カレーライスとラーメン そして旅する私の巻 | おぐりん呑み旅 ひとり旅

おぐりん呑み旅 ひとり旅

一人旅…。
それは 大切な時間
切符を持って 列車に乗れば
昨日までの
自分はちょっとお休み…
そう 私は旅人…
素敵な出会いを求めて…。

 
皆様 旅先では
何を召し上がりますか?
私ですか?
私の場合 飲食以外
他に何の楽しみの無い
既に枯れた人間ですから
食こそが重要
勿論 名物名産を
無理矢理でも頂きますよ!

旅には交通費がかかります
ちょくちょく行ける訳でも有りません
短い時間で 旅の足跡を
ぎゅっと残さなくてはならないのです


更に淋しい一人旅
笑顔弾けるパートナーなんて
傍に居ない訳ですから
帰宅後見返す写真は
景勝地と料理のみなのです
此れってちょっぴり切ないのですよ

ですから
せめて旅での食事は
名物名産の料理で
アルバムを華やかにしたいのです

という事で 私
例え体は肉を欲してても
お粥さんを食べる覚悟なので有ります
(何が私をここまで追い詰めたのでしょう…)

さあ 其処で思い出して下さいませ
今回の私の旅
ブログを遡って見返して見ますと


刺身に煮付け焼き魚
〆に頂く海鮮巻
成る程
和歌山の海に浸かった魚達しか
頑なまでに 
口の中へ
通しはしてませんね
其れにしても
狂った様に 魚ばかり食ってますね
完全に何かに取り憑かれている様です…

然し乍ら こうも続いて
繊細な お魚の味に相対していれば
私の鈍感なお口では
流石に疲弊してしまいますね
ですから 
魚以外の名物料理も
当然食べてますよ

という事で今回
酒無し旅のグルメ編で
夏旅最終回と致します。

魚を鱈腹堪能したお口が
次に欲する 有名なグルメ有りませんかね?
有りました!
今のお口と胃袋に
ドンピシャどストライクの頂き物が!
ラーメン
和歌山ラーメンですよね!

井出商店

以前新横浜ラーメン博物館に出店して
和歌山ラーメンと言うカテゴリーを
全国区にしたお店ですね
有名店ですから
一見の観光客の私にピッタリですね
きっと料理の写真もインスタ映えしますよ
些か目的が偏ってきてますが
兎に角
飛び込みましたのです


店内満席
知らぬ者同士が相席で
袖ぶつかり合いながら
黙々とラーメン啜ってますね
むせ返る程の豚骨臭の中
キビキビと客を回す従業員
此れぞ 
老舗の人気店ならではの活気
嫌でも期待しちゃうじゃないですか!

特製中華そば

こんもりとチャーシューが
隙間なく丼を覆い
メンマとおネギが脇を固め
お花のナルトが
可愛く咲いてるではないですか、

顔にモクモクと立ち上る湯気が
なんとも食欲をそそります
思いっきり湯気で
深呼吸したら
早速頂きますよ!



豚骨醤油のスープ
一口目はガツンと豚骨の濃厚な味わい
食べ進めるに連れ
醤油の旨味がぐっと追ってくる感じで
後を引くスープですね
麺は細めのストレート
噛み締めた時
小麦の香りが立ち
スープと相まって
新たな味わいが口の中で広がりますね

其処に
肉感とトロトロ具合が
堪らないチャーシューを
リズム良く合わせて行けば
罪悪感を残してスープを底まで飲み干し
官能のまま速攻で完食です!

魚だけではない
和歌山恐るべしと唸る
ラーメンでした!

なお 交通費かけないで
井出商店のラーメンを頂こうとすると…





…此の様になりました
皆様 交通費は無駄では有りませんよ



続いては 
東京への新幹線を待つ間
名残惜しく
難波辺りをぶらぶらとしている時に
ふらっと立ち寄ったお店


此処もまた有名店ですが
良い感じです
自由軒


料理サンプル大好き!
小さい頃
デパートの最上階にあった大食堂を
思い出しますね
小さな僕の目線の高さに合わせて並んだ
フォークで持ち上げるナポリタン
クリームソーダにちょこんと添えられた
真っ赤なさくらんぼ…
ワクワクしながら
見つめていたものです



此れカレーですよ
名物カレーなんですよ
大きさが揃えられた
ご飯と牛肉と玉ねぎが
初めからカレーと混ざり合ってます
その上に生卵が
此れから始まる私の一仕事を待って
プルプルと揺れて居ります

成る程…
其処にソースをお好みで回し掛けましてと
ふむふむ…
ぐっちゃぐっちゃに混ぜ合わせる訳ですね!




はい!完成!


混ぜ合わせる事で
スパイスが効いた
爽快な辛味が
米粒に満遍なく
コーティングされてます
具材は玉葱と牛肉ですが
米粒より小さいく揃えて有りますので
ルーと米粒との纏まりを助けてますね
うん ワンスプーンで
名物カレーの醍醐味が味わえますよ!

カレーにソース
カレーに卵
今では当たり前のトッピングですが
此処が元祖だそうですね
成る程
玉子のマイルドさ
ソースでコク
楽しいお味に仕上がってますね

其れに
ご飯にルーがかけられた
所謂普段頂く
カレーライスと違い
ご飯とルーの割合を考えて
消費する進行具合を心配しなくても良いですね

大阪別れ飯
串カツとビールにも惹かれましたが
自由軒でカレー
大変満足致しました!


と言う事で
只今唾液垂れ流して
旅のアルバム見返してます
……
……
こらこら
景勝地も見返して下さい!

以上 旅の栞 これにて完結。


皆様 どうやら夏旅
年内にどうにか間に合いました
長期間に渡り
お付き合いくださいまして本当に
有難うございます。