【 歴史は数珠つなぎ 】 大統領選とユダヤ金融 | 國體ワンワールド史観で考察するブログ

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日本の教育への疑問から始まった当ブログは、教育への関心を残しながら落合莞爾氏の國體ワンワールド史観に基づいた情報発信にシフトしています。
また最近はサニワメソッドを活用したスピリチュアル関連の情報発信も行っています。

現代、物欲を刺激して消費し、 拝金主義に陥る人が生まれることになった歴史的画期は、 1694年に英国王のウィリアム3世(オラニエ公ウィレム)が、 ユダヤ商人たちに通貨発行権を渡したことだと思います。

国が紙幣を管理せず、 民間が好き勝手に自分たちの与信力に応じて紙切れから通貨を発行という価値創造をし、 不動産や貴金属など実体のものと交換していくことが可能になりました。

金銭欲、物欲を刺激する貨幣は、将来から借金させることで増え続け、 パックス・ブリタニカのを担保。
(金回りが良くなるので、必然的に力を持ちます。)
そして、1913年に違法まがいに今度は米国にFRBを作り、 米国でも通貨発行権を手にした民間が好き勝手やり出しました。
(リンカーンやケネディなど、暗殺もしくは暗殺未遂の歴代6人の大統領は、建国以降政府発行通貨を導入しようとして暗殺されていきました。  それくらい、民間が通貨発行権を持つということは、うまみが大きいということです。)

王侯貴族、為政者と繋がる金融業者たちは、 それぞれつるんで中央銀行が各国に設立されました。
こればBISの設立に繋がっていきます。

BISは、第二次大戦中には、連合国と枢軸国の職員が同じ場所に集い、 それぞれの国が預けた金などを元手に戦争資金の融通や運用を行っていました。
つまり、もうグルみたいなもの。

スイスやバチカン系の銀行やタックスヘイブンなどはマネーロンダリングに不可欠で、 併せて中央銀行と各国の銀行も欠かせないものとして存在します。
スイスが永世中立国たりえたり、タックスヘイブンが存在するのにも、 それなりのわけがあるわけです。

紙幣、株式、為替。
ユダヤ金融が生み出した錬金の方法は、 兌換制度廃止によって信用が保証するようになり、 世の中の「マネー」は増え続け、グローバリズムも促進しました。
財務省が国債を発行してそれをもとにFRBがドル紙幣を発行する仕組み上、 遅れて兌換制度をやめたニクソン時代から、 急激に財政赤字が膨らみドル供給量が増えていきました。

また、大量消費社会を到来させ、資産の運用が増え、 必然的に企業は「右肩上がり」、「常に成長」、「株主利益拡大」、 という宿命を背負い込むことになりました。

同じ資本主義でも、生活が維持できればいいくらいの江戸時代と 明治以降の資本主義は異質だということが理解できるでしょう。

さらに、1980年代前半にレーガンが規制緩和をやったことで、 大企業に資本が集中するようになり、 現在の国家より大企業が優位になるような時代の到来を用意しました。

そして、その大企業の論理が貫徹されたのが、 北米FTAであり、米韓FTAであり、今度のTPPです。

オバマが、政治献金を青天井にしたおかげで、 米国の金権政治は加速し、企業は金で政策を買い、 政策を買うことは割のいい投資となりました。
また、オバマケアは、医療費を下げるところか、 逆に上げることになりました。
(学者を金で雇って散々医療費は下がるプロパガンダをした挙句の結果です。)

1%と99%が生まれるきっかけは、1694年だと考える理由は以上です。

11/8(11/9)は米国大統領選。

トランプが、ドルをデフォルトする、 とかつて言い放ったこともあった理由の根源も上記に潜んでいます。

今回の大統領選は、米国だけでなく、 世界に影響を与えることが容易に予見されます。

今回の大統領選が、 世界がよりいい方向に変わっていくきっかけになることを 願ってやみません。