今週末はサンクスギビング(感謝祭)を祝う家庭が近所にたくさん、いるので、お散歩をしていても七面鳥を焼いているらしい香りが漂っています。
我が家でも恒例の「オトーサンの手料理ディナー」が開催され、食卓には盛りだくさんのお皿が並びました。
最後のパンプキンパイだけは市販のものにホイップクリームを添えて
さて、前の記事でも少し触れた「聞き取り・翻訳」について、改めて記事にしたいと思っているのですが、その前にちょっと気になったことがあったので皆様にお裾分けしようと思いました。
ファンタジー・オン・アイスの静岡公演がテレビで放送され、その番組中のインタビューでスコット・モイヤーが羽生選手との共演について語ったとされるコメントが幾つかのブログで取り上げられていました。
そこの部分の動画も掲載されていたので、実際、なんと言っているのかなと聞いてみたところ、どうもテロップで流れている訳とは全く違うことを言ってる気がしてならない。
それにどうも訳の内容についても違和感がある。
でも断片的で、しかも音声がクリアではなかったので、自信が持てなかった。悶々としていたところ、たった今、息子がディナーを満腹食べたにも関わらずまた夜食を探しに来たので、とっ捕まえて(ちょっと嫌そうでしたが)聞かせたところ、やはり私と同じ意見でした。
つまりスコットが言ってるのは、彼は早口でところどころ本当に聞き取りにくいのであくまでご参考までに、ですが:
"What we noticed the most, being in the cast with Yuzuru... quite an honor, it's been fun for us to kind of watch his career take place. He's really a rock star now, it's been fun to be on the ice with him, he motivates us every day. And he's a true professional, so it's been an honor for Tessa and I to be here and share the ice."
「ユヅルと(このショーで)同じキャストに加わって一番、気が付いたこと。。。 本当に光栄だし、僕らも彼の(スケーターとしての)キャリアが発展していくのを見るのは面白い。彼はもう本当にロックスターのよう(=すごい人気者)だし、彼と一緒に滑るのは楽しいよ。毎日、モチベーションをもらってる(=こっちも頑張らないとって思わせてくれる)。おまけに彼は本当にプロ意識が高いから、この機会に一緒に氷に乗れることをテッサと二人ですごく光栄に感じてる。」
というような事だと思います。
それがどこをどう取り違えて、「僕らが慣れてないのでユヅルが助けてくれた。。。」と言ったことになるのかなあ、と。
まあ、実際問題、スコットとテッサのことを羽生選手が手厚く面倒を見たということはあったかも知れませんが、とりあえず、あのコメントではスコットはそう言ってない。
テサモエは、2010年のバンクーバー五輪で金メダルを、ソチ五輪では銀メダルを、そして平昌五輪ではまた金メダルを獲っている大ベテラン。そんな彼らだからこそ、ユヅルが成長して、大スターになっていく過程を見ることが出来たのは感慨深い、こうしてまた一緒に滑る機会があるのは本当に光栄だ、と言っていることに重みがあるように思います。
まあ、皆さんも一度、同じような動画を見つけたら聞いてみてください。
ターキーを消化し終わったら、また聞き取り・翻訳のテーマに関してはちゃんとした記事を書きますね。