日本を売り渡す条約は吉田一人の決断ではない。 | 気になるニュースチェックします。

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朝晩はほんとに寒いです。
あちこちの学校ではインフルエンザの大流行で、学級閉鎖が続いています。
近くの小学校では3日間の学級閉鎖の間、子供を外に出さないようにと言われたそうです。
そうはいっても元気な子供は外に行きたいものです。


★日本を売り渡す条約は吉田一人の決断ではない。

 沖縄の辺野古では工事車両を食い止めようと、人々が座り込みを続けています。
  米軍の普天間飛行場の移設を名目に、新基地建設計画が進んでいるんですね。
  座り込みを続けるその人たちを、機動隊は排除していきます。
  国家権力ってすごいですよね。
  無抵抗の人たちを排除していくそのさまは、民主主義の圧殺です。
  
  日本の国の土地なのに、日本国民の自由にならない変な国
  現在日本には北から南まで様々な場所に米軍がいます。
  沖縄だけではありません、青森、東京、座間、厚木、横須賀、山口県、長崎県、と
  あちこちに散らばっています。

私は去年、東京の横田基地のすぐ横を通る道路を走りました。
行けども行けども延々と続く米軍基地がそこにありました。
門の前には米兵が何人か集まって、立話をしていました。
ふっとあれここは日本と錯覚を起こしそうなそんな風景でした。

また、何年か前には厚木基地の近くに住んでいたこともあり、飛行機が耳をつんざくような
爆音をたてて上空を飛んでいました。
今は米軍の基地とは縁のないところに住んでいるので、米軍のことなどあまり意識もしていませんが
基地が近くにある人は、大変だと思います。

厚木も、座間も横須賀も東京のすぐそばです。
つまり首都圏が外国軍によっ占拠されているのです。
当然、こんな国は日本だけです。

なぜ首都圏に外国軍がいるのかというと、何かあったときすぐ首都を制圧するためです。
日本人は知らなくても、こんなことは世界中の人は知っています。
日本は被占領国でもなく、外国の植民地でもありません。
それなのに東京を始め、30もの都道府県に米軍が駐留しているのです。

そして米軍はその駐留している地域の中だけで、毎日訓練をしているわけではありません。
沖縄の島、日本国内の上空をぶんぶん飛び回って、毎日演習をしているのです。
沖縄の島全体の上空、一都六県の東京、栃木、群馬、埼玉、神奈川、新潟、山梨、長野、静岡の
上空が米軍の巨大な支配空域です。
これを横田ラプコンといいます。
日本の首都、東京もまた外国軍の支配空域に上空を制圧されているのです。

そして嘉手納ラプコンというのが、沖縄の米軍の支配空域です。
沖縄と久米島上空すべてをお覆っています。
これがすべて米軍が自由に飛べる空域です。
その中に半径5キロ、高度600メートルの笑うしかないほどの小さな那覇空港の管制空域がある。
そのなかだけが日本の民間機が自由に飛ぶことができます。
日本の上空なのに、、、、

この嘉手納ラプコンは2010年3月、日本に返還されたことになっているが、実際は
何も変わっていません。
日本は米軍に地上も上空も制圧されています。
戦後70年以上も過ぎた今でも、、、、、、

米軍を訴えた普天間爆音訴訟団 島田善次郎団長の言葉
●日本はとても主権国家とは言えない。
●地位協定の改定ではなく、米軍基地を撤去しないと問題は解決しない。

アメリカが日本国の安全と極東における安全と平和のため」と言えば
日本国内でどんな演習が行われようが、どんな基地が欲しいと言われれば
日本は拒否できません。

現在の世界において超大国が他国を支配する最大の武器は、軍事力ではなく法律です。
日本がアメリカに対してこれほどまでに隷属的な立場におかれているのは
条約や協定といった法的な枠組みによって、がんじがらめに縛られているからです。
法的な枠組みさえなければ、法律で縛られることもありません。

今更ながら、こんな不平等条約を結んだ吉田茂という日本の首相がわからない。
それもたった一人でこの条約に署名をしています。
吉田茂がたった一人で、こんな重い役を引き受けられるものでしょうか。
日本の地上も空もアメリカの思うまま使ってくださいという条約に署名をしたんです。
そんな重い条約にたった一人で署名できるものでしょうか。
いくら日本の首相とはいえ、たかが首相です。
私は吉田茂が、たった一人で決断したとは考えられません。
もっと上からの指示があったとしか思えません。