今日もピピッと
akkiです
このブログは
私の心のアンテナがピピッと反応した
楽しいこと、面白いモノ
幸せなこと、運が良いと思ったこと
その他色々考えたりすることを
つれづれなるままに綴っていきます
先日、電車に乗っていたときのこと
チョイと年の離れたお年頃の姉妹とお見受けする
イマドキ女子2人の会話が耳に入ってきました
姉「その服さ~、この前買ったヤツ?」
妹「そう、可愛いでしょ?」
姉「・・・なんか微妙だよね」
妹「でも流行ってるって店員さんに言われたし」
姉「体型とか色もさ、アンタに合ってないよ?」
妹「いいの!とにかく流行ってるんだから!」
姉は上から目線で呆れ気味
妹はウザい姉に反論
まぁ…よくありがちな会話ですな
そう言えば
「流行色」って…どこ発信かご存知ですか?
雑誌が、テレビが言ってるから?
小洒落たカリスマ店員が言ってるから?
なんとな~く自然発生的な感じ?
ノンノンノ~ン!!
答えは…
国際流行色委員会(インターカラー)
という機関が決めてるんですって!!
しかも2年も前から!!
雑誌の特集とかで
「この春は〇〇色が流行る!!」
って見出しが大々的に掲載されるとき
おそらく数ヶ月前に編集会議とかで
議題にあがるんでしょ?
よく夏に冬物衣装の撮影する
とか言いますもんね~
テレビで「今、この〇〇色がハヤってます!」
って言うときには大体店頭に服は出てますよね?
デザイン考えて
生産ライン考えて
発注数とか何段階もの予算会議を経て
工場の方々がミシン踏んで…
まぁ今はAIが発達してるから
多少工程は簡略出来るんだろうけども
「へ~、今年この色流行るんだ!」
ってノコノコと情報をキャッチしてから
1ヶ月程度とかで作るなんてとても無理だから
雑誌掲載とかの時期も考慮すると
普通に考えて1年以上前くらいから
〇〇色のこ~んなデザインの服
ってのは計画されて製作されてるわけですよね
みんなに好まれるか
売れるかどうかも分からん内に
大量に作っちゃうもんだから
そりゃあ~何としてでも売るためには
「今年はこれが熱いんですよ!」
「流行の最先端です!!」
「みんな着てるんです」
「ワタシもコレ着てるんですけどぉ~」
→店員の訳分からんセンスアピールはどうでもいい
とか、必死になって売りこむわけですね
私は雑誌の製作工程とか
アパレル関係の内情は知りませんが
母が昔、財布職人だったこともあり
型取りしたり様々な工程を経て作る姿を
幼い頃からよく見ていて
そして材料の原価とか工賃なんかも大体分かるので
なんとな~くな感覚でしかないのですが
でも、モノ造りの工程って
素人でも冷静に考えたら
分かりそうな気がしません?
まぁそんな訳で…
流行ってるから
って理由で自分の意思で選んでるようで
実は流行そのものが
コントロールされてるのです
昔…地方のショッピングモールにある
アパレル系雑貨店でバイトしたことがありますが
「全然可愛くないな~」
「こんなデザインどこが良いんだろう?」
「なんでこれが流行ってるんだか…」
なんて自分のセンスを棚に上げて
そんなことを思いながら販売してました
そうなんです
自然発生的ではなく
作られた流行だから
なんだかおかしいなぁ~
って、本能的に感じてたのかもしれません
みんなが着てるから
流行ってるから
そんな理由で選択するのではなくて
自分の感覚で選択すること
それが大事なんじゃないかな~?
というお話でした
今日も心にアンテナを
akkiでした