イギリスで農家がデモ行進 | 幸食研究所ブログ

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【激撮】イギリスで農家がデモ行進

イギリス・ロンドンでは3月24日、約1000人の農業従事者がデモ行進を行った。写真は、牛のかぶりものをした参加者だが、抗議の内容は深刻だ。
イギリスでは現在、牛乳の低価格化が進み、酪農農家の平均収入の減少が顕著。今回のデモ行進の参加者は、牛と羊も連れて同国の農業発展のために声を上げた。

原文はこちら
http://r25.yahoo.co.jp/fushigi/wxr_detail/?id=20160326-00048420-r25



イギリスでは紅茶にはミルク!といった風習もあり、英国民にとって牛乳は大切なもののようです。

近年の牛乳価格の下落に対して、畜産農家がデモを行いました。

牛乳の低価格化が進んでいるというのに、何もしなければ収入が減るのは当たりまえ。

いきなり価格が下がった訳ではなく、徐々に進んでしまった低価格化の波が止まらないだけな訳です。

ロシアが乳製品の輸入禁止を実施したことで、更にその波は大きくなってしまったのかもしれませんが。

ただ、デモをしてどうするんでしょう?

収入を保証しろ!って話なんでしょうか?

中々難しそうな問題です。

国が推進している産業であればあり得るのかもしれませんが、イギリスと聞いて思いつく産業は金融やアートや映画などの文化です。

やはり国土が大きくない国は、畜産業や農業などに国力を上げて取り組んでは無いようです。


低価格化に乗る以外に生き延びる道を探すしか無い!と思います。