「地下鉄はどうやって車両を地下に運んだんですかね?それを考えると夜も寝られない」と漫才のネタにしたのは春日三球・照代でしたが、最近、宇宙の外には何もないと聞いて、何もないとはどういうことか考えると夜も寝られない今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょう。
こんにちは、長光津のKです。
宇宙の外には物質はもちろん空間も無いとのことですが、ワタクシのアタマ程度では理解はおろか想像すらできません。
現代の宇宙理論には「外」という発想が無いのだそうです。
宇宙の外に出ることは無いでしょうが、家の外に出れば7人の敵がいるなんてことを言います。
これは世の中の厳しさや世知辛さを語ったものだと思いますが、自宅警備員で無くとも家の中でもぬくぬくの部屋から出たら命に係わる危険があったりします。
そう、冬に良く聞く「ヒートショック」です。
入浴やモノポーラのラジオ波で体を温めると出てくるヒートショックプロテインとは全くの別物です。
自律神経を整えたり、コラーゲンの生産に必須であったり、細胞を保護するなどの、体にとてもとても良いヒートショックプロテイン(熱ショックタンパク質・HSP)に対して、プロテインでは無い方は、血圧の乱高下によって心筋梗塞や脳卒中といった血管や脳の疾患を引き起こしたり、湯船から出ようとするときに気を失って溺れる危険性があったりします。
よく起こる状況としては
暖かい部屋(低い血圧)
↓
寒い脱衣所(血圧上がる)
↓
暖房の無い所で服を脱ぐ(さらに血圧上がる)
↓
温かい浴槽へ(血圧急下降)
という感じですので、部屋だけではなく、家全体を温めることが予防の最善策ですが、光熱費の高騰もあり、なかなか実施がむずかしいところです。
対策としては脱衣所で足元から体温を奪われないようにマットやスノコを敷いたり、お風呂の温度を40度までにして体に負担をかけないようにすることが有効です。
また、入浴前後に水分補給を心がけましょう。そして飲酒や食事直後は入浴を控えましょう。
部屋間の温度差が注目されますが、キモは血圧の上下なので、これを穏やかにすることが重要です。
あとは毎度の事ながら生活習慣病を呼び込まない生活。
今日明日はこの冬一番の寒気団がやってくるということなので、どうか皆様万全の対策で無事にお過ごしください。
良い一日を。