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ポンチ。@fruitponchiage先日東洋ショーでみた作品は 引退作 という名前の演目。自分がストリップ観始めた後に復帰され、さらに1年経って会えた演目。本当に出会いってのは不思議なもんだし、一期一会ってこういうことなんだろなって思う。
2019年05月12日 09:03
先日、衝動的に書いた文章を。まとまりがないけど、でもそれがその時に感じたものそのものだと思うからそのまま載せます。
※この文章は2018年にTwitterにて投稿したものを加筆修正したものになります。
平日の午後に行って来た。ドアを開けて入ると、来店を知らせるベルが鳴り、ラブホ等である小さい窓口の窓が開く。スタッフさんの顔は見えず、見えるのは手だけ。入場料は2000円で、それを渡すと「良い出会いがあるといいですね」と言われ5円玉が戻ってきた。だから実質入場料は1995円。
【場内の様子】
場内はこんな感じ。
1階席と2階席がある。2階席に行くのに別途料金はかからず、2000円(1995円)を払えば自由に行き来できる。入っての第一印象は暗い、とにかく暗い。映画館的な暗さではなく、ただ電気を落として真っ暗にした感じ。目が慣れれば周りが見えるというレベルではなく、手探り、そして足元を一歩一歩確認しなければ歩けないほど。そんな感じなので端っこの席に座っていた人の脇を通る時にその人の存在に気付いてめちゃくちゃビビった。
そんな暗さの中に、スクリーンの明るさと、複数置かれた灯油ストーブの明るさ、そして至る所に設置された灰皿の近くで喫煙している人のタバコの燃える火、があるだけ。
最前列はストーブを囲むようにやや緩いカーブを描いてソファーが設置されている。その後ろにはスクリーンと平行にソファーが設置されているが、なぜか衝立で区切られている。行為が他の人に見られないようにするためのものなのだろうか。その後ろからは普通の映画館のように座席が設置されている。1列10席で3列あった。綺麗に並んでいるのでしばらく気づかなかったが、車の座椅子だった。よく見れば形や大きさがばらばら。そこらから集めてきたものだろうか。下の方で固定してあった。ただ車の座椅子だけあって座り心地は抜群。
そして一番後ろ入り口の所には、どういう意図でこうしているのかはわからないが、ブラウン管のテレビが置かれ、スクリーンで流している作品とは別の作品が流れていた。
次いで2階席。2階席には1度ロビーのような場所に出て階段で向かう。座席は2列で前列が椅子、後列がソファー(だった気がする)。2階席もとにかく暗かった。階段上のわずかなスペースがとにかく暗く、そこではおそらく行為が行われていた。また、階段上スペースにテレビが設置されており、スクリーンに背を向けてみる形となっている。暗くてほとんど見えないが、視線を上の方にやると◎での行為が見えるはず。またテレビから流れていたのはスクリーンや1階席のテレビのものとは違い、どうやらゲイ向けのアダルトビデオ。
【もろもろ】
◯外出時間…スタッフに言えば、1時間以内で外出可能らしい。
◯客…1階席2階席合わせて10人ほど。
◯上映作品…続きの記事➁のAVの感想みてください。
◯ハッテン行為の有無…男性に後ろから抱きつかれそうになった。また2階席では確かに行われていた。
◯場内入口にAVのパッケージが陳列されていて、3000円ポッキリで購入可能とのこと。これは過去にスクリーンで流したものを売っているのか。MAX-AというメーカーのDVDが多かった。またロビーでは中古のポスターが1枚500円で販売されていた。
◯画鋲悪戯用のポスター…画鋲悪戯用とあり、こちらのポスター以外へのいたずらは御遠慮くださいと注意書きが。S気の強い人が女優のポスターに画鋲を刺して快感を得るのだろうか。そのポスターの女優の口とおっぱいの所に口紅のキスマークがついていた。
◯小便禁止…他のお客様の迷惑となりますので用を足す際はトイレまで行ってお願いしますという貼り紙が。まああの暗さだとそこらでしててもわからないよな。
【上映作品&ポスター等】
上映作品はこんな感じ
貼られているポスターの色あせ具合や2010なんて数字もあることから、ずっと前から貼りっ放しなような気がする。でも貼っていないとやっているのかやっていないのかわからないから、とりあえず貼っているという感じかな。と思ったけど、この日からちょうど半年後くらい(2018‐10)に再度営業しているかどうかを確認しに行ったら一応貼ってあるポスター変わってました(笑)
左のスクリーンを彩る女優たち2010のポスターはお気に入りなのか変わっていなかったけど。因みに自分がこの中で知っているのは、ピンク映画&ストリップでもステージを観たことのある鈴木ミントさんのみ。
成人映画館だと思ったら、成人映画どころか映画ですらないAVを流しているだけの‘館’だった場所。市販のAVを流しているだけでも”上映”といえるのかな…。そもそも成人映画館の定義って何?AVを流しているここをなんと呼べば?おまけにそこそこな量のAVとかポスターを販売してるからいよいよ何の場所なのかわからない。こういう形で残っていることに何か意味があるのかな。おそらく商売としてはそこまで利益はないだろうけど、ハッテン場としての一定数の需要の中で何とかやっている場所なんだと思う。ピンク映画を3本立てで上映なら何度も来るんだけどな。
あと気になったことを最後に。
あの暗さの中で灯油ストーブを複数焚いて、至る所に灰皿があって煙草を吸えるのはいかがなものかと思う。出火の可能性もそうだし、あの暗さだといざ出火した時に中にいる人は素早く非難できるのだろうか。おまけにこの建物のある新潟市の古町エリアは建物同士が密着して建っている場所だからな火災時の燃え移りとか考えると怖くなる。
ちなみに、映画監督の佐々木浩久さんのツイートによると、この場所がピンク映画の上映を止めてAVの上映に変わったのは2015年頃らしい。
https://twitter.com/hirobay1998/status/672264466797453313?s=19
追記
映劇大要は、2019年8月22日にて閉館しました
🍍ポンチ🍍@fruitponchiage新潟の成人映画館もどき 映劇大要 は、2019年8月22日にて閉館したようです。これで新潟に成人映画館はなくなりました。といっても、ここは5,6年前からAVを流しているだけの‘館’でしかなかったので、ピンク映画の上映をやめた時点で新潟の成人映画館は消滅してたのですが。 https://t.co/3hqLQh62jf
2019年08月24日 20:49