「前回の続きです。今回は完全にネタバレになるのでご注意を。

危機に見舞われながらも、何とか愛車のタクシー(EK系シビック・フェリオ)共々乗り切った主人公。
ところが、わが家へと向かう途中、道路工事に突如遭遇。避けようとして道から転落してしまう。

こうして、主人公が生死不明のままという不穏なエンディングとなります。
まさかこんなラストになるとは…普通にハッピーエンドで終わっても良かった気もしますが、どこまでもひねくれた?展開を貫き通しましたね…。

序盤から登場していた二代目シビック・フェリオのタクシーが、ラストで破壊されます。
主人公から『阿弟(アディー)』と呼ばれていましたね。
見ての通り、元はシルバーからの再塗装車です。
茂みに突っ込んだ際は、一見、そんなに壊れていないように見えますが、足周りには確実にダメージが入っているはずです。
しかし、後のカットではフロントをわざわざ潰したような状態にしてありますね。
そして、年式的には何と最大でも5年落ちという早さになります。
EK系は2000年まで生産されていたので、撮影時はおそらくギリギリ現行型だったはずです。

不人気車だったとも考えにくいですし…。

本作での破壊は以上です。

最後は…宮沢りえさんで〆。ではまた、再見。」