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4/29(月)
あっという間に過ぎてゆくGW。
悔しいことがたくさんあるけど、
【楽しい悔しさ😀】
を味わっています。
競馬ネタから行きましょう。
4/27(土)
東京2R
セイウンマカロン・大野
3着
新潟3R
ニシノサイエン・小林美
5着
東京4R
セイウンチドリ・永野
3着
東京8R
ニシノスピカ・津村
2着
東京11R
ニシノフィアンス・永野
着外
4/28(日)
東京1R
セイウンウィズミー・原
3着
東京3R
ニシノイカルガ・原
着外
新潟4R
セイウンデイスター・上野
着外
東京7R
セイウンパシュート・田辺
2着
新潟10R
セイウンダマシイ・杉原
8着
セイウンハルカニ・松本
3着
東京11R
ニシノティアモ・田辺
2着
2着3つ
3着4つ
5着1つ
勝利がない。
勝てたレースもあったなぁ。
日曜日、東京11Rのパドック。
ニシノティアモに騎乗する田辺騎手が馬主に挨拶に来た。
通常は
『よろしくお願いします。』
から始まるが、この時の田辺の第一声は
「社長、セイウンパシュートすみませんでした。」
「9頭立てで前が壁になるなよ。」
「社長、これで勝つから許して。」
「しゃあねえなぁ。今度は上手に乗れよ。」
「任せといてください。」
西山茂行と田辺騎手の人間関係を知っている人は驚かないが、知らない人は理解できないかもしれない。
『この下手くそ。』
「大丈夫ですよ、次はうまく乗るから。」
まるで親子の会話をしています。
ニシノティアモは上手に乗ったけど2着。
ビデオを見直すと、やはり反省点はある。
セイウンパシュートもニシノティアモもここで休ませます。
このブログはかなりの馬主が読んでいると聞くので、わしの経験上1つの格言を心に留めてください。
それは調教師が
『オーナー、これ使って休ませましょう。』
という時はかなり馬が疲れてきています。
クラシックやここ1番の目標レースは当然ですが、通常時は調教師がそういった時は
(このレースを使って休ませる。)
のではなく
(このレースを使わないで休ませる。)
これが正解です。
セイウンパシュートとニシノティアモはこの冬から春に頑張ってくれました。
ニシノティアモは勝っていたら間違えなくオークスへ行き、秋までお休みでした。
自己条件はありますが、上原佑紀師と相談の上、一旦北海道へ。
疲れをとり、体調整えて夏競馬後半戦から秋に勝負をかけます。
セイウンパシュートも上原博之師と話合い、北海道放牧。札幌競馬を目指します。
その他、未勝利や条件組は5着までに入ると次走優先出走権がもらえて、調教師とどこにするかを話し合うのが馬主の楽しみであり、負けた悔しさと、次走を考える楽しみが入り混じります。
オークス、ダービーに出走馬がなくなったのは寂しいけど、秋の楽しみもまた増えました。
2歳は次々と入厩しています。
GWは競馬だけでなく、東京ドーム⚾️で野球観戦。
ゴルフも、そして友人とのコミュニティもしっかりやっています。
あるパーティで、主治医の賀来宗明先生と会い、いろいろな話で盛り上がりました。
わしが若い頃お世話になった梶原一騎さんの長男、次男さんとも会えました。
いろんな行事に参加することが大切ですねー。
さて、GW後半戦。仕事もやります。
競馬も体のメンテナンスもやります。
福島7R
ニシノアヤカゼ
(鈴木伸・小林美駒)
2番手から直線抜け出す。
福島芝1200㍍はこれしかない、と言う勝ち方でした。
惜しい競馬が続いていただけに、やっと勝てたか、と言う気分でした。
これで3歳世代の勝ち上がりは14頭目。
目標まで後6頭。
福島誰も行ってやれなくてごめんよー。
しかし、小林美駒ちゃん、良い笑顔です。
この子、乗れますねー。
4/17(水)
今週の出走馬の想定を作るのに、勝浦正樹がいないと、寂しいし困る。
『困った時の勝浦』
がいないと・・・
先週、ドゥラメンテカップ(3勝クラス)を見事に逃げ切ったのは武豊騎手。
わしとは6年ぶりの口取りでした。
『武豊や横山典は乗せないんですか?』
と良く聞かれます。
横山典はセイウンスカイの主戦で皐月賞、菊花賞を勝って共に喜びあった仲。
乗せないわけはありません。
騎手を依頼する時のやり方を詳しく説明します。
騎手を決めるのは馬主と調教師の話合いで決まります。
100%馬主と調教師の話合いです。
どちらかが一方的に決めることはありません。
一般的に、調教師が
「○○オーナーこの馬は東京2日目の3Rを使いたいと思います。騎手は△△で行きたいと思います。」
それに対して馬主は
『了解しました。よろしくお願いします。』
これが馬主と調教師の話合いです。
馬主から
『先生、次のうちの馬は□□騎手乗せてください。私と相性がいいので。』
「わかりました。そのように手配します。」
これも馬主と調教師の話合いです。
息のあった馬主と調教師では、調教師の忖度で、馬主と相性の良い、勝ち運のある騎手を手配して馬主に報告します。
あと、所属騎手がいる場合は入厩の時点で騎手が決まっています。
(昭和50年代まではこれが一般的でした。)
「うちのあんちゃん(所属騎手)で行きますので。」
これはもう暗黙の了解です。
『先生(調教師)にお任せしますよ。』
これも立派な馬主と調教師の話合いです。
馬主と調教師が了解せずに騎乗依頼をすることはありません。
で、まず最近武豊騎手にわしが依頼しなかった理由。
かつては栗東で武豊の兄弟子、河内洋厩舎と武豊騎手を主戦にしていた浅見厩舎に西山茂行の馬はたくさんおり、武豊騎手でずいぶんと勝ちました。
リーチザクラウンも言うまでもなく武豊騎手でした。
そして2017年、もう7年前になりますか。
松田大作の代打騎乗で高松宮記念G Iを幸 英明騎手でセイウンコウセイが優勝しました。
これはもう【縁】としか言いようがありません。
勝ち祝い🍺、ゴルフコンペ⛳️、そして次走への作戦会議など、以来幸騎手とはしょっちゅう顔を合わせることになります。
となれば、次の馬も幸に「お願いします。」となります。
これが[馬が作る人の縁。]です。
西山茂行の関西馬に関しては、まず幸騎手にお願いします。どの調教師もそれは理解しています。
もちろん幸騎手にも先約や都合もあり断られることもよくあります。
『幸は先に乗り馬が決まっていました。○○騎手でどうでしょうか?』
と調教師から連絡が来て、それを断ることはありません。
ここがデリケートなところですが幸騎手に断られてから武豊に、はできません。
武豊にはまず1番最初に頼むのがレジェンドに対する礼儀です。
となれば幸ファーストになっている西山茂行の馬はつい武豊騎手からは遠ざかります。
しかし今回のセイウンプラチナは、前走原優介騎手が、叩いてハナに立ち逃げたのを見て
(武豊ならすんなり先頭に立つだろうな。)
と思ったわしは、新人・千葉直人調教師に、
『皐月賞の日だしいると思うからまず武豊に聞いてみてくれ。武豊がどう乗るか見てみたいので。』
そして千葉調教師より
「武豊さんのエージェントより乗れるそうです。」
『それはよかった。何か指示は出したか?』
「いえ、もう武豊さん任せです。」
実はセイウンプラチナは2歳時に一度札幌で武豊騎乗で、1番人気で8着。
そして今回は見事な逃げ切りで8番人気で1着。
借りをしっかり返してくれました。
しかし、ビデオを何度見返しても見事な逃げ切りです。
関東では今1番西山茂行との相性も勝ち縁もあるのが田辺裕信。
次に三浦皇成、内田博幸、大野拓弥。
この順で聞いて行きます。
そして最近勝ち縁のある永野猛蔵。
けっこう関東はたくさんいます。
そして武豊の時と同じですが、みんなに断られたから横山典に、とは頼めません。
その点・・みんなに断られた馬でも勝浦正樹は気持ちよく乗ってくれました。
クセの悪い馬、ゲートのでない馬はいるんです。
(困った時の勝浦。)
しかしそれがいなくなったから・・・
本当に困りますねー。
勝浦正樹引退の夜。
小さな慰労食事会。
「お前5鞍も乗せて、そのうち1番人気3つで未勝利かよ。」
わしが毒吐くと
『僕らしいでしょ。』
そしてそのあとは2人で殴りあい。
周りで見ている人たちは笑っているだけで誰も止めません。
もう勝浦の騎乗で泣いたり笑ったりすることはありませんが、また違う付き合いのスタートかな。
4/13(土)
中山グランドジャンプ
ニシノデイジーは3番人気か。
昨年は1,8倍の1番人気だった。
今年は良馬場。それだけで嬉しい。
競馬は結果だけ言うと人気通りの3着。
途中から先頭に立ち、勝ちに行ったがゴール前差された。
実力は出し切った。
ニシノフラワーとセイウンスカイの入った唯一の重賞3勝馬。
この馬にこの年までお世話になるとは。
ただ、まだ行けることはわかった。
夏は北海道西山牧場へ。
秋を目標にします。
勝浦正樹騎手の引退週。
勝浦正樹で重賞2つ勝ち🏆🏆。
なんか、競馬は全てがドラマです。
福島10R
桑折特別
ニシノコウフク
(伊藤大・永野)
直線で大外一気に差し切る。
強い競馬でした。
こう言うレースを勝てる馬は上のクラスでも通用します。
永野猛蔵も落ち着いて上手に乗りました。
今日は西山茂行は中山競馬場。
藤岡康太騎手の黙祷から始まりました。
中山7Rセイウンパシュートは田辺で連続2着。
普通なら田辺に頼むところ、今週でラストの勝浦正樹に頼んだ。
2着。
中山8Rニシノコウダイは勝浦正樹のために関西馬を中山へ。
これも2着。
イライラしていた時に福島での特別勝ちは嬉しかった。
勝浦正樹とのこの長い旅もあの1日で終わる。
福島は永野猛蔵1人表彰式。
ごめんよー。🤭
中山グランドジャンプで福島は誰も行けなかった。
ニシノデイジーについては今夜じっくり書きます。
中山グランドジャンプのニシノデイジー応援団。
黙祷