高っかい日本のお菓子と、安い日本のお菓子 | 西方見聞録(旧パリレポート)

西方見聞録(旧パリレポート)

2015〜2020年パリ、2020年4月に本帰国しました。帰国後も”これは!”と思うものを探し、レポートしています!!

昨日書かせていただきました
グリコの『Bâton d’or』の件、

頂きましたコメントに
関西でのみ買える、とのことで

なるほど! グリコは大阪だから
地元限定ということなのでしょうか。
(調べたら九州でも買えるとのこと)

グリコも、最大の商圏、
東京で売らないとは、
凄いですね!

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と、話は昨日の話に関係してるかも、
ですが、

先日、今暴動で大変な騒ぎになっている
シャンゼリゼ通りに行ってきたのですが、
(明日はもっと大変なことになるらしい、、、)

そのシャンゼリゼの最も凱旋門近くに
観光客にとても便利なお店があります。
「ピュブリシス・ドラッグストア」と言うデパート型の小型ショッピングモールです

こちらの「ピュブリシス・ドラッグストア」、
店内はモールというほど広くないですが、

店名には薬屋だけでなく、
本屋、ピエール・エルメ、
ジュエル・ロブション、酒屋、
紅茶屋、パン屋、グッズ屋と

パリの有名どころのものが
一通り揃っているわけです。

まさに、時間がない旅行者の
救世主!

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と、こちらのモール、
上のピエール・エルメ、
ロブション、と聞いて分かるように、
高級路線を取っているわけです。

店内に置いてる商品は
いいものを選んで置いてあり、
お金持ちの観光客がターゲットかなー、
と想像できます。

と、そんなこちらのモールを
何気なく見て歩いていると、
そこで見つけたのが
《日本お菓子コーナー》。
左の棚が日本のお菓子コーナーです

〈日本のお菓子屋〉と書いてあります

へー、日本のお菓子屋ですか。
この高級店にコーナーを設けてるとは
やっぱりお金持ちは日本のお菓子に
関心あるんだなーぶー

で、どんなお菓子が
売ってるんだろうイヒ

と見てみると、
チョコ菓子、キャンディー、そしてせんべいなんかも売ってます

せんべい、は一見外国人には
取っ付きにくそうですが、

私のフランス人の友人は
おかきを「めっちゃうまい」と
バクバク食べてました。

なので、結構ウケてるのかも
しれません。

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ふーん、色々売ってるんだなーニコ

と、商品に近寄って
よく見ると、
これは明治の〈アポロ〉。美味しいですよねー(^^)

ん?
んんんんんんんん????
5.9ユーロ‼︎‼︎⁉︎
ポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーンポーン


5.9ユーロって、
約770円ですよ‼︎‼︎

やり過ぎやり過ぎ!!!
アセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセアセ

だって〈アポロ〉って
日本だと確か120円ぐらいだったような。。

いやー、怖い怖い、、、
〈カプリコ〉は6ユーロ(約770円)でした。日本だと110円ぐらいでしょうか?

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と、他の商品も
このような感じで
びっくり価格だったのですが、

この値段でも買う人がいるんだろうから
日本のブランド力って凄いなーと
思ったわけです。

もちろん、この店は
世界のお金持ちが集まる場所なので
そのような人が買っていくのかも
しれませんが、

私たち日本人は
日本のスーパーや
Kマートといったアジアンスーパーに行けば
そんな高い値段を出さなくても
買えることは知っています。

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そんな中、
先日フランス人の友人と
パリの街をプラプラ歩いていたら

“そう言えば、中華街、行ったことある?”
と聞かれたので、
“ベルヴィルの方ならあるよ”
と答えると

“じゃーもっと大きい方に
連れて行ってあげるよ”

と言って連れてこられたのが
パリの13区にある中華街。
パリらしいオスマニアン建築はあまり見られない、近代的な建物が並ぶエリアです

13区にある中華街はパリの南西、赤く丸した所にあります

何でも、彼が学んだ
パリ大学(ソルボンヌ)がそこにあったから
よく知ってる、らしく
ソルボンヌ。パリやパリ周辺に学部別に点在してます

彼曰く、
「この辺りは、昔は中国人だらけ
だったけど、今はフランス人も
だいぶ増えたね」
とのこと。

また、移民系のフランス人も
多く住み始めたようです。
このような、ちょっと古い、80年代に建てられた団地がずらーっと並んでます

ここにどーん!と居を構えているのが
〈タン・フレール〉という中華系スーパー。
かなり大きなスーパーです

中に入ると、アジアンな食材が
たくさん売っています。

パリでは、
〈京子食品〉〈エース〉〈Kマート〉
など、日本食材を買える店が
いくつかありますが、

こちらの中華街の〈タン・フレール〉は
かなり広い割には日本の食材は少な目。

殆どが中国人向けと思われる
食材です。
(日本食でも使えるかもですが)

「日本のお菓子、あるかなー」
とキョロキョロ探していると

日本のお菓子はやはり
需要があるらしく、
結構見かけます。
こんな感じで結構あります

おっ! いいじゃん、いいじゃん(^^)
何か買って帰ろうかなー。

と思って値段を見ると、
シャンゼリゼに比べて
めっちゃ安い!!!
上のもち菓子は、一箱1.9ユーロ!(約245円)

やっぱり、シャンゼリゼより
全然安いなー爆笑

と喜んでると、友人が
「あ、これ、ほとんど日本の会社の
ものじゃないよ」
とのこと。

え? どうゆうこと???

友人「パッケージを日本語で書いてるだけだよ。
そうやった方が売れるからね」

うそー!!
そんなわけないでしょ。

まーでも、日本で見たことないお菓子
ばかり売ってるのは事実、、、
(上の商品は、調べたらやはり中国の会社のよう。ネットだと15円で販売されていました、、、)


と思っていたら、
やっと見つけたのが『ポッキー』!
『ポッキー』! 1.6ユーロ(約200円)

これは本物でしょ!
さすが中華街、シャンゼリゼより
だいぶ安く手に入りました(^^)!
ハングル語(?)も書いてあるけど、間違いなくグリコの『ポッキー』です!

裏を見たら、メイドイン韓国でした

家に帰って食べたら、
普通に美味しかったです(^^)!
抹茶味! 美味しい!

1.6ユーロ(約200円)と言えば
日本で買うのとそんなに変わらないのでは?

いい買い物ができました(^^)!

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パリは明日土曜日、
またシャンゼリゼで大規模なデモが
行われる模様。

今回は、さらに過激になる
可能性があると報道では警戒していました。

前回、うちのすぐ近くでも
破壊行為が行われ、
ちょっと嫌な感じですが、

この週末、
何事もないことを祈るばかりです、、、