川越style「コエトコ」川越市文化創造インキュベーション施設 旧川越織物市場 | 「小江戸川越STYLE」

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「小江戸川越STYLE」代表:石川真

 

川越の創造性を育む源泉となる
まちを「らしく」豊かにする
ひと、資源、ビジネスをつなぐ場になる

川越市では、指定文化財である旧川越織物市場及び旧栄養食配給所を活用し、「川越市文化創造インキュベーション施設」として令和6年4月に開設します。

〒350-0056 
埼玉県川越市松江町2丁目11−11番10

この施設では、まちの魅力の向上や地域の課題に対して新たな視点をもたらす事業を行うクリエイターが、一定期間入居し、新しいビジネスの創出に対して支援を受けながら、地域の方や来訪者との交流を通じて川越の新たな価値を生み出していくことを目指しています。
なお、本施設は市の直営施設となりますが、プログラムの企画運営や施設ブランディング等の主要な業務については、委託によりiop都市文化創造研究所・ユニークエディションズ連合体が行うこととなっています。

そして、川越市文化創造インキュベーション施設(旧川越織物市場・旧栄養食配給所)の愛称が、投票の結果「コエトコ」に決定しました。
【コエトコの意味】
『新しい地域価値の創造や地域課題の解決というこの施設のコンセプトを、今あるものを「越え(コエ)る場所(トコ)」という意味を名称に込めました。
「コエトコ」という音の響きに親しさや気軽さを感じてもらうことで、利用される方に親しまれる施設となることを期待しています。』

ロゴマークの意味
『「コエトコ」のロゴマークは、正方形の組み合わせだけで作られています。垂直線と水平線だけで構成された造形は、織物の縦糸と横糸から着想を得ました。
それは、ここがかつて「織物市場」として栄えた歴史をふまえたものです。
ひとつひとつは、だれもが描ける正方形でありながら、想像力と工夫により、特別で多様な模様が織り成されてゆく。
そのような運動と構想を表現しました。
『コエトコ』をあらわすものであると同時に、『コエトコ』の活動を応援し、その一支として活用可能な表現ツールとして設計されています。
ロゴデザイン:寄藤文平
制作協力
岡本欣也 コピーライター/株式会社オカキン
寄藤文平 アートディレクター/有限会社文平銀座

【建物の歴史】
旧川越織物市場は、1910年(明治43年)に、衰退に向かっていた川越の織物流通業界の起死回生策として建設された織物取引の場で、市場建築の様々な特徴を残す産業遺構です。
また、同敷地内に建つ旧栄養食配給所は、1934年(昭和9年)に近隣の中小織物工場へ給食を配給するために建設され、昭和期には工場労働者の栄養改善を目的にした同様の施設が全国的に建てられましたが、現在では、当時の姿をそのまま残す遺構として判明している中で唯一のものとなっています。
両施設ともに、その希少性の高さから平成17年に市の有形文化財に指定されています。



■川越市文化創造インキュベーション施設「コエトコ」
川越市文化創造インキュベーション施設「コエトコ」は、市指定文化財である「旧川越織物市場」と「旧栄養食配給所」を活用した施設です。本施設では、クリエイターの創業や新たなビジネスを支援するとともに、地域の方や来訪者との交流を通じて川越の新たな価値を生み出します。
入居するクリエイターが事業を展開・発展させていくにあたり、交流を通じてさまざまな方と関わりを深めることで、課題やニーズを把握するとともに、そのプロセスの中で創造的な解決手法を実践的に身に付けることにつながります。

 

■「コエトコ」の主な取り組み

・「川越+クリエイティブゼミ(仮称)」の開講
川越における身近な課題をテーマに、興味や関心のある市民・企業・クリエイターが協働し、課題解決のアイデアを生み出します。
・「川越文化創造市(仮称)」の実施
「川越+クリエイティブゼミ」で生まれたアイデアや事業企画を地域の現場で試し、それらを育て実装する場とします。
・まちの魅力向上や地域の課題解決をテーマとしたクリエイターの育成
「川越+クリエイティブゼミ」や「川越文化創造市」を通じた実践的な学びの機会を提供するとともに、協働作業や講義・研修によりクリエイターのリサーチ力やコミュニケーション力、事業構想力等の成長を支援します。
 

支援内容

 創造的な事業が生まれるプロセスを実践的に経験する機会を提供
 必要な知識や能力を身に付けるための研修・演習を実施
 外部講師・実務専門家を招いた勉強会への参加機会を提供

 経営に関することも含め、事業活動に関する相談に対応
 地域(人・団体・企業)とのネットワーク形成をサポート

 

■入居者
次のいずれかに該当する法人、個人

※ 主なものを記載しています。
 創業しようとする方
 創業後5年以内の方
 既存の事業とは別に、新たに創造的活動*に係る事業を開始しようとする方又は事業開始後5年以内の方


まちの魅力や課題を見いだし、自身のビジネスやプロジェクトにつなげられる方

 地域資源活用や地域課題解決の意識を持ち、地域や関係者との交流
を積極的に図り、自身の事業に活かす方
 施設の目的を理解し、本施設が行う事業支援を積極的に活用する方
 本施設や関係機関が実施する事業へ参加・協力する方
 本施設退去後も川越に関わりながら事業活動を続ける意思のある方

* 創造的活動…新たな視点や発想から地域の資源を発掘・再評価し、地域価値の向上や地域課題の解決につながる提案、企画、ビジネスの創出を行うこと

 

■スペース 入居期間 3 年
事務所(店舗・住居不可)
◎創造的活動室A

31㎡( 1 F 16㎡ , 2F 15㎡)

 

◎創造的活動室B

33㎡(1F 18㎡ , 2F 15㎡)

 

◎創造的活動室C

64㎡(1F 34㎡ , 2F 30㎡)

施設の愛称候補として3例が出され、投票の結果「コエトコ」に決まりました。
・「コエトコ」(KOETOKO)
新しい地域価値の創造や地域課題の解決という、この施設のコンセプトを、今あるものを「越え(コエ)る場所(トコ)」という意味の名称に込めました。「コエトコ」という音の響きに優しさや気軽さを感じて
もらうことで、利用される方に親しまれる施設となることを期待しています。

オープン前に、入居希望者向けトークイベント(+現地見学会)も開催されました。


「入居希望者向けトークイベント」

開催日

2023.11.12SUN 13:30-16:00(開場 13:00)
@ 川越市文化創造インキュベーション施設
(旧川越織物市場 川越市松江町 2 丁 目 1 1 - 1 0 )

25名程度先着

※事前の申し込みが必要です。 表面QRコードより詳細をご確認ください。


問い合わせ先

川越市 都市計画部 都市景観課 歴史都市整備担当 

〒350-8601埼玉県川越市元町1-3-1 

TEL / 049-224-5961(直通)