まだ水面下ではありますが、某アーティスト○○○○○○○様とのプロジェクトが本格始動しています。
ここ最近水面下の更に下(深海?)で準備やディスカッションをしてまいりましたが、つい昨日2回目の対面ディスカッションを経て本格始動出来そうな状況にまで進んでまいりました。
○○○○○○○様とは今回が初めてのお仕事となりますが、耳も楽器の感触を感じ取る力も非常に長けている方ですし、拘りも強い印象を持ちました。
そして確認作業での判断が早い。
ここに関してはアーティストとして活動されている方は割と共通しているかもしれません。
良し悪しの判断が明らかに早い傾向にある気がします。迷ったとしても相対的に早い印象ですね。
(それを推奨しているわけではありません。皆様はご相談時もゆっくり悩んで頂いて大丈夫ですよ笑)
今回はg7-JMを元にしたプロジェクトとなりますが、まずは弊社在庫分からしっくりきた個体をチョイス頂き、暫くリハーサルやRECなどでお試し頂きました。
※実際に貸し出しさせて頂いた個体。
その間もメールでご本人から気になる点やご要望等をお伺いし、それに対するアンサーを私なりにご提案させて頂きました。
その後新たにボディー一枚と指板違いのネックを3本程段取り、サンディングシーラー(カラー前、下地用のラッカー塗膜)の木部、しかしセッティング等は完璧に出ている状態をご用意しました。
要するに「指板違いでの弾き比べ」をまず実施させて頂きました。
インディアンローズ、メイプル、ハカランダのネック3本をその場で組み替え実際にご試奏頂きウッドスペックを詰めていきました。
それ以外のパーツ類やカラーリング他あらゆる箇所も殆どが決まった状態となり、あとはご希望納期(とてもタイトです汗)に間に合うよう私共が頑張るだけ、、、といった状況です。
まずお気に召して頂ける楽器をお作りする。これはどなたとのお仕事であっても同じです。
頑張ってまいります。
続報にも是非ご期待くださいね。
投稿者:宇佐川