カメラマンは大失敗 | 『おしゃれ迷子の救世主』世田谷区イメージコンサルタント柳奈々子

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『ファッション専門学校卒。2万人以上のコーディネート実績』おしゃれ迷子を救出します!
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そんな方へ

いつも読んで頂きましてありがとうございます!

今日は
カメラマンへの拘り
です。


これは大後悔では済まされない

大後悔
大号泣

家族が心配しすぎるほど心神喪失。
結婚式後何よりも衝撃的だったこと…

そして未だに引きずっている内容で
記事にするのもまだ辛いのですが
乗り越えるためにも、
そして何よりも
これから結婚式を迎える方に
同じ想いを絶対して欲しくない!
という気持ちで書き綴ります。


カメラマンは
わたしの結婚式
最大の失敗でした。

平たくいうと
仕上がった結婚式の写真が素人目でも
プロが撮ったとは
言い難い仕上がり
だったのです。
※わたしや家族だけでなくカメラが趣味の友人にも見せましたが これは酷い と皆口を揃えて言いました


ただこれはわたしにも反省すべき点が沢山ありましたので、
一概にカメラマンが悪い
プランナーさんが悪い
とは言えない内容です。

ただ取り返しのつかない事なので
わたしがどうしてこんなに
悲しい気持ちになったのか
という事実を知って頂けたらと思います。


不快な想いをさせてしまう表現もあるかと思いますので(特に結婚式従事者の方)覚悟の上、読み進めて頂きたく思います。



結婚式場契約前からインスタなどを見ていて
撮ってほしいフリーカメラマンさんがいました。

ここでもまた安定の
人持ち込みNG

その交渉をもっと早くから始めて入ればこんなことは起きなかったのかもしれません。
その時は色々なことに気がとられ、気が付いた時にはそのフリーカメラマンさんの予定が埋まってしまいました。

そして
写真 映像 関係の打ち合わせの日。

撮って欲しかったフリーカメラマンさんはダメになってしまい、他も調べてはいましたがその方よりグッとくる方が見つかりませんでした。

それなら式場提携のカメラマンでも変わらないか…
という気持ちで
式場提携のカメラマンにお願いしてしまったのです。

しかも、今まで撮った写真も見せてもらわずに。
(元々そのようなサービスはないないそうなので交渉次第で見せて頂けたかもしれません。そのシステムがないことも問題だと思います)

プランナーさんには口頭で
一番腕が良く評判の良い
カメラマンさんにして下さい
とお願いをし、
そのようにして下さったそうです。


ですが結果としては
残念な写真の数々…
何日泣き腫らして、食事が喉を通らなくなったことか…


そんな結果になったのは⬆︎の要因だけでなく
わたしが具体的な指示書を作らなかったことも大きく関わっていると思います。

指示書とは皆様ご存知だと思いますが
こんなアングルで写真を撮ってください
と理想の写真をまとめたものです。


当初はプロのカメラマンに渡すのはナンセンスだと思っていました。
(今は思いません…詳しくは明日書きます)

カメラマンは表現者 アーティスト
だとも思っていたからです。

こちらが想いを持ってコーディネートした
ウェルカムスペース
テーブルコーディネート
ウェディングドレス
等々

の意図を感じ取り
それを形に残すのが
プロの仕事。
当たり前にできることだと
思っていました。


指示書と言う名の
これを撮れ
あれを撮れ
という書類は失礼であり、
そのカメラマンさんの良さが出なくなるのではないかと思ったからです。

そのような経緯から、具体的な指示書は出しませんでした。

ただそれだけではわたしのイメージがあまりにも伝わらないと考え、当初頼みたいと思っていたフリーカメラマンさんのURLを貼り付けたメールを送り
このようなテイストが好きなのでそんな感じで素敵に切り取って下さい
とだけ伝えました。


結果としては
全くわたしの意図したことが伝わっていない
ただ仕事だから
目の前のものを撮った

という
写真から撮り手の気持ちが伝ってこない無機質な写真のオンパレード。


どうしてこのタイミングで
この画を
この画角で切り取ったんだ?

という意味不明な写真。

当日しか撮れない写真
がことごとくおさめられていません。


実例をいうと
皆様もご存知
私がとてもこだわったテーブルコーディネート。
テーブル全体の写真がありません。

円卓の真ん中の装花のアップ だけ。

アップ写真は引きの写真があるからこそ引き立つ写真です。

全体写真があって
このテーブルコーディネートの雰囲気素敵!
アップで見るとどうなってるの?

そこで初めてアップの写真を見て

わぁ!こんな細部までこだわってるんだーすごい!

と気持ちが動きませんか?

その気持ちの動きがあれば当たり前に撮れる写真。
それが全てにおいてと言って良いほどないのです。


全体写真のない無駄なアップ写真や
オシャレさを出す為なのか手前の物越しに撮り、わたしが見切れている etc…

一体何を撮りたかったの??

と見れば見るほど悲しくなるのです。


その気持ちのなさが全面に溢れ出ていることが
技術よりもセンスよりも何よりも悲しかったのです。


はっきり申し上げて、友人が写メしてくれた写真の方がよっぽどよく撮れていました。

それは
気持ち
が入った写真だからです。

むしろ素人だからこそ
気持ちが動いたときにシャッターを押しているのでしょう

それはそれは良い表情の写真や素敵にわたしの結婚式を切り取ってくれていました。

それがせめてもの救いではありますが、この悲しい気持ちはなかなか拭いさることは出来ません。


※悪いことばかり書いていますが、わたしが当日口頭で御願いした写真だけはちゃんとおさめて下さっていました。
きっと指示書を出してちゃんと、打ち合わせをしていればこんなことにならなかったのかもしれません。


余談ですが、当日の写真の掲載をある雑誌から頼まれ

プロカメラマンの写真
友人がスマホで撮ってくれた写真

両方を送りました。

採用されたのはスマホ写真。
編集者のプロが選んでも同じ結果だったのです。


長くなりましたので明日は
皆様がこのようにならない為の 
対応策 を書きたいと思います。

いつまでも落ち込んでてはダメだ!!
頑張ろう!!



♡nana♡