「GET SPORTS スポーツ経営ってナンなんだ!?」を見て、民設民営が主流になると。 | ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio

「GET SPORTS スポーツ経営ってナンなんだ!?」を見て、民設民営が主流になると。

いや~この番組、TVerで配信してくれて感謝!

その番組とは、テレビ朝日(ほか九州朝日放送でも放送)で放送している「GET SPORTS」。

 

 

南原清隆のナビゲートで、1998年に放送を開始し、

アスリートの実像に迫ったドキュメンタリーを放送してきたが、

アスリートの実像だけにとどまらず、様々な検証企画も放送するなど、チャレンジ精神があふれている。

これを関東広域圏(と福岡県)にとどまるのはもったいない!

 

取り上げたのは4月21日(日)と4月28日(日)、2週にわたって放送された、

野球、サッカー、バスケットボールの一歩進んだ会場経営に迫る、「スポーツ経営ってナンなんだ!?」を。

昨年開業した北海道日本ハムファイターズのホームスタジアム、エスコンフィールドの仕掛人、前澤賢。

長崎スタジアムシティに出来るアリーナをホームに置く、長崎ヴェルカの社長兼GM、伊藤琢摩。

今年J1で旋風を起こしている町田ゼルビアの広報部長、岡田敏郎。

この3人を迎え、

南原清隆と、「東大卒の元千葉ロッテの投手」から大学教授に転身した小林至とディスカッションしたり、

南原清隆自ら、エスコンフィールドや長崎スタジアムシティを訪問したり、

町田ゼルビアの筆頭株主であるサイバーエージェントの藤田晋社長と対談したりと、結構おいしい。

 

<北海道日本ハムファイターズ/エスコンフィールド>

365日間、賑わいを創生するだけでなく、オフィスや大学を誘致して、年間700万人の来場を目論み、

北海道日本ハムファイターズの勝敗に関係なく安定した取り組みを積極的に行っている。

スタジアムツアーは大人気。

 

<長崎ヴェルカ/長崎スタジアムシティ>

ジャパネットホールディングスの下、Vファーレン長崎の新スタジアム・ソフトバンクピーススタジアム長崎と、

長崎ヴェルカの新アリーナが同居する長崎スタジアムシティで、サッカーとバスケの相乗効果を狙う。

更にはスタジアムの上を横断するジップライン(!)も。

 

<町田ゼルビア>

エスコンフィールドと長崎スタジアムシティが民設民営なのに対し、

現在の町田ゼルビアのホームである町田GIONスタジアム(町田市立陸上競技場)は公設公営。

それ故、町田ゼルビアのJ1リーグ昇格が困難を極めたり、町田GIONスタジアムのアクセス難が問題に。

サイバーエージェントが親会社になったことで、それらを跳ね返す逆転の発想を連発。

 

これらから分かったことは、これからプロスポーツのホームスタジアムは公設公営から、民設民営が主流となり、

行政の締め付けから解放された、自由な経営が可能となり、地元をも巻き込んだアクションを連発する。

これまでの公設公営の競技施設なんて、アクセス面で難所の所を選び、興行を前提にしなかったもんな。

特にJリーグの試合会場なんて、最寄駅からかなりの距離を歩かなきゃいけない上に、

最悪の場合、鉄道の最寄り駅のダイヤが、1時間に1本しかない(笑)特に地方(笑)

各チームとも、行政と上手に連携を取り、

「この街にはプロスポーツのチームがある」と胸を張って自慢できるようにせねば!

やるならやらねば!