福島で、これから甲状腺がんは増えるのか? および 陰謀好きな方々の紹介 | 秋桜の日記~福島県民200万分の1の声~

秋桜の日記~福島県民200万分の1の声~

福島の自然・福島の日常・福島県民の一人である私の想い・そして福島の歌うたい「aveさん」の事を書いています。
福島県民の200万分の1の声と思って聞いていただければ嬉しいです。

『チェルノブイリでは 事故後 5年たってから 甲状腺がんが増えた!
福島も これからだ!!』

『本当の被害は 隠ぺいされているんだ!!!』

という意見も見ます。


しかし、福島とチェルノブイリでは
拡散された 放射性物質の種類や量は桁外れに違いますから
福島で チェルノブイリと同じような被害が出るとは 考えにくいです。

これについては 下の日記でも書きました。
http://ameblo.jp/kosumosu-rinrin/entry-11428450466.html
『放射線についての分かりやすいお話 ①チェルノブイリに学ぶ』

「チェルノブイリに学ぶ」 と言うことは、
「チェルブイリと同じ被害が出ちゃうよう」 と怖がることではなくて、
「チェルノブイリの際のデータと今回をきちんと比較して、それに沿った対応をすること」 です。

               チェルノブイリ        日本
■放射性物質排出量     520万TBq      57万TBq
■爆発後発表        3日間発表せず      即日
                大統領公式発表は
                1週間後
■事故直後空間線量最高値  3306μSv/h   170μSv/h
■放射性ヨウ素を含む牛乳  出回る        出回っていない
(産業医科大学医学部 放射線衛生学講座の資料から)
http://www.uoeh-u.ac.jp/kouza/hosyaeis/hibakuguide.pdf

 
国連科学委員会報告書の要旨でも

「原発事故の放射線被ばくにより将来、がんの発生率が明確に上がることは予測していない」との見解をあらためて示した。ただ、放射線リスクはゼロではないため今後も調査と分析を続け、報告書を毎年更新する。」

としています。

http://arinkurin.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/post-091c.html
『農と島のありんくりん』 速報! 国連科学委員会 福島事故最終報告書
「福島はチェルノブイリではない」
[報告書要旨]
①日本国民の総被曝線量(集団線量)は、甲状腺がチェルノブイリ原発事故の約30分の1
②全身が10分の1
③チェルノブイリと比べて、放射性ヨウ素131の総放出量は3分の1未満
④セシウム137は4分の1未満
⑤ストロンチウムやプルトニウムは「非常に微量」
⑥(がんが増加しても非常に少ないために)見つけるのは難しい
⑦「福島はチェルノブイリではない」 
※国連科学委員会 正式名称「原子放射線の影響に関する国連科学委員会」
(英: United Nations Scientific Committee on the Effects of Atomic Radiation: UNSCEAR)は、電離放射線による被曝の程度と影響を評価・報告するために国連によって設置された委員会である[1]。略称はアンスケア(UNSCEAR)。Wikipedia 


これについての説明会が 9月5・6日に福島・郡山で行われました。
http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2014/09/post_10632.html
『上昇予測していない 原発事故によるがん発生率で国連科学委』



【まとめ】

実際の数値から見て、今後も癌が増えるとは考えにくいけれど
引き続き、健康管理をしていきましょう

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『隠ぺい』や『陰謀』という意見に対しては、

「火葬場が間に合わないほど 死人が出ている」とか
「病院は具合の悪い人であふれている」とか (←ある意味 これは事実だけれど(^^;))
「福島の新聞の死亡欄には若い人が多い」とか
「奇形児が多数生まれている」とか
「なのに、すべての事実は隠されている」とか、

そんな事言われたって 福島在住の人間としては、違うとしか言いようがないし、
言っている奴らが 己の馬鹿さ加減を晒しているだけなので、ほっとけばいいのですが、

本当に心配で 心痛めている方や悩んでいる人々が 
奴らの私利私欲の犠牲になっているのかと考えると 腹が立ちます。


次に、馬鹿の一部も 書いておきますので 見かけた時には
「あ~ぁたらーっ(汗)」と思ってください。


http://news.nifty.com/cs/domestic/societydetail/dot-20140904-2014090300099/1.htm
作家の室井佑月氏は、福島第一原発に関するニュースが減少していることに対して危機感が失われつつあるとこういう。

http://togetter.com/li/716238
西荻窪無添加パン工房リスドォル・ミツ『事実福島の子供たちの甲状腺癌のみならず奇形の子供が生まれたり、 大人でも心筋梗塞などによる突然死が増えていることは皆さんご承知の通りです。』

http://togetter.com/li/712569
デング熱デマによる代々木公園封鎖はデモ封じ
浦邉 力 @chikara69 · 9月4日
RT@wroji: デング熱が、代々木公園だと騒がれていておかしいと思っていたら、9月23日に大きな反政府的デモ(反原発)が予定されていた。 http://sayonara-nukes.org  まったく安倍や原発村はマスコミ使って何でもやるな。麻生が考えたのかな?


http://ameblo.jp/64152966/entry-11919899988.html
『「自殺はしない」宣言を~私が死んだら、消されたと思ってください!by.岩路真樹ディレクター 』

https://m.facebook.com/story.php?story_fbid=712793945469625&id=100002170776245
野呂 美加
テレビ朝日ディレクター 岩路真樹氏が、自殺された‥とされている。
3.11報道のあとも、精力的に福島県に取材に入っていらした。
もちろん、命の危険も覚悟しているとおっしゃっていた。
だから、彼は、自決ではない。
報道戦士をまたひとり失った。
社内で彼を守れなかったか‥。
中途半端な人間だけが、報道に残っていくのか‥。
彼の死で、ますます報道関係者は小さくなっていくか‥。
だけど‥小児甲状腺がんの隠蔽に、あちらは本気だ、ということがわかった。
国民を犠牲にしてまで、原発や戦争をやりたい人たちの
ものすごい情念と根性に圧倒されている。


http://takedanet.com/2012/04/32015331_272e.html
武田邦彦ブログ(平成24年4月27日)
あと3年・・・日本に住めなくなる日 2015年3月31日

(↑もうすぐ タイムリミットが来ます。武田さんには早く日本を脱出してもらいたいです)


(信夫山ねこさんのブログには 元「子ども福島」阿部宣幸氏のブログ「ただいま被曝中」が記されています。
子ども福島は「金」をめぐって分裂しているようですが、過去の福島の危険性を煽っていたことについて、「『大丈夫だ』という言葉にとても無責任な怒りを感じていたからです。」と言い訳しながらも「市民団体は極度に危険を呼び掛けて、放射能の危険を煽りました。私も例外なく煽りまくりました。」と書いていたことには、正直驚きました。↓)
http://shinobuyamaneko.blog81.fc2.com/blog-entry-178.html
・・・・
市民団体は極度に危険を呼び掛けて、放射能の危険を煽りました。
私も例外なく煽りまくりました。
自分たちの主張を通すために、大げさに騒いだものでした。
どちらも真実とは異なったことを言っていました。
(中略)
安心安全を偽られた根拠をもとに広められることに対し我々は活動してきたのだと思います。
そして自分たちの主張を人々に理解させるため放射能による人体への影響を、かなり大げさに伝えていたのではないかとも思えます。
低線量被曝による健康への影響は解明されていないから大事を取りましょうと言うのが、現在自分としての落ち着いている見解です。
これならどの専門家の方でも同意いただけるでしょう。
・・・・

と書いている。この人ら、すなわち「子ども福島」「市民放射能測定所」に煽られて自主避難し、悲劇的な境遇になっている人がこれを見たら、何と思うだろうか?



(↓言うまでもなく 「先天異常」についても 福島で増えていないという報告がなされています。)

http://www.asahi.com/articles/ASG7T4JF7G7TULBJ00F.html
先天異常率「全国と同じ」 厚労省、福島の赤ちゃん調査
東京電力福島第一原発の事故後に福島県内で生まれた赤ちゃんは、全国の赤ちゃんと比べて先天異常の発症率がほぼ同じ傾向だったとする報告を、厚生労働省研究班がまとめた。27日に相模原市で開かれる日本先天異常学会学術集会で発表する。

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人の死までも 自分たちの主張に利用しようとする。。
これらのことを 「どのように考えるか」については 其々の判断だと思います。

私は
「誰」が言っていたことだからというよりも
すでに分かっているデータや研究成果に基づき 
矛盾のないかということが 判断のポイントと考えています。