大学院後期講義開始 | 札幌のNPO サポートシステム研究会 高橋 潤のブログ

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札幌の非営利団体のサポートシステム研究会代表理事の独り言です。
ソーシャルビジネス支援のNPOです。

皆様

久々のブログ再開です。

修士論文の作成や母親の介護で半年間、大学院を休学しておりました。

 

事務に確認したところ、休学期間は在学期間に含まれず、卒業が半年遅れてしまいました。泣

母親の介護のめどもつき、後期講義の9月21日から復学しました。

 

いろいろと大変なこともあったが、長男のつとめとして母親を介護できたのはよかったと思っています。なんとか状況もよくなり、復学できました。

 

後期の講義は全部が演習、つまり受講者がなんらかのペーパーやレジュメを用意して、教員と議論する講義が中心です。

 

私が履修するのは、まず必修の論文指導のある特別演習Ⅰです。指導教員とマンツーマンで論文作成指導をうけます。

休学期間中にある程度のめどや研究計画を立てていたので、スムーズに第一回を終えることが出来ました。

 

教員は管理会計の専門家なので、NPO法人の会計基準をその他の公益法人と比較して考察するテーマにしました。財務会計はあまり得意ではありませんが、NPO系の教員が他にいないため、このベテランの方にお世話になることとしました。

有名私大で博士号を取得したとても人間的にもいいかたで、安心しました。

 

その他は、財務会計論演習、なんと受講者は私ひとりです。

これはプレッシャーですが、修士論文のテーマにも関係するので、じっくり財務会計を習ういい機会です。

 

つぎはプレゼンを教えてくれる地域情報論演習です。民間出身の教員が修士論文リサーチペーパー発表会まで面倒をみてくれます。

とても実践的な講義で、実際のプレゼンの練習も行います。

 

つぎは地域経済論演習です。新進気鋭の優秀な女性教員から、今の地域おこし、地域開発の現状につき、本を読みながらレジュメを作成して議論します。毎回事後課題がありますが、楽しみな講義です。

 

後期はこの4科目ですが、半年休学したため、同期の仲間とは一緒に卒業終了はできませんが、今度は後輩たちと一緒の講義が多いです。

 

この札幌学院大学は、大学院は少数でとても家族的な雰囲気で気にいっています。学風は学生を大事にする風土があり、事務の方も大変親切です。

 

多くの教員は還暦を過ぎた私より年下ですが、みなさん有名大学の博士課程を出ているので、とても学識があり、勉強になります。

 

90歳の母親が生きているうちに、修士論文を作成して、三年生で学位をとりたいとせつに思います。

長期履修生ですので、本来は四年間が期間ですが、休学でさらに半年伸びて、このままいくと三年生で修士号をとり、あらゆる科目の単位をとり卒業終了となるレアケースとなります。

 

最近モチベーションがあがっています。

理由はこの院で会計学に関する修士論文を書くと、なんと税理士試験の科目が1科目免除となるということを知ったからです。

さらに法学研究科でダブルマスターとなると、さらに税法が3科目免除となります。

60代で税理士資格をとれるかもしれません。

事実同期がこの方法で税理士志望です。

この院から税理士が多数でているのは、事実ですので、夢と浜ではいかないかもしれません。

 

さっそく税理士試験の対策の受験本を購入して、勉強、自分の論文作成の基礎ともなるので、朝5時起きで勉学にいそしんでおります。

 

はたからみれば、特に母親などは、なぜもっと若いうちに勉強しなかったのかと嘆いておりますが、勉強はしたいときにやるのがベストです。

 

好きなことを論文に書いているので、大変だと思ったことはありません。

研究テーマを深堀していくのは楽しいです。

次々と刺激的な先行論文が出てくるので、あきることがありません。

修士論文はだいたい50頁が基準ですので、すぐは書けませんが、だいたい15頁くらいまではきました。

 

来年1月にはリサーチペーパーを提出し報告会発表会にでなければならないので、それほど時間の余裕があるわけでもなく、ここは毎日少しづつ進めて、書いていくしかありません。

 

コーチングの専門家に、ある行動を習慣化して、それに付随してある行動を習慣化するのがいいと勧められました。

あと、すぐ行動できるように居間や食堂にモバイルパソコンを置き、すぐ一字でも書けるようにするといいとも。

 

さっそく実践して、朝は基本五時起きで、30分散歩、そののちコーヒーを飲み、論文検索や読み込み、要約作成、ドラフト作成にあてていて、なんとか一月できました。

 

コーチングの力 おそるべしです。

 

やはり論文作成は孤独な作業ですので、外部の専門家から助言をもらうことは大切と考えます。

 

今後も還暦のおじさんの大学院生活を発信していきたいと思います。

あと論文作成まで一年半、がんばります。

では