋲を刺して快感を得るのだろうか。そのポスターの女優の口とおっぱいの所に口紅のキスマークがついていた。

◯小便禁止…他のお客様の迷惑となりますので用を足す際はトイレまで行ってお願いしますという貼り紙が。まああの暗さだとそこらでしててもわからないよな。

 


【上映作品&ポスター等】

上映作品はこんな感じ

 

 貼られているポスターの色あせ具合や2010なんて数字もあることから、ずっと前から貼りっ放しなような気がする。でも貼っていないとやっているのかやっていないのかわからないから、とりあえず貼っているという感じかな。と思ったけど、この日からちょうど半年後くらい(2018‐10)に再度営業しているかどうかを確認しに行ったら一応貼ってあるポスター変わってました(笑)

左のスクリーンを彩る女優たち2010のポスターはお気に入りなのか変わっていなかったけど。因みに自分がこの中で知っているのは、ピンク映画&ストリップでもステージを観たことのある鈴木ミントさんのみ。

 

 






 成人映画館だと思ったら、成人映画どころか映画ですらないAVを流しているだけの‘館’だった場所。市販のAVを流しているだけでも”上映”といえるのかな…。そもそも成人映画館の定義って何?AVを流しているここをなんと呼べば?おまけにそこそこな量のAVとかポスターを販売してるからいよいよ何の場所なのかわからない。こういう形で残っていることに何か意味があるのかな。おそらく商売としてはそこまで利益はないだろうけど、ハッテン場としての一定数の需要の中で何とかやっている場所なんだと思う。ピンク映画を3本立てで上映なら何度も来るんだけどな。

 



あと気になったことを最後に。

あの暗さの中で灯油ストーブを複数焚いて、至る所に灰皿があって煙草を吸えるのはいかがなものかと思う。出火の可能性もそうだし、あの暗さだといざ出火した時に中にいる人は素早く非難できるのだろうか。おまけにこの建物のある新潟市の古町エリアは建物同士が密着して建っている場所だからな火災時の燃え移りとか考えると怖くなる。

 

 

ちなみに、映画監督の佐々木浩久さんのツイートによると、この場所がピンク映画の上映を止めてAVの上映に変わったのは2015年頃らしい。

https://twitter.com/hirobay1998/status/672264466797453313?s=19



追記

映劇大要は、2019年8月22日にて閉館しました


 

 

三陸道の整備工事。
 
自分の会社が下請けで入ったのは工事終盤の1ヶ月程度だった。それでも県外から来ている業者が多くいた。自分達も新潟から来た県外業者。確認しただけでも岩手や秋田などの隣県は勿論のこと、北海道、山形、埼玉、などから来ていた(九州からもいたらしい)。当然、工事の進捗によって業者は入れ替わるし、自分ら担当現場の周囲でも別工事がいくつも進められていた。
 
 
そう考えると、災害復旧やそれに関連する工事が始まってから、これまでどれだけの県外業者が被災地に入り、彼らの宿泊費や食費等で、ここにいくらのお金が落ちたんだろうというのが最初に考えたこと。
 
 
県外業者は当然どこかに泊まって現場に出る。自分たちは地元建設会社が災害復旧宿舎として建てた飯場に寝泊まりをしていたし、ビジネスホテルに泊まったり、アパートを短期契約で借りたり、色々な方法で寝床を確保する。
 
食事の面でも飯場やホテルで提供してもらったり、昼飯はコンビニで買ったりする。お昼時、現場近くのコンビニには県外ナンバーの工事車両が所狭しと駐車場に並び、レジには長蛇の列。そんな光景が毎日続いていた。
 
三陸道の整備工事に限らず、災害復旧やそれに関連する工事は急ピッチで進んでいる印象だった。ここで一つ思うのは、県外業者が多く入ってきてる今だからそれなりのお金の動きがあるのでは。
 
震災を理由に遠方へ引っ越していった人も多くいるし、それによる人口減少もある、それにともなう高齢化とかも。その中で、災害復旧やそれに関連する工事で至る所に入ってくる県外業者はきっと貴重な存在だと思う。
 
こんな急ピッチで進めなくても、、、もっとゆっくりやればいいのに、、、なんて声を現場の業者さんの会話の中でも聞いたけど、こういう面での考えでもあったのかなと。でもいずれ工事は一段落を迎え、県外業者が去っていく時は来る。その時に、今ほどの賑わいや潤いを保っていられるか。そこが勝負なのかも。
 
 
 
ちなみに地元の建設会社についても、災害復旧工事が終盤を迎えるにあたり、次の記事のような状況が待っているよう

<震災8年>被災地の建設業者 復興需要反動減へ地固め(河北新報)  https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190313_12003.html

 
建設会社に就職したことで、震災についてこういう視点でもみるようになったけど、厳しい時がくるんだね…。
 
 
 
※具体的なデータがあるわけでもなく、調べたわけでもなく、自分が現地にいって感じたこと、考えたことです。何か関連するデータや資料がありましたらコメントにて教えて下さい。
 
まとまりがないけど、 三陸道の整備工事で気仙沼・南三陸町に行ってきた話 はおしまいです。