事務所の温度計も湿度計も「風邪注意」を示すほど下がり、電気代上昇の対策に家では足湯と重ね着で凌ぐ今日この頃、いかがお過ごしでしょう。
こんにちは、長光津のKです。
お部屋の乾燥対策としてよく使われるのが加湿器です。
ウイルスは低温低湿度の環境ほど生き残ります。
加湿することによって生存率を抑え、また漂うウイルスを下に落とします。
机の上に置くパーソナル加湿器から20畳を越えるものまで。
業務用なら300平方メートルをもカバーする超大型器まで。
値段もピンキリ。
方式で言うと「超音波式」「スチーム式」「ハイブリット式」「気化式」に分けられます。
それぞれに長所短所あるかと思いますが、一昨年気化式を使用した時は「しっかり加湿するねぇ。でもちょっと音がな~」、昨年超音波式を使用した時は「おお、静か。でもカルキ飛ぶなあ~」という感想です。
買い替えもなかなか無いと思いますので、安さに飛びつかず、しっかりと情報判断して購入しましょう。
さて、ウイルス対策にもなる加湿器ですが、注意したいことがあります。
それは「お手入れはこまめに」と「理解できていないもの入れない」です。
加湿器の中に発生したカビなどを吸い込むことによって発生するアレルギー性の「加湿器肺炎」はちょくちょく報道されるので聞いたことがあるかたもいるかと思います。
加熱されるスチーム式の場合はほぼ心配ないのですが、それでもこまめにお手入れするにこしたことはありません。
そして使用するのは「水道水」を推奨します。
塩素を含まない蒸留水は避けたいところです。
しかし蒸留水も不純物が無いということで目詰まりやカルキが飛ばないといったメリットもあるので、こまめなお手入れを前提に選択してもいいかもしれません。
次に「理解できていないものを入れない」ですが、これは本当に危ない。
よく次亜塩素酸水を加湿器に使用なんて聞きますが、次亜塩素酸を理解できてますか?濃度は大丈夫?次亜塩素酸ナトリウムとの違いは?
すべて説明できる方なら問題は無いと思いますが、間違った理解ということもあるので、そういう方がお見えでしたら周りの方が止めてあげてください。
なので「これ良いって聞いたよ」のレベルは絶対に避けてください。
他国の話ですが、PHMG(ポリヘキサメチレングビニジン)と言われる消毒薬を加湿器に除菌剤として使用してしまい、お亡くなりになられるという事件がありました。
飛散させて吸い込むという事が人体にとっては非常に大きな影響を与えるということは覚えておきたいものです。
加湿器も良いのですが、お肌の乾燥には電子美容化粧品のLモイスチャーシリーズで対策するのが一番!
今年も皆様には大変お世話になりました。
どうぞ良いお年をお迎えください。