鬼滅の刃 143話のネタバレを含む内容になりますので、苦手な方はご注意くださいね。
こんな形での決着は望んでないんですー(TдT)
しのぶの渾身の一撃は童磨の頸を捕らえていましたが、効き目が………。
無かったとは思いたくないですが、無かったです。
ストーリー展開に呼応するようにむかついてしまって、自制が利かないかもなので、ちょっと(?)毒のある文章になりますのでこの先更にご注意くださいね。
生ぬるーい目で多めに見てくださる方のみお進みください。
しのぶの親も鬼に殺害されたようです。
前回、どうして体格差を羨む描写に悲鳴嶼さんだけが出てきたのか疑問だったんです。だって体格だけなら天元でもいいわけでしょう。
なぜに悲鳴嶼さん限定?と思っていたのですが、しのぶさん親を鬼に殺害された時に悲鳴嶼さんに助けられた過去がある様子。
そして、親と姉のみならずカナヲ以外の継子も鬼に…………。
鬼を一体でも多く2人で倒そう。
私たちと同じ思いを他の人にはさせない。
たとえ力が弱くても。
鬼の頸が斬れなくても…。
鬼を一体倒せば何十人。
倒すのが上弦だったら何百人もの人を助けられる。
できるできないじゃない。
これは
やらなきゃならないこと。
「怒っていますか?」
と、以前蝶屋敷で炭治郎に尋ねられた時の顔も描写されます。
そう、私怒ってるんですよ。炭治郎くん。
親を、姉を、継子を殺されてから、ずっと、ずっと怒ってます。
ホントに頭に来る。
ふざけるな馬鹿。
なんで毒が効かないのよ。
この馬鹿野郎!!
力尽きて落下するしのぶですが、床に叩きつけられる前に童磨の血鬼術の触手(?)がしのぶを支え引き戻します。
その相貌は笑顔です。
「えらい!!頑張ったね!
俺は感動したよ!!こんなに弱い女の子がここまでやれるなんて…。姉さんより才も無いのに、よく鬼狩りをやってこれたよ!今まで死ななかったことが奇跡だ!!」
「全部が無駄だというのにやり抜く愚かさ…。これが人間の儚さ、人間の素晴らしさなんだよ!」
「君は俺が喰うに相応しい人だ!
永遠を共に生きよう」
「何か言い残すことはあるかい?
聞いてあげるよ」
興奮したように捲し立てる童磨に、「地獄に堕ちろ」と虫の息で言うしのぶ。
そこへ、カナヲ登場です。
あー、むかつく(-_-メ)
キモッ。
触手キモ!!
えらいとか頑張ったとか、お前に言われたくないっつーの!
勝手に君は俺が喰うに相応しい人だって、お前が相応しないんじゃ。
永遠を共に生きよう?
だから、そんなの生きてると認めないと最初から……!!!
怒りで脳が沸騰しそうなので、先に進みます。
カナヲ、登場です。
「師範!!」
叫ぶカナヲにしのぶは腕を動かし、何かを伝えようとするも、童磨がいきなりしのぶを強く抱きしめて羽交い締めにします。
ゴキイッという音の次にしのぶの手から刀がすべり落ちます。
刀が地面にぶつかるガシャッと言う音が響き、カナヲが叫び声と共に花の呼吸を肆ノ型を放ちますが、避けられます。
「いや―、危ない危ない」
「吸収している最中に斬りかからないでおくれよ。」
しのぶの身体、前面が既に童磨の体の中に取り込まれてしまいます。
カナヲはあまりの衝撃に我を忘れて芯から震えていますが、なんとかと耐えている様子。
「おや?挑発に乗らないねェ」
しのぶを殆ど吸収し尽くした童磨が笑顔で話し出します。
「この娘がさっき指文字したからかな?」
「俺の能力とか教えたのかい? 一瞬だったのに凄いなぁ」
童磨は吸収されずに胸に残ったしのぶの蝶の髪飾りを撫でます。
「いやあ、それにしても今日は良い日だなぁ。次から次に上等なご馳走がやって来る」
蝶を舐めながら微笑む(気色の悪い)童磨。
ここで、またもや中継(?)を中断してムカつく敵キャラを速報します。
5."東京喰種"より、旧多ニ福。
(一言も謝罪が無かったため許す余地なしだったのですが、連載終了して時間が経ったため)
4."亜人"より、佐藤。
(まだ連載が終わってないので感情が生々しい上に、サイコパスなため)
3. "鬼滅の刃"より、鬼舞辻無惨。
(ボスにしては中ボスくらいの度量しか持ち合わせてないので、さほどむかつきはないため)
2."鬼滅の刃"より、童磨。
現在、ココ。
なかなか凄いですよ童磨。
このメンツに割り込んでこられるなんて。
亜人の佐藤が生まれつきのサイコパスなら、童磨はソシオパスかと疑いたくなるレベル。
1."ONE PIECE"より、黒ひげと赤犬。
(エースを殺したことをまだ根に持っている上に、黒ひげの動機は不明瞭、赤犬は自分を正義だと思ってるところがイヤ)
5位以下には錆兔を殺害してくれた手の鬼とか(私は炭治郎のように優しくはないので)いますし、もちろん猗窩座もだし、進撃の巨人でもフロックが嫌いだし、これから悪鬼として出てくるであろう善逸の兄弟子ならぬアホ弟子は上位に食い込んでくると予想されるのですが、長くなるのでこの場はやめます。
ふう。
落ち着きを取り戻したところで、先に進みます。
好きな人や大切な人は漠然と、明日も明後日も生きてる気がする。
それはただの願望でしかなくて、絶対だよと約束されたものではないのに。
人はどうしてかそう
思い込んでしまう。
そんなモノローグでカナヲから場面が移って、善逸です。
「いるんだろ、出て来い。」
「そこにいるのは分かってる」
「口の利き方がなってねえぞ」
「兄弟子に向かって……」
開いた襖の縁に鋭い爪が食い込んでいます。
「相変わらず貧相な風体をしてやがる」
そう言いながら襖の奥の暗闇から、刀を背負った鬼が現れる。
間違いなく、善逸に桃をぶつけていたあのアホ弟子です。
桃は神様から力をもらった神聖なる神の実大神実命(古事記)なのに。
「久し振りだなァ…善逸」
「獪岳…。鬼になったお前を…」
「俺はもう兄弟子と思わない」
厳しい顔の善逸、格好良しで、以下次号です……。
兄弟子ならぬアホ弟子が上弦補充されているという妄想も珍しく当たってましたあ…………。陸ですね。つまり妓夫太郎の代わりです。こんなに上弦に相応しい素材、滅多にいないもんなあ…。性根は悪いし、正式に鬼殺隊として認められなくても雷の呼吸も血鬼術も体得してるんだろうし…。
これで、善逸のお師匠さんが手に追えない弟子を育ててしまった責任から、そのアホ弟子を倒せる素材として善逸を引き取っていれば、滅多に当たらない私の妄想が大当りになるのですが……。
なんかもう力が抜けて、頭が善逸モードにならないです。
善逸の格好良さを騒ぐ気力も妄想が実現したことを喜ぶ気力もない…。
しんどいんですよね。
こういう展開。
努力しても無駄だったーみたいな。
実は遊郭編でも妓夫太郎の最後の力が噴出するシーンで、「もう勘弁してー!!天元も炭治郎も伊之助も善逸も禰豆子も嫁3人も疲労困憊で誰も戦えないよー」と心が折れかけたのですが、でもまだ……。
カナヲが、いる。
しのぶだって身体がめり込んだくらいで完全に吸収されたとは…、命尽きたとは限らない…です!!
食べるんじゃなくて吸収するって、お前はカオナシかと。
日本には昔から鬼の腹に入った小さな人間が腹の中から攻撃するという伝統奥義(?)があります。
泣きながら、打出の小鎚のかわりに扇子でも落として行くがいい。
逃さないけども。
カナヲが蟲ではなく、花の呼吸を使っていたことからしのぶの技の後継者というよりはカナエの後継者だったのかとも思いますが、いずれにしてもしのぶから医学を学んでいてくれてる可能性も………あるはず。
まだ生きてる。
生きていて欲しい。
そうだよ。こんな時こそお得意の願望妄想じゃないですか。
以下、妄想をお送りします。
カナヲはなんとか踏みとどまっていますが、ちょっと我を忘れて理性の箍が飛びかけてます。
その為花の呼吸も童磨には届きません。
「カナヲ!落ち着け!!」
炭治郎と義勇さんペア登場です。
「どうしたんだ。いつも冷静なカナヲらしくないぞ。これじゃ当たるものも当たらない!何があったんだ…」
床に落ちたしのぶの刀を拾って「…これは、胡蝶のか」
「そしてあれは上弦だな」
と冷静な義勇さん。
水の呼吸の技を繰り出した義勇さんの腕にはしのぶの姿が。
「おやおや。せっかく取り込んだのに戻さないでおくれよ」
しのぶを奪われるもまだ笑う童磨。
「君は柱かい?…あとの2人はまだ柱じゃないね。だけど柱の肉は力がつきそうだね。君達も俺と永遠の時を共に生きよう」
「ふざけるな」←義勇さん
「ふざけるな!」←炭治郎
しのぶの手当てを急ぐカナヲ。
かくして童磨VS水兄弟弟子の戦いが始まり、カナヲはしのぶから伝えられた戦法を2人に伝えるのです。
って、ならないかなあ……。
猗窩座戦なんか後でいいよ。