皆さんこんにちは。クリニック光のいずみ院長石川眞樹夫です。世界と未来に幸せと笑顔を増やすこと。子ども達の苦しみを取り除くことが私の使命です。
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先週から自閉症と抗生物質濫用の関係、腸内でのカンジダ菌の増加と自閉症の関係などについて、複数の書籍を紹介しながら自閉症と発達障害についての生物学的治療や、生活上の注意について皆さんに理解を深めて頂きたいと願っていますが、クリニック光のいずみの外来で、アレルギー症状は精神不安定、ADHD傾向などのあるお子さんを育てておられるおやごさんにご一読をお願いしている書籍が、内山葉子先生の著書
「おなかのカビが病気の原因だった」です。
そもそも、お腹にカビが増えているかどうかを気にして検査をしている医療機関は日本ではほとんどありません。普通の医学教育では、カンジダ症と呼ばれる明かなカンジダ感染症はガンの末期や過剰な抗生剤使用の副作用として入院中の患者さんや、高齢者の一部に認められる疾患として理解されており、自閉症や発達障害に関係する
「潜在性カンジダ症」
には注意が払われていないのです。
内山葉子先生は、著書の15pと16pの2ページを用いて、自分で出来る「おなかのカビ危険度」チェック表を紹介してくださっています。
クリニック光のいずみでは、診察、症状チェック、血液検査を用いて、「潜在性カンジダ症」を確認していますが、通常の医療機関で「お腹のカビ」のリスクを調べてもらうことは困難です。
皆さんは、ご自身の健康とお子さん達のために、このリストをチェックして、当てはまる項目が多ければ、書籍を参考にしながら、カビ対策に取り組むことが簡単で最善の方策だと思います。ぜひ一度ご覧になって、ご自身やお子さんについて、お腹のカビのリスクが高くないか確認しましょう!
ご自身の症状やお子さんが、お腹のカビチェックリストにひっかかる方は、ぜひ内山先生のこの書籍を購入して読んでみましょう。自分で出来る多くの工夫が丁寧に、またわかりやすく書かれています。現代日本で子育て中のお母さん達に、ご自身の原因不明の不調で苦しむすべての方々にご一読をお勧めしたい一冊です。(記事の最後に、アマゾンブックセンターへのリンクも記載しました。)
クリニック光のいずみ院長
自然療法小児科医 石川眞樹夫
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おなかのカビ・チェックリスト(内山葉子先生の書籍「お腹のカビが病気の原因だった」より)
A:症状チェック
□異常に疲れる
□抑うつ、気分の変動がある
□頭痛持ち
□皮膚トラブル(じんましん、水虫、いんきんたむし、慢性皮膚炎、目の痒み、肛門のかゆみ)がある
□消化器症状(便秘、腹痛、下痢、ゲップ、腹部膨満感、すぐにお腹がいっぱにになるなど)がある
□生殖器に関する症状(月経不順、月経困難症、月経前症候群PMS、膣炎、前立腺炎、勃起障害など)がある
□筋神経症状(筋肉や関節の痛み・腫れ・しびれ・麻痺・灼熱感・筋力の低下・鼻血が良く出るなど)がある
□呼吸器症状(長引く咳、咳喘息、慢性的な鼻づまりなど)がある
□耳の症状(中耳炎など耳の感染症を繰り返す、耳閉感、めまい、音過敏など)がある
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おなかのカビ・チェックリスト
B:状況チェック
□不調があり、さまざまな治療やケアを受けたが改善しない
□これまで抗生物質を何度も服用してきた
□発酵食品や砂糖を多く含む食品(菓子パン、ケーキなど)を沢山食べてきた
□スイーツやパン、アルコール飲料が大好きで欠かせない
□スイーツやパン、アルコール飲料をとると体調が悪くなる
□低血糖症状が起きることがある
□ピルやステロイドを服用している、またはしたことがある
□出産経験が多い
□雨や曇りの日は調子が悪くなる
□湿気の多い場所や、カビの生えている場所に行くと調子が悪くなる
□化学物質過敏症がある(タバコや香水や化学物質に対して気分が悪くなるなど不調を起こす)
□歯科治療などの際、麻酔が効きにくい
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●チェックリストAに当てはまる項目があり、Bに一つでもあてはまれば、お腹のカビにより健康が害されている可能性が高いと言えます。
●その場合Aの項目が多いほど、お腹のカビの増殖度合いが大きいと推定できます。
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