今日は東千葉CCで
ゴルフゴルフ晴れあせる




素晴らしい天気晴れでした。



ゴルフは

天気
メンバー

そしてコース


これで楽しみが何倍にも変わりますな。




夜は、母親と、義理の母親と3人で

おでんを食べに。



う~ん


86歳と、77歳。


わしが若く感じる。





親孝行はできるときにしておきましょう。




しかし、年をとったら

間違えなく女の方が

元気ですな。



奥さんと息子は学校の用で別。


高一の娘は

「おでん食べに行くか?」

に対し、一言。


「お父さん、おみやげ買ってきて」




娘には勝てまへんな。





さて、多数ご質問いただいた


最近の失格、降着問題。

特に

『異議申し立て』

をした、幸騎手について



今まで、あえて触れてきませんでした。


多少、ご期待に添えない答えになると思いますが



今の気持ちを書かせていただきます。





まず、立場をはっきりさせておきたいのは


わしは評論家ではないし


予想屋でもありません。




【馬主】です。




それをご理解下さい。



だから、今、

率直に幸騎手に対して思うことは



「報知杯フィリーズレビュー、ニシノステディーの騎乗を頼んでおいたのに、
騎乗停止になりやがって、

うちの馬の騎手はどうすりゃいいんだ…プンプン雷




まず、幸騎手が騎乗停止になった時に思ったことです。




騎手が


それも乗り馬が多い騎手はまず、

自分が正しいとか
失格基準がどうのこうの言う前に



多くの関係者に迷惑をかけています。




ニシノステディーは上手な先行をしないと
持ち味が出せない馬で




出走が決まった時点で

幸に頼みOKをもらった馬。



これで予定は狂った。






「それは西山さん、あまりにも馬主の身勝手だよ」



と言われるかも知れないけど


馬主の本音です。




わしは若いころ


父の西山正行の側で


幾多のトラブルを目の当たりにしてきました。




昭和60年
朝日チャレンジカップ(GⅢ)

ニシノライデンは
一着失格。


検量室前で、優勝馬の肩掛けをはずしたのは
一生涯忘れません。




父の西山正行は

一言も文句も愚痴も言わないで

わしに一言

「茂行、帰るぞ」



一着賞金3000万をふいにしても
誰にも何も言わない父を見て



(これが馬主か…)




と思ったのを覚えています。





それから2年後。






昭和62年
春の天皇賞

ニシノライデンはゴール前で斜行し


ハナ負け

2着失格。


(失格で賞金0、降着ではありません)




またまた約4000万をふいにしました。




この時も父の西山正行は


一言も言わず帰りました。



帰ろうとするわしら
西山牧場一行を


走って追いかけてきたのは

ニシノライデンで失格した

田原成貴騎手でした。




当時は花形騎手。




マックスビューティで
オークスを控えていました。



だから本人にもあの失格は痛かったでしょう。




マックスビューティのオークストライアル(GⅡ)は
乗り代わりで1着




しかし、本番オークスは
田原成貴で勝ちました。



あのオークスで田原成貴が勝ったときは

妙に嬉しかったなあ…ニコニコニコニコキラキラ





話を戻します。




西山正行を追いかけてきた田原成貴が言った言葉は…





『西山さん、申し訳ありませんでした。』




と丁重に謝ったあと





『ニシノライデンと言う馬は、実はよれる時が一番走るんです。
今まで、気を付けてはいましたが、天皇賞のゴール前で、そんなことを考えるわけにもいかずに、思いっきり叩きました。すみませんでした。』




すると西山正行は田原成貴に



『君はそれで悔いはないんだろう』



『はい、ありません。』




すると西山正行はちょっと微笑んで



『ごくろうさんでした。
次の宝塚記念もよろしく頼むよ』




『ありがとうございます』






そんな会話があったのを正確に覚えている。






(後日、ある馬主が一着失格になった時に、検量室で、騒いだことがあり
それを見ていた騎手たちが田原成貴に

「西山さんは天皇賞2着失格になった時に、何も言わずに静かに帰って立派だったなあ、田原はいい馬主の馬に乗ったよな」
と言われ、喜んだ田原成貴がわしに電話してきたことがありました。)







今回の幸騒動について
言えば



その時代のルールがあって



ニシノライデンのころは
降着がなく
失格だけ




そして当時は外人騎手も
地方からの転入騎手もいなくて




その時の暗黙のルールの中でのプレイだ。




そこを侵せば

馬主に迷惑がかかる。




田原成貴のようにきちんと馬主に謝って



理解してもらうことが先ではないか?





プロ野球の

ストライク、ボールの判定だって


人間がやること



テレビを見ていて
おかしいなあ…





と思うことはしょっちゅうじゃないですか…ニコニコニコニコキラキラ




まあ、幸もここまで来たらとことんやったらいい。




わしはゆっくり乗馬はあっても


競馬のレースに乗ったことはないので




本当のところはわかりません。





それしか言いようがないことをご了承ください。





明日は第二水曜日。





東京馬主協会理事会の日です。




議題盛りだくさん。




忙しい一日になりそうです。