タクシー強盗にご用心?? | 腰痛でも頑張ってる、現役タクシードライバーの転職日記(東京発)

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5年前にタクシー運転手に転職し、現在に至るまでの奮闘記と日常的に起こっているバトル(笑)をつづっていきます。タクシーへの転職を考えている方にも参考になると思います。

ほんの数日前に秋田県タクシー強盗殺人事件がありました。



犯人は捕まりましたが、失った命は二度と戻りません。同業者としても本当に許せない事件でした。



さて、タクシードライバーは危険な仕事なのでしょうか?


答えは、わかりません



自分は、東京都内を営業区域にしているので、酔っ払いや気難しい人、困った人がお客さんになる事はありますが、実際に危険に出くわしたことはありません。



やはり、地方と東京など都会とは違うのかもしれませんね(決してバカにしてるわけではありません)


ここからは、悪い人も閲覧してるかもしれないので、書ける範囲で記事にしてみます。


タクシーの防犯対策ですが、いくつかご紹介します。


1、防犯カバーの設置
運転席の真後ろに防犯カバーと言うのでしょうか?とりあえずは首を絞められたり、後ろからナイフなどで襲われないようなカバーが設置されています。


→でも、実際には、左の横から横腹にナイフや拳銃でも突きつけられたら、要求に従うしかありません。ニューヨークのように、後部座席との間に金網をはるなどしてくれれば、かなり安全性も高まるのですが、日本はまだまだ危機権利が低いと思います。



2、車載カメラの設置
今回の秋田県の事件で犯人検挙に繋がったのは、この車載カメラだと言われています。ちょっと前までは、車外カメラは回していましたが、現在のほとんどのタクシーには車内カメラも設置しています。真っ暗でも赤外線でバッチリ写るので悪いことはできません。ちなみに、それまでは、酔っ払いに限らず、横暴な言葉を浴びせたり、シートを蹴とばすなどされていましたが、車載カメラ設置後には、ほとんど皆無になりました。証拠が残るので、後から面倒な事になりたくないのでしょう。強盗対策だけでなく、こうした点でもメリットがあるんですね。


でも、本当の目的は、ドライバーがきちんと接客をしているかのチェックに使うのが目的だとか無いとか・・・



3、防犯灯
車上部にあるアンドンが赤色で点滅します。何か危機に直面しているので、見かけたら110番通報お願いします。


→実際には、車の乗り降りの時に足などをひっかけて、防犯灯を点滅させてしまうのが殆どです。僕は、たまたま交番の横を通過する時に警察官に止められ、「えっ?何か違反しましたか?」と尋ねたら、防犯灯が点悦してるけど異常ありませんか?ですと・・・赤面しました。



4、緊急通報スイッチ
本当の緊急時に操作するスイッチがあります。どうすれば、どうなるのか、またいくつかの隠語がありますが、ここではご紹介出来ません。たぶん、ここが一番知りたい所だと思いますが、最初に書いたように悪い人が閲覧してたら大変ですので、守秘義務?的な感じでお願いします。


どうしても、知りたい場合には、タクシー会社に就職する事です。でも、その会社が危機管理してるとは限らないので、なるべく大きな会社をお勧めします。


そもそも、売り上げなんて大してないし、実際には、チケットや光津系、IDなどでも支払いも多いので、現金はあまり持ってないです。タクシー強盗は手っ取り早いかもしれませんが、リスクが大きいだけで見返りは少ないので、これから強盗しようと思っている人は、絶対にやめてください。



以上、現役タクシードライバーからのお願いでした。


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