”医療って?” | moonlight

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日々の気になったことを綴ってゆきます。
不定期、気まぐれですのでご容赦くださいねヾ(。・ω・。)/


娘がHPVワクチン接種による副反応被害にあって色々と気付き感じたことがある。

 

今、医療は予防に重点がおかれ、医師主導型と言う感じ…。

 

 

今までは、治療に重点がおかれていて、問診があり、患者の訴えや症状を丁寧に聞き取り診断し患者の希望も配慮しつつ、治療法や処方薬を決定していたと思う。

 

しかし、今は大学病院などは特にだが、個人病院でも受付してから1時間2時間待ち、そして診察は5分が当たり前。

 

医師は、PC画面を見ていて、患者を見ていない。

 

内科医であっても聴診器を持っていないし、心音を聴くこともなくなっているように思う。

 

 

患者を総合的に診てくれる医者がいなくなっていて、湿疹が出ていれば、皮膚科に、腰が痛ければ整形外科に…それぞれの専門性が高くなっている。

 

 

義父がシャイドレガー症候群と言う難病を発症していたときは、総合病院で脳外科、神経内科、泌尿器科、内科、皮膚科をそれぞれに受診し1日がかりだった。

 

 

それぞれの科から、薬も処方され薬でお腹が一杯に成る程だった。

 

 

そのうちどんどん様子がおかしくなり、気になったのが薬の量だった。

 

気さくな脳外科の先生に気になっていることを伝えたら、確認してみましょうと言ってそれぞれの科の処方薬をカルテで確認、薬名は違うが同じような効果の出る薬が重なって処方されていたりで、結局薬の量は1/3に減量された。

 

薬の件があってから、病院にたいする不信感が拭えず、脳外科の先生に別病院を紹介していただき紹介された病院の初受診でただの起立性調節障害と言われていたものが、シャイドレガー症候群と言う難病であると診断を受けた。

 

 

何年も通っていて、症状がどんどん悪化し、寝たきり状態に近くなっていても起立性調節障害だと言われていたのに!!

 

義父の様子の変化は主に内科の先生に伝えていたが担当医師は

『立って歩こうとするから倒れる。這って歩けば倒れない。』

義父が急に今まで大好きだったものが、臭いが気になると言って食べられなくなったと伝えれば

『味覚が変わったのではなく、好みが変わっただけでしょ。』

と…。しかも、義父や付き添いの私とは眼も合わせない。

 

 

義父の症状についても、病名診断後に、ずっとかかっていた総合病院の泌尿器科医師に伝えたら、症状が気にはなっていて、そう言った病気の可能性があるのではないかとは思っていたんだが…と言われた。

 

 

義父の事は、私の医療に対する考え方の大きな転機となったことは間違いない。

 

義父が亡くなってから、次女はHPVワクチンを接種し副反応被害にあったのだが、最初は副反応とは気が付かず、義父と同じ神経難病だと思い、自分で様々な病院を探し、電話を掛け次女の症状を伝えた上で診ていただけるところを探しまくった。

 

ドクターショッピング、病院ジプシーとなっていたが、患者からの話を遮る、質問に答えない、眼を合わせない、医師の考えを押し付ける、決めつけた話をする…

 

幸いなことに、最終的には、患者の訴えを丁寧に聞き取り、あらゆる可能性を考え検査をし治療してくれる医師に巡り会う事ができ、早期治療ができた娘はラッキーだったと言えると思う。

 

 

厚生労働省の副反応検討部会の委員である有識者といわれる先生方は何を基準に選ばれているのだろうか?

 

被害者は傍聴はできても委員会に参加することは出来ない。

 

 

纏められた書類だけに眼を通し、その結果だけが話し合われている(報告がメイン)。

 

 

祖父江班研究発表についても、紙に書かれたデータだけが報告されている。

 

 

でも患者からすれば、頭痛ひとつとっても普通の頭痛とは違うのに、同じ頭痛として考えられていることは腹立たしいし、声をあげて「違う!!こうなんだ!」と伝えたい。

 

 

患者の訴えを遮り、自身の考えや診断を押し付けることは、医療の発展には繋がらないし、医師(医療)に対しての不信感しか招かない。

 

厚労省ワクチン検討部会もそうだが、何故、患者不在で議論されるのかがわからない。

 

参照HP https://ameblo.jp/daizumametarou/entry-12460705922.html