皆さん、アンニョンハセヨ(こんにちは)!

 

前回より引き続きまして、今回もブルーラインパークの遊覧鉄道の試乗記をお届けします。

今回は、「海辺列車」の上空を走るモノレール「スカイカプセル」に乗って、空中散歩を満喫しました際の感想をアメブロに投稿。

試乗した日は「海辺列車」と同じく、2024/03/09(土)。

パークを運営される皆さんも、欲張りと申しますか商売に聡いと申しますか...。

とはいえ、どうやら

 

「せっかく中央政府からカネを引っ張ることに成功したのだから、もう1本路線を造成してしまおう!」

 

...と、ブルーラインパーク発足の際に関連企業の株主総会で決定して、それが実現したみたい...?ですね。

 

※↑は個人の見解です。

 

ついでに公園として再開発される前の「旧東海南部線」について、Wikipedia先生をカンニングして調べてみました。

1922(大正12)年、この地に「慶東線」という名称で狭軌鉄道が開通しました。

路線は蔚山~浦項~鶴山間の73.2㎞を結ぶ長大なもので、後に狭軌(762㎜)から標準軌(1435㎜)に改軌されています。

解放後も軍事境界線の手前まで路線を延ばす工事が行われましたが、高速鉄道の開業や高速バスの台頭もあって、一部の路線が採算の取れないことにより2013年~2015年にかけて路線は順次廃止となりました。

この辺りも、その廃止された路線の一部というわけですね。

 

それでは写真を観てまいりましょう↓!

 

先ずはモノレールの乗り場から。

こうしてご覧になりますと、モノレールというよりも「観覧車のゴンドラ」に近いですね。

 

写真を観返して気が付いたのですが、韓国での万国旗、日本のそれとはデザインが異なります。

要は四角形ではなくて楕円形になっているのです。

 

 

ガタゴトと音を立てて、ゴンドラが回転します。

車両に運転手はおらず、自動制御で走っているのですね。

 

かわいらしいモノレールの車体。

先にご紹介しました「海辺列車」と同じく、コチラも路面電車をあしらったデザインなのですね。

 

車体上部には、換気のための小窓も設けられています。

 

待機中の車両。

 

モノレールの車両(ゴンドラ)が戻ってきているところ。

 

...というわけで、私も長時間待ちましたが、いよいよ乗車します!

 

 

 

こうして観ますと、色とりどりの車両が走っていて、なかなか壮観ですね。

 

海を眺めるための展望デッキ...でしょうか?

 

再び前方に注視します。

 

ゴンドラ内には、簡素なテーブルが設えられています。

ここに飲み物や軽食を置いて、のんびり車窓風景を眺められるというわけです。

 

車窓風景。

日本の地方都市と、さほどの変化はありませんね。

SNSの受け売りですが、現代的な地方都市の景観は、日本も他の国も大して変わらないとか。

 

いよいよゴールの青沙浦(チョンサポ)停留所が近づいてきました。

ほんの1駅の区間ですが、30分以上は時間をかけたかと。

 

青沙浦停留所に下車。

駅に降りて印象的だったのは、こちらのトイレの「衝突主義」という漢字表記。

おそらく、ハングルでは「注意」と「主義」が同じ表記になるので、こうなったのでしょう。

これもまぁ、ご愛嬌という事で。

 

...というわけで、停留所の外観を撮影します。

この後、私は飲み物とソフトクリームを味わって小休憩。

現金の買い物で硬貨が大分だぶついていましたので、それを消化するためでもありました。

そしてしばらく鋭気を養った後で、タクシーで旧KORAIL海雲台駅に直行!

 

ラスト。

旧KORAIL海雲台駅。

廃駅となってもなお、威風堂々とした韓国伝統建築の様式を今に遺しています。

私はここで写真を撮影した後、地下鉄の駅でスマートフォンを置き忘れてしまいましたが、何方かご親切な方が駅員さんに届けて下さったらしく、無事に手許に戻って参りした。

私の大切なスマホを届けて下さった方・スマホを保管してくださいました駅員の皆さん、本当にありがとうございました!

心よりの感謝の意を申し上げます!!

 

今回、私がゴンドラに乗り込もうとしましたところ、パークの従業員さんから写真を1枚撮影されました。

この時、私は「単なる記念撮影」と思ったのですが、どうも事故やテロが発生した際に、身元確認を容易にするための処置らしいです。

日本の遊覧鉄道も、この制度を採り入れたら如何なものか?

...と思いましたが、そうなると左派が真っ先に反対しそうですね。

ちなみに撮った写真は、希望者にはポストカードに加工して贈呈してくださるそうです。

 

それから、韓国人にとり路面電車は「エキゾチックな乗り物」と認識される方が多い模様です。

前にもご説明しましたが、韓国は路面電車輸出国にも拘らず、自国では本格的な路面電車を走らせている都市が一カ所もありません。

おそらくは、トルコ等の海外で「社会実験」を行い、その結果次第で国内でもLRTを導入するか否かを閣議決定するのでしょう。

けれども、路面電車気分を満喫するには現段階では、ブルーラインパークのような場所で遊覧鉄道に乗るしかないのです。

何時の日か、韓国国内で路面電車・LRTが当たり前の交通機関となる時も近づいてきていると、個人的には思えるのですが...。

 

次回のブログ更新は、韓国旅行三日目に足を運んだ慶州の史跡を訪れたルポをお届けする予定です。

 

皆さん、キデハセヨ(ご期待ください)!

 

(罵詈雑言・個人攻撃・誹謗中傷大歓迎!)