9月22日に公開されたビートルズのドキュメンタリー映画

EIGHT DAYS A WEEK」を観てきました音譜

 

 

館内ロビーには著名人から寄せらたコメントの看板が目

 

 

 

以下・・・ネタバレご注意・・・

 

副題に「THE TOURING YEARS」とあるように、

リヴァプール・キャバーン・クラブ時代から、

1966年8月29日のサンフランシスコの

キャンドルスティック・パーク公演までのコンサート。

またポールやリンゴを始めとするインタビューの数々、

アルバム『リボルバー』までの制作工程など、

ビートルズが世界の頂点に羽ばたく『ビートルズ旅物語』ですビックリマーク

 

(映画の宣伝文句みたいな文章になってしまった・・・汗)

 

まず映画の主催者側に物申したいのですが、

本編が始まるまで、20分近くに及ぶ予告編と館内の注意喚起の映像。。。

 

予告編なので目まぐるしく切り替わっていく迫力のシーンが矢継ぎ早に続き、

老体の我が身は、これだけでかなりの疲労感が。。。おーっ!

 

 

本編の内容について少々・・・映画

 

「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」での演奏では、

リンゴが叩くドラムの迫力が素晴らしかったですねDASH!

 

ただ、本編ではフルコーラスを聴かせてくれるライブ映像はありませんぼけー

サイズがフル・コーラスでも、間奏でインサートカットやコメントが入ったりと、、、

 

せっかく映画館のスクリーンという大画面なので、

2~3曲はライブ映像のみでフルコーラスを堪能したかったですねえーん

 

そして、アルバム『サージェント・・・』以降は、サラッと流してしまうのに、

エンディングには、1969年アップル本社の屋上で歌う

「ドント・レット・ミー・ダウン」が登場するんですよね~えー?

 

この歌はジョンとヨーコの歌なので、個人的には、

66年のサンフランシスコでのラストライブで終わって欲しかったですね。。。

 

 

本編の中で印象的なシーンを一つ挙げますと、

1964年のアメリカはフロリダ州ゲイターボール公演で、

ここでは人種差別が横行していて、なんと座席も人種によって分けられていたそうです。

 

これに反発したビートルズの面々は、コンサートを拒否するという事件になったそうで、

記者会見でも四人は毅然とした態度で、記者のインタビューに答えていた姿に感動キラキラ

 

そして人種別に座席を分ける方針が変更されて、コンサートが実施されたそうですビックリマーク

 

 

映画本編の感想はこの位にしておきますウシシ

 

自分にとってこの映画の最大の見どころは、本編終了後に上映される31分に編集された

1965年8月15日のシェア・スタジアム公演ですアップ

 

この日の公演については勉強不足だったので、多少予習をして映画館へほっこり

 

この日のシェア・スタジアムの観客動員は5万5,600人。

チケット総売り上げが30万4,000ドルという伝説の公演です叫び

 

当日のセットリストは、

 1.Twist And Shout

 2.She's A Woman

 3.I Feel Fine

 4.Dizzy Miss Lizzy

 5.Ticket To Ride

 6.Everybody's Trying To Be My Baby

 7.Can't Buy Me Love

 8.Baby's In Black

 9.Act Naturally

10.A Hard Day's Night

11.Help!

12.I'm Down

 

そして、当日は14台の35mmカメラで撮影され、コンサート本編だけでなく、

舞台裏や移動中のヘリコプターの中の様子なども撮影されたそうです。

 

そのヘリですが、最初はビートルズをステージが設置された球場内のフィールドまで、

ヘリで乗り付ける計画だったみたいです。ただヘリがフィールドに着陸する際、

熱狂的なファンがフィールドに侵入して来たら大変危険ということで、

ニューヨーク市から頑なに拒否され、この計画は幻と化してしまった。。。

 

またこの時の映像は、48分に編集され1966年3月1日に、

イギリスのBBC ONEでテレビ放映されたそうです。

ただし、2曲目の「She's A Woman」と、

6曲目の「Everybody's Trying To Be My Baby」はカット・・・

どうしてカットされたんでしょうかね~しょんぼり

 

そして、このコンサートは一応ライン録音されたみたいですが、

ボーカルや楽器の音がうまく拾えてなかったりして、

なんと1966年1月5日に、ビートルズはロンドンのCTSスタジオで、

オーバーダビングの作業をしていますあせる

 

今回の特別上映では、BBCでカットになった2曲がお披露目されるのか!?

 

チョッと期待をしましたが、、、残念ながらBBCと全く同じセトリでしたぐすん

 

 

とにもかくにも、この日のコンサート映像をじっくり見るのは初めてクラッカー

しかも2K(フルハイビジョン)での大スクリーンメラメラ

ステージで演奏する4人の姿に、31分間釘付けにアップ

 

あっ、あとひとつ・・・

「ア・ハード・デイズ・ナイト」の曲のみ、

ジョージがグレッチ(例のピックガードにチェット・アトキンスのサイン入り)から、

リッケンバッカーの12弦ギターに持ち替えます。

曲の途中でジョージの手元が映るインサート風なカットがあったのですが、

どう見てもギターがグレッチだったような気がして!?

見間違いかなぁ~はてなマーク

うぅ~~んショック

 

これは、もう一度劇場に足を運んで確認するしかないかなウインク