広州市のBRT! 広州快速公交B1路 BRT体育中心→BRT黄埔客運站 | 世界バス轉運站 -アジアの交通総合ブログ-

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広州空港から市内への空港バス! 広州空港快線1号線 広州白雲機場客運站→民航售票処(広州駅)の続きです。

 

JALで広州に着いた日は天候が非常に悪く、外を歩き回るのは大変そうでしたので、広州市を運行する広州快速公交(広州BRT)に乗りに行きました。広州快速公交は道路の中央側にバス専用レーンを設け、バス運賃も各バス停の改札にて徴収するシステムを採用した本格的なBRTとなっています。

せっかくなのでバス専用レーンの始発点であるBRT体育中心站から乗車しました。BRT体育中心站は地下鉄体育中心駅、体育中心南駅、APM線体育中心南駅が最寄りで、どの駅からも均等に離れていますが、いずれの駅からも地下道を通って10分ほどでアクセスできます。

 

 

広州快速公交は全線2元均一でとても安く、その上この日はQRコード決済を使用すれば運賃が割引となるキャンペーンが実施されていたため帰宅時間帯は大変な混雑となっていました。

今回はバス専用レーン区間の端から端までを運行するB1路に乗車しましたが、連節バスでの運行にも関わらず超満員の状態で体育中心を出発となりました。私は幸い途中から座ることができましたが、途中のバス停からは積み残しが起こるほどの混雑でした。

 

 

バスにはB1快線(快速バス)の表示が出ていましたが、実際の所は各バス停に停車していました。

広州快速公交は基本的にバス専用レーンを使って運行していますが、一部の橋梁上は道幅が取れないためバス専用レーンがなくなり、この区間では渋滞に巻き込まれてしまいます。

また、連節バスで超満員の状態で運行していたため重たすぎて速度が上がらず、坂道などでは後続の単車のバスに一般レーン側から追い抜かれるという場面もありました。

郊外に出ると交差点を地下道でスルーする所もあり、このあたりはしっかりとした設備が用意されていると感じられます。

 

 

混雑が緩和される兆しもなかったため、今回は途中のBRT黄埔客運站にてバスを降りました。

B1路は先頭の大混雑したバスを先頭に3台連続の団子運転となっていました。

 

 

BRT黄埔客運站バス停は郊外の閑散とした場所にありますが、バス専用レーン上に立派なバス停が設けられています。

道幅の関係で上下線のホームが歩道橋を挟んだ離れた場所に設けられており、向かい合わせにはなっていません。