皆様へのお願い
【オンライン処方】
*DHEAは再開しました。
*現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
〈生殖関連の裁判例〉
2回流産歴がある、
不育症女性。
3回目の妊娠で出血、
妊娠32週で、
大量出血と破水で、
緊急帝王切開。
前回の記事
前回までのまとめ
⬜︎ 女性Aは、
昭和24年8月15日生まれ
⬜︎ 昭和54年・55年に妊娠して、
2回とも流産。
<3回目の妊娠>
昭和58年
2月14日 Y病院受診
妊娠の診断 (予定日10月6日)
2月17日 出血
2月19日 出血
Y病院入院
安静・黄体ホルモン療法
3月3日 出血が止まる
3月11日 退院
3月16日 再度出血
4月28日 流産の危機を脱する
7月17日 出血
7月18日 「切迫流産」の診断
7月22日 多量の出血
前置胎盤・胎盤早期剥離で入院
7月31日 出血がおさまる
8月3日 外泊許可
8月4日 自宅で出血
8月5日 病院に戻る
8月12日 出血が止まる
【 8月16日 】
1:15 出血
20:50 破水・多量の出血
【 8月17日 】
0:35 手術室に移動
1:32 帝王切開で女児出産
32週6日 2320g
17:00
テスト哺乳 ブドウ糖5% 5cc
20:00
ミルク5cc
23:00
ミルク5cc与えるが、飲まず
【 8月18日 】
0:00
ミルク5cc
3:00
ミルク5ccを与えたが、
吸う力が弱く、
飲んだ後に口・鼻にチアノーゼ発現
→ 足裏と背中を触って刺激し改善
24.他の新生児に授乳
⬜︎ チアノーゼが消失した後は、
看護師長は、
女性Aの病室に行って、
女性Aの様子を見たり、
他の新生児に授乳したりしていた。
25. 30分後戻った時
⬜︎ 午前3時30分ころ、
看護師長は、
新生児(女性Aの子ども)の顔面に、
チアノーゼが現れ、
無呼吸状態に陥っていることに、
気付いた。
26.気管内の吸引
⬜︎ 看護師長は、
直ちに、気管内の吸引をした。
⬜︎ しかし、気管内には、
異物が詰まっているような状態はなかった。
27.医師に連絡
⬜︎ その後、
酸素マスクを、
新生児の口に当てて酸素を投与し、
同じビルの、
4階に住んでいるY医師に連絡した。
28.新生児の死亡
⬜︎ Y医師は、
看護師長の連絡を受けるや否や、
直ちに新生児室に駆け付け、
新生児に、
強心剤を注射し、
心臓マッサージを行うなど蘇生術を実施。
⬜︎ しかし、
新生児は回復しないまま、
午前3時55分ころ死亡した。
医学的解説:元々弱っていた
まず、新生児の状態は、
生まれる前から母体に続いていた出血で、
『子宮内にいる時から、
栄養と酸素が十分でなかった』
事がわかります。
そして、
生まれた直後から、
輸血を行い、
酸素状態の観察・酸素投与、
血液検査、
心臓のエコー検査など、
様々な治療と検査が必要です。
医学的解説:飢餓に追い込まれ死亡
しかし、
これらを全て行わず、
これらが出来る施設へも搬送していない
です。
そのうえ、事もあろうか、
15時間半の断食で、
新生児を飢餓状態にし、
ミルクを全部で、
たったの10~15ccしか、
与えていません。
やがて、
ミルクを吸う力も、
呼吸をする力も失われていき、
目を離されているうちに、
死亡していた
という事になります。
医学的解説:看護師はなぜ1人?
弱った状態で生まれ、
さらに出生後も弱った状態に、
追い込まれて、
死亡しています。
そもそも、
看護師がなぜ1人しかいないのか、
人数としてもおかしいです。
医学的解説:気管内吸引
気管内吸入をしても、
気管に何か詰まったわけではなく、
呼吸を自力でする力が、
なくなっていった
と考える方が妥当です。
また、少なくとも、
チアノーゼが起きていた直後に、
30分も目を離しているので、
もうすでに死亡していた
と思われます。
これはひどいです。
LINEでのご相談・ご連絡は無料です。
LINE:
Tel:03-6416-1595
E-mail:
yudai_kono@kinoe-legal-law.com
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚
ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察(セカンドオピニンオンを含む。)ではありません。
直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。
当院の医師の診察(セカンドオピニオン含む。)をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。
また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。
(メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。)
✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚ ✽.。.:*・゚✽.。.:*・゚
当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。
当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。
上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。
実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。
当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。
✽+†+✽――✽+†+✽――✽+†+✽――
医療法人社団 岩城産婦人科
北海道苫小牧市緑町1-21-1