<人工知能>ドイツが本腰を入れる「第4の産業革命」 | 幸食研究所ブログ

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<人工知能>ドイツが本腰を入れる「第4の産業革命」

製造業の世界における2015年の流行語の一つに「インダストリー4.0」がある。人工知能(AI)を使った「第4の産業革命」を意味するこのプロジェクトを、ドイツは国をあげて推進している。毎日新聞欧州総局(ロンドン)の坂井隆之特派員が報告する。

~中略~

◇インダストリー4.0を国家プロジェクトとして推進

ドイツは国を挙げてインダストリー4.0に取り組んでいる。連邦政府は06年に「国家イノベーション戦略」を策定、11年に政府・経済界・学界が共同で、初めて「インダストリー4.0」の言葉を使い、国家プロジェクトとして推進する姿勢を明確にした。
13年に設立された推進団体には、シーメンス、ボッシュ、フォルクスワーゲンなど独主要企業約6000社と研究機関が参加し、規格の統一などを進めている。
ベルリン市内でインタビューに応じた独連邦教育研究省のゲオルグ・シュッテ事務次官は、よどみない口調で語った。
 「ドイツの経済力は、製造業に大きく依拠しています。その優位性を維持するには技術革新が必要であり、インダストリー4.0はそのための国家戦略です。政府は、大きな方向性を打ち出して産業界、労働界、研究機関との推進体制を作るとともに、必要な法制の整備や先進技術への助成を進めてきました。インダストリー4.0は組織のあり方や働き方も一変させるため、求められる人材の資質を特定し、適切な教育カリキュラムを研究するのも我々の役割です」

原文はこちら
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160321-00000008-mai-bus_all


ドイツは製造業で国際的競争力があります。

さらに「AI業界」において1位になるべく、予算を組み、国を挙げて取り組んでいます。

日本はどの分野で1位を目指すのか?

今一つ定まらず、ブレてしまっているように感じます。

民主党政権の時、事業仕分けなる会議が中継されたのをとても覚えています。

2位じゃだめなんですか?今や迷言として有名になってます。


国際社会の競争においては2位じゃダメな事はたくさんあると思います。

当然、無駄な天下り事業にお金をかける必要性は全くありませんが、予算を削られた将来的に必要な事業もあったはずです。

そのような事があるから日本の競争力は、様々な分野で弱まってしまいます。

日本も悪い意味での多角化経営は止めて、何かの分野に予算や人的資源などをつぎ込み、○○業界で1位の国・日本と言われるようになる努力が必要になっています。