~Made by G'Seven~

~Made by G'Seven~

G'Seven Guitarsを、よりディープに体感したい方へ。

今日現在水面下でのお話とはなりますが、弊社オリジナルのピックアッププロジェクトを進めております。

 

各種モデルが水面下で進んでおりますが、まず先発として下記モデルのご予約を開始いたします。

 

 

  g7-S60【F.C.R set : ¥44,000(税込)】

g7-ST/Rに搭載をイメージした、スラブボードに最適な多ジャンルで扱い易いモデルです。

 

※現在店頭にて試奏可能。

 

こちらのモデルは現在当店にて先行発売用セットの在庫販売が可能です。

 

ご用意数が極僅少となりますので、気になる方はお早めにお問い合わせください。

 

以降のご予約も承る事が可能です。

 

 

  g7-SWS【F.C.R set : ¥44,000(税込)】

g7-ST/Rもしくはg7-ST/Mのラージヘッドモデルへの搭載をイメージした、ブライトで刺激的なロックトーンです。

 

こちらのモデルはご予約が可能となっております。

 

 

 

  g7-T50【F.R set : ¥39,600(税込)】

g7-TL/Mのようなブラックガードモデルへの搭載をイメージした、ツワンギーで太い出音が魅力です。

 

※現在店頭にて試奏可能。

 

こちらのモデルはご予約が可能となっております。

 

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各種ご予約(ご購入)方法ですが、現時点では当店へ直接お問い合わせ、もしくはご来店をお願いいたします。

 

いずれのモデルもセットでの販売のみとさせていただきます。単発でのお取り扱いはございませんのでご了承ください。

 

準備が整い次第ECサイトへの掲載、全国のg7お取り扱い店舗様での展開も予定しておりますので、そちらも併せてご期待ください。

 

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現時点で完成しているモデルは以上3タイプですが、以降も各種続々と登場予定です。

 

続報にご期待ください。

 

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弊社オリジナルギターブランドの「g'7 Special」への標準採用を念頭に始まった本企画ですが、上記のように各モデル個別での販売も随時開始予定です。

 

情報も都度発信してまいりますが「このモデル用のピックアップは出る??」といったご質問も大歓迎ですので、お気軽にお電話もしくはメールにてお問い合わせください。

 

 

 

投稿:宇佐川

 

 

4月15日追記

記事内表示価格に一部誤記載の為変更いたしました。

この度クロサワ楽器の各g'7 Special(以下g7)お取り扱い店舗様にて、コラボスペックモデルを開始させていただく事となりました。

 

ホイールロッド + 22f

 

 

《Player S Custom》と名付けられました。(以下Players)

 

 

以前よりトラスロッドの調整に緊張感が走る…とお取り扱い店舗のスタッフさん、そしてお客様方からもそういったお声をいただいておりました。

(ネックを脱着する際にネックポケット周辺のラッカー塗膜を飛ばしてしまいそうな緊張感ですね。)

 

しかしヴィンテージトラッドを謳うg7では敢えて昔ながらのロッドを採用し続けてまいりました。

(今後も標準モデル、他社様でのお取扱い分に変更はございません。)

 

 

 

今回採用したホイールロッドであれば仕込むトラスロッドはそのままに、つまりサウンドへの

影響は一切無く、それでいてネックや弦を外さずにトラスロッドの調整を行えるスグレモノ。

 

調整時の手間やリスクが大幅に軽減出来ます。

 

加えて全機種22fを採用する事で一層痒いところに手が届いたスペックとなっているように思います。

 

 

プレイアビリティーやサウンドにネガティブな影響は一切無く、ただただ恩恵のみを享受出来ると言っても過言ではありませんね。

 

 

唯一見た目の部分での変化は賛否が別れると思いますので、ここは既存の仕様と今回のPlayersとをお好みで選んでいただければと考えております。

 

 

※ヘッド裏には専用シリーズのロゴが配されます。

 

※表面は通常のブランドロゴを採用しています。

 

 

今回のスペックはクロサワ楽器のg7お取り扱い店舗様でのみの専用スペックである為、他社様もしくは新宿のメーカーショールームでも対応は不可となります。

 

現時点でお客様のオーダーには対応はしておりませんので、各店様からの入荷アナウンスに是非ご期待いただけますと幸いです。

 

 

因みに本シリーズの採用モデルは現時点で、g7-ST、g7-TL及びg7-CTL、g7-JMのデタッチャブルギターのみの対応となります。

 

※こちらは【g7-CTL/R Players GG Black Beaiuty】

 

 

 

g'7 Specialお取り扱いクロサワ楽器店舗様

 

町田店

 

G-CLUB Shibuya

 

お茶の水駅前店

 

池袋店

 

名古屋店

 

福岡ミーナ天神店

 

 

上記6店舗で《Player S Custom》を是非お求めください。

 

 

投稿:宇佐川

ヴィンテージギターやベースの個体には様々なダメージが確認出来ますね。

 

使用していく上での傷、塗装の剥がれ、それ以外にも謎に大きな傷。そしてカラーの褪色やラッカーの変色など。

 

※弊社所有の1961年製Fender Stratocasterです。

 

それ以外にも、塗膜に細かいヒビのようなものが確認出来る個体が多い事に気が付くと思います。

 

これらはウェザーチェック(他にも塗膜のクラックと呼ばれる事もあります)と言われる塗膜の割れ、ヒビなのですが、塗膜の経年劣化の一種となります。

 

ヴィンテージトラッドな楽器を好まれる方はこの経年劣化に萌える性質を持っている方が大変多く、この劣化をむしろ歓迎する向きすらあります。

 

※細かいヒビのようなものが確認出来ると思います。このヒビの入り方は個体によって様々です。

 

 

弊社ブランドのg'7 Specialでは、これらのダメージを敢えて新品時から再現するオプションもご用意しておりますが、やはり購入後自然と劣化していく様を楽しみたい、といったお声も多く、故に大変多いご質問↓

 

 

「購入後どのぐらいでウェザーチェックって入りますか?」

 

「g7の楽器は使用していたらヴィンテージみたいなルックスになりますか?」

 

 

といった問いに対するアンサーを本ブログでは取り上げてみたいと思います。

 

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まずいずれの問いに対しても、結論から申し上げますと"環境と扱い方次第"となります。

 

 

傷関係に関してはご自身のプレイスタイル次第ですが、下地からのフルラッカーは非常にデリケートですので嫌でも傷は入っていきます。

 

最初に付いた傷は皆さんかなりショックらしいですが、すぐに2個目3個目と入っていくので大丈夫です笑

 

あまり気にせず、是非プレイに集中してください。

 

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カラーの褪色ですが、こちらも防ぎようが無いと思います。

 

特に赤系→青系の順で非常に褪色し易い傾向にあります。

 

ですがオーナー様ご自身は毎日見ているので褪色していっている事に気が付かない方が多いです。

 

何年かしてピックガードの下を見ると褪色前と後でコントラストが出来ています。そこで初めて気が付く、といった方が多いですね。

 

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変色はカラーではなくトップのクリアラッカーの変色ですが、こちらも焼けてきます。

 

ですがg7では標準で焼け色の加工を施している場合が多いので、その後の変化はあまり実感しないかもしれませんね。

 

因みにヴィンテージギターの黄色っぽい焼け色は、紫外線等で焼けた変色以上にタバコのヤニが原因として大きいです。

 

昔は室内やバー店内等でも皆さんタバコを吸われていました。その煙に長時間晒され、ヤニ汚れが塗膜に付着し黄色く変色する、といった具合です。

 

私自身、過去に商品のヴィンテージギターをコンパウンドで必死に磨いて色艶を復活させた経験が何度もあり、磨いた後はクロスが黄色を通り越して真っ黒になっていたものです。

 

今ではタバコの煙に晒されるという環境も見られなくなりました。ですので予めの演出として焼け色の加工を施しています。

 

 

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それでは本題として、今回はウェザーチェックに関する内容を掘り下げてみましょう。

 

 

まずウェザーチェックのメカニズムからご説明すると、気温差と低湿度によるところが大きいです。

 

 

現存するヴィンテージギターの多くはアメリカで流通した過去を持つものが多いですよね。

 

まず乾燥に関して。

行った事がある方ならピンとくると思いますが、アメリカは日本とは比較にならないほど乾燥している地域が多く、同時にその乾燥度合いも強力です。

 

私自身もカリフォルニアやネバダに行った時は日照りの強さと乾燥の強烈さに驚きました。(当時結婚前の妻と一緒でしたが、妻は目の乾燥でコンタクトが入れられなくなってました汗)

 

 

対して日本はというと基本的には高温多湿です。

 

寒い地域であってもロスみたいに毎日のように晴れ、というわけではありませんし北海道以外は梅雨も存在します。

 

こういった気候はラッカーの乾燥及び劣化が比較的遅く、ウェザーチェックの原因の一つである「乾燥」といった観点では少し弱いです。

 

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次に気温差ですが、これはただ単に寒い地域であればいいわけではなく、気温差に晒される環境であるかどうか、が重要です。

 

 

例えばアメリカで音楽が盛んな地域の一つとしてニューヨークが挙げられますが、ニューヨークの冬は極寒です。

 

同じ大都市である東京や大阪とは比較にならないぐらい寒い地域です。

 

 

アメリカではバーやレストラン、はたまたボーリング場など様々な場所でミュージシャンが雇われ、毎週毎曜日のように各地でライブステージが催されています。

 

勿論その多くはきちんとギャラが支払われ、こういったローカルなスポットでのみの音楽活動で生計を立てているミュージシャンがアメリカには沢山存在しています。

 

ライブハウスのような専門性の高い施設だけでなく、一般の方が出入りする多くのスポットで音楽が必要とされ、そして音楽に対する距離感が非常に近いといった印象です。

個人的にはとても羨ましく思いますね。

 

 

 

話を戻しましょう。

そういった会場まで自分の車に楽器を積んで移動するのですが、向こうではとにかく移動距離が長いです。

 

東京や大阪のように都心部に住み、電車やタクシーでササっと移動出来る範囲内に人が集まっている訳ではなく、いちいち移動距離が長いのです。

 

隣町のバーまでライブしに行こう。車(なかなかの速度で笑)で1時間半。

週末はギャラも良いレストランだから州を跨いで3時間、、といったように日本人の感覚からすると都度の距離感が大きく異なっており、その間楽器はトランクなどに放り込まれています。

 

トランク内はエアコンも効いていないのでケース内部までキンキンに冷えます。

 

その状態でエアコンのよく効いたバー店内に、そして照明他で一層暖められたステージで突然ケースを開けます。

 

その瞬間にキンキンに冷えた塗膜が暖かい外気に晒されてピシピシっと一気に割れる。

 

といったケースはきっと多かったであろうと推測されます。

 

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日頃から乾燥した地域でラッカー塗膜はみるみる内に乾いて硬く薄くなり、各所への長距離移動で過酷な気温差に晒され、そういった環境下で10年愛用。

 

ラッカー塗装の楽器が無事でいれるはずもありません。ボロボロになりますよね。

 

 

対して日本は高温多湿で楽器を持った長距離移動も少なく、何よりモノを大事にする国民性です。

 

弊社のブランドをご愛用頂いているオーナー様も、多くは大変丁寧に扱って頂いております。

 

 

確かにボロボロで草臥れたルックスの楽器はカッコ良いですよね。出来ればご自身で使っていく内にヴィンテージギターのようなルックスになって欲しいと願う方も少なくないと思います。

 

ですが実際はなかなか難しい環境である事も事実です。

 

■───────────■

 

そこで弊社ブランドでは予め使い込まれたヴィンテージルックをリアルに再現するエイジド加工をオプションとしてご用意しております。

 

 

 

 

 

 

これらはPerfect Agedというオプションになり、オーダー時¥175,000〜のオプション価格で追加出来ます。

 

お声として多いのは、傷関係は自分で使用していく上でついていって欲しい。けど日本では入り辛いウェザーチェックだけ入れて欲しいといったご要望です。

 

 

 

そういったご要望にお応えするのがこれらの画像にあるようなLightly Agedです。

 

こちらはボディーにのみ打痕+ウェザーチェック(汚し色や焼け色加工含む)程度のイメージで施工しております。

 

オプション価格は¥55,000〜となります。

 

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今回はラッカー塗膜の経年劣化のメカニズムから、それらを再現したエイジド加工のご紹介まで取り上げてみました。

 

楽器との付き合い方は千差万別ですし何が正解という訳ではありません。

 

それぞれの価値観と美学に素直に向き合っていただき、ご自身ならではのカッコいいギター、ベースへと成長させていって下さいね。

 

お手伝い出来ることがあれば是非ご相談ください。

 

 

 

投稿:宇佐川

通常のオーダーモデルとは異なる仕様をインストールした《Premium Series 2024》(以下PS2024)

 

 

2022年から始まっている島村楽器各店様でのみお求め頂ける、スペシャルなオーダーシリーズ。

 

改めてこちらのブログでも取り上げてみましょう。

 

特徴は以下の通りです。

 

 

 

 

デタッチャブルモデル

 

専用アッセンブリーパーツ

 

ハンダ、配線材、コンデンサがPS2024専用の組み合わせとなります。

 

ヴィンテージライクでありながら、コンプ感を強めに感じて頂けるよう意識した専用アッセンブリーです。

 

※PS2024であっても、セットネックモデルでは採用しておりません。

 

 

 

 

セットネックモデル(g7-LP)

 

バックカラーオーダー

 

標準LPSのフェイデッドチェリーではなく、一層通好みな褪色を再現したフェイデッドチェリーブラウンでのカラーリングとなります。

 

よりアダルトな雰囲気をバックカラーからも感じて頂けると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

PS2024である証明として、デタッチャブルモデルではヘッド裏に専用ロゴが。

 

 

 

そしてセットネックモデルではコントロールザグリ内に専用ロゴが配されております。

 

 

 

 

 

魅力的な専用スペックを持つ《Premium Series 2024》

 

g7お取り扱いの島村楽器様へ、在庫状況含め是非お問い合わせください。

 

 

投稿:宇佐川

 

お知らせ以外でのブログは久しぶりの更新となりますね。

 

店頭の製品はもちろん、オーダー時など特に多く頂くご相談。

「指板はローズ?メイプル?問題」に触れてみましょう。

 

というよりローズは一般的に最も多く流通していますし、セットネックモデルでは標準と言えます。

 

そこで今回はデタッチャブルネック仕様でのメイプル指板。ここにフォーカスを当ててみたいと思います。

 

 

注釈)ボディー材他多くの要因の元でギターサウンドというのは確定していきます。指板はその数ある要素の一つに過ぎない事を予めご認識下さい。

その上で指板材のみの違いを説明してはいますが、その他の要因によって印象が180度変わる事もございます。

あくまで参考程度の読み物として楽しんで頂ければと思います。

 

 

●レスポンス

 

レスポンス時の帯域のピークが異なります。

 

指板材は主に音のレスポンス、及びトップエンド付近の輪郭等に影響すると思います。

 

ローズは中音域から立ち上がる、に対してメイプルは高音域から立ち上がる感触です。

 

 

別の言い方をするとローズは中音域が豊かな印象となる為、聴感上太さを実感し易くなりますし、倍音も発生させ易い為音と音の繋がりが生まれ易くもなります。

 

これはプレイヤーの「弾き易さ」にも直結してきます。

 

一音一音がぶつ切りにならず、言い意味で繋がってくれる感触、、、とでも言いましょうか。レンジも広過ぎずに非常に扱い易い印象を持つと思います。

 

特に短音でのプレイ時には歪みのノリも良く、音と音が繋がってくれる感触もあり、その粒立ちも揃い易くなるため臆さずにプレイに没頭できますね。

 

 

と、ここまでローズの長所を言うと「なんだローズ最強じゃないか」と思いますよね。

 

いえいえ気が早いです。

 

 

 

メイプルは中音域がそれ程豊かではないが故に音の分離感に優れ、音の輪郭もクリアに見え易くなります。

 

高音域からのレスポンス、と聞くと「耳に痛い音」みたいな状況を想像する方もいらっしゃるかもしれないですし、事実そういうギターも存在しています。(それも扱い方次第なので悪い音という意味ではないですよ。)

 

ただそういった個性は指板だけでなく楽器全体での特性なので、ここでは私個人が好むメイプル指板に話を限定しましょう。

 

 

音の輪郭がクリアに発音してくれるのはドライブさせた際にも同様で、歪ませても音が潰れ辛いという特徴に繋がります。

 

この感触が私が最も好きなポイントなのですが、軽いタッチの時は実に繊細な立ち上がりが得られ、ドライブさせて強めのピッキングでニュアンス付けをしようとした際にも音が潰れず、音像が壊れずにタイトに発音してくれる感触です。

 

同時にうねりやハネといった感触は少なく、素直に直線的にトーンを発してくれる事も大きな特徴です。

 

ローズ指板のいいギターは音がハネるような感触を覚える事があります(バウンド感とでも言いましょうか)。

これはこれで素晴らしいのですが、メイプル指板のストレートに、かつパワフルに発音してくれる感触は非常にリニアでコントロールのし甲斐があります。

 

 

●歪みノリ

 

先述した内容と重複もしますが、歪みのノリは大きく異なるポイントです。

 

 

ローズは元々中音域が豊かである為、非常に歪みノリが良く、良い意味で音が潰れ易い特性も持っています。

 

音が潰れる、と聞くとネガティブな印象を持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、音が潰れるからこその歪み易さや弾き易さです。

 

どれだけ潰れてどれだけ音像感や芯を残すか、、、ローズ指板の場合はここが音作りのポイントにもなってくるところですね。

 

 

逆にメイプル指板は音が潰れ辛く、それは即ち歪ませた際にも輪郭のタイトさやスピード感、和音の分離感といったところに良い影響を与えてくれます。

 

個人的に重要なポイントとしては、メイプル指板はあらゆる音作りにおいて音のダイレクト感、リアルなダイナミクスやバイト感が失われ辛い、というところが挙げられます。

常にピッキングのニュアンスが見えている状況ですね。

 

これらの要素は逆に言うと扱い辛いと感じる方もいらっしゃいますが、好きな方からするとたまらなく楽しい感触です。

 

 

●見た目

 

ローズは茶色〜黒っぽい色味なので、楽器全体に引き締まった印象を与えます。

 

メイプルは白っぽい方向ですので一層シンプルで潔い印象を与えます。

 

見た目の好みというのも割と重要で、過去にも「メイプルの音は嫌いじゃないけど見た目はローズの方が良い」という方は結構いらっしゃいました。その逆はいないんですけどね…。

 

※因みにHISASHIさんからも、ダムドの打ち合わせ時に似たようなご意見を頂戴しました笑

 

 

 

ここまで読んで頂いてどうでしょう?なんとなくですが、ローズに分があるように感じませんか?笑

 

正直なところ人気はダントツでローズです。(例えばストラト系だと8対2ぐらいの割合でローズの方が実績あります。)

 

やはり「扱い易さ」というところと「見た目」というところでローズ人気というのは揺るぎないものがありそうです。

 

 

 

●メイプルプレイヤー

 

そんな中でも私のようにメイプルを好んだが故に肩身の狭い思いをしている方に、そしていまいちメイプルの良さが分からない、という方に。

 

最後に私が好むメイプル指板プレイヤーを何人かご紹介いたします。

 

今回は敢えてローズ派が主流であるストラト系に絞ってみました。(ギターぐらいは絞らないと紹介し切れないので…)

 

どなたも有名な方なので音源も手に入り易いでしょうし、ググればあっという間に情報も手に入る筈です。ご興味のある方は、是非彼らの音に触れてみて下さい。

 

 

David Gilmour

 

ピンク・フロイドのメンバーでソロでも長く活躍する大御所です。

 

彼のトーンは幻想的でエフェクティブな中にも、常にキラリと光るメイプルの質感があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

Buddy Guy

 

シカゴブルース界のレジェンドです。

 

泥臭くもお洒落で艶やかなトーン。独特のカラッケロッとしたブライトなトーンは、一音一音に珠玉の価値を感じます。

 

メイプル指板を生々しく味わえる御仁です。

 

 

 

 

 

 

 

Richie Kotzen

 

テクニカルなイメージが先行するかもしれませんが、実はとてもエモーショナルなプレイが特徴の名手です。

 

特に「Live In Sao Paulo」で聴けるトーン、プレイ(勿論ボーカルも)は絶品。ハードロックに興味の無い方も是非お試しください。

 

 

 

 

 

 

 

Stevie Ray Vaughan

 

この方をメイプル指板枠でご紹介するのも反則な気がしますが…。

 

名曲「Lenny」にて使用されるメイプル指板のストラトは、実に繊細でカラッとした透明感のあるトーンが堪能できます。

 

「表現力とはなんぞや」をこの曲から学んだ方も多いのでは、と思います。

 

 

 

 

 

 

 

Eric Johnson

 

スタジオミュージシャンを経て現在までソロで活躍する名手です。

 

ジャズ〜ロックまで幅広くこなせますが、アカデミックながらテクニカル過ぎないプレイが印象的です。

 

多くのエフェクトを駆使しながらもクリアさやタイトさは決して失わない音作り、そして素のメイプルトーンを巧みにコントロールする様は繊細そのものですね。

 

 

 

 

 

 

Eddie Van Halen

 

皆大好き(当社調べ)、ハードロック界のレジェンドです。

 

様々なギターを使用していますが、シグネチャーモデル他印象として根強いのはメイプル指板ではないでしょうか。

 

いかにもアメリカンな乾いたハードロックサウンドはメイプル指板ならでは。

 

意外と歪み量が少ない事でも有名ですが、そんな音作りも相まって潰れ切らないワイドレンジなドライヴサウンドはメイプル指板の魅力を存分に堪能出来ます。

 

 

 

 

 

 

Eric Clapton

 

説明不要のギターの神様です。

 

ブラッキー、ブラウニーと呼ばれる世界で最も有名な二大メイプル指板のギターは、この方のプレイによって広まりました。

 

太くて伸びやか、そして艶感のある至極のトーンは正にレジェンド。

 

分かり易いコンプ感の中にも、クッキリとした輪郭やダイナミクスを感じさせるプレイはメイプル指板ならではの表現力と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

 

如何でしたか。勿論まだまだメイプル指板の魅力は沢山ありますし、著名なプレイヤーも多く存在しています。

 

メイプルも悪くないな、と感じられた方は、ご自身に刺さる究極のメイプルプレイヤーを探してみては如何でしょう。

 

 

そして本ブログが今後のギター探しの参考となれば幸いです。

 

 

 

投稿:宇佐川

今回は当店(g'7 Guitars)限定でのキャンペーンのお知らせです。

 

 

本日より2024年1月30日(火)までの期間、ショッピングローンの金利手数料を無料でご案内いたします。

 

キャンペーン参加に関する概要は以下のとおりです。

 

 

 

○ショッピングクレジット(オリコ)のご利用、最大で48回までの分割手数料を無料といたします。

 

○対象商品はg'7 Specialの新品本体となります。

 

○金額の上限、また期間中ご利用回数の上限もございません。

 

○店頭の在庫商品は勿論ですが、カスタムオーダーのご注文も対象となります。

※完成時期には左右されず、キャンペーン期間内のオーダー確定(お申し込み手続き完了)で対象とさせて頂きます。

 

○頭金や下取りとの併用も可能です。お気軽にご相談下さい。

 

○店頭でのお申し込みは勿論ですが、遠方の方であってもメールでお申し込み可能です。

※お客様の携帯端末へお申し込みフォームをお送りいたします。お気軽にご相談下さい。

 

 

 

以上が概要となりますが、ご不明点やご相談等ございます際は遠慮なくメール、もしくはお電話にてお問い合わせください。

 

タイトルにもありますが、実に2年ぶりの無金利キャンペーンです。

 

是非この機会をご利用頂き最高のギター、ベースに触れてみてくださいね。

 

 

TELL : 03-5341-4508

Mail:shop@g7g.biz

※担当「宇佐川/ウサガワ」までお問い合わせください。

 

 

 

2024.01.29追記

ご好評につき、こちらのキャンペーンを期間延長させていただきます。

2024年2月29日(木)いっぱいのお申し込み(ご契約締結)まで対応といたしますので、是非この機会にg'7 Specialのご購入をご検討ください。

 

 

 

◉g'7 Special在庫◉

 

 

これまでTwitter、Facebook、YouTube、そしてこちらのアメブロで情報を発信し続けてまいりましたが、遂に先日Instagramのアカウントも開設しました。

 

各方面より「遅!」とか「え漸く…?」といった感動のお声も頂戴しております。

 

インスタでの情報発信は、他のSNSでは使用していない画像、情報に出来るだけ特化したものとなるよう考えていますし、きっと楽しんで頂けるものと思います。

 

 

是非これを機に皆様からフォローを頂けますと大変幸いです。

どうぞ宜しくお願いいたします。

 

Official Instagram:

 

 

 

 

投稿:宇佐川

当店ではブランド発足当時からご用意している「カスタムオーダーメイドシステム」

 

ここで改めて詳細をご案内させていただきます。ご興味ある方は是非ご覧ください。

 

 

 

  カスタムオーダーメイドとは?

弊社が発信するブランド「g'7 Special」(以下g7)はヴィンテージトラディショナルなスタイルをベースに各種展開しております。

 

"ヴィンテージライクな旨みと味"、そして"高い次元でのアクセシビリティ"を両立させる事を念頭に置いた楽器作りを心掛けています。

 

そんなg7の楽器をお客様好みにセミオーダー頂けるシステムが「カスタムオーダーメイドシステム」となります。

 

外周シェイプや基本的な構造は変更出来ませんが、普遍的なデザイン、構造に則った上でお客様のアイディアや感性を反映する事が出来るシステムです。

 

 

 

  オーダー例

多くのお客様がカラーやフィニッシュには拘りを持たれているように感じます。

 

「楽器の難しい事は分からないけど、こんなボディー色でピックガードはこんな色のSTが欲しい!」

これだけでもオーダーする動機としては充分です。

 

過去のオーダーモデルの一部をHP上でご紹介しております。

下記リンクよりご覧ください。

 

◎Custom Order Gallery◎

 

 

  価格、オーダーディスカッション

基本的にはカスタムオーダーだから、といった理由で金額は変わりません。

普段店頭にてラインナップしているモデルと同じ価格でオーダー頂けます。

 

例えば店頭に並んでいるモデルと全くの同仕様であれば、オーダーであっても価格は同じという事です。

※本体価格やオプション価格そのものに変動がある場合は、最新の価格表に則ります。

 

 

下記例題として、、、

※以下全て税別表記

 

 

 標準例(g7-ST/R)

g7-ST/R

アルダー2Pボディー

メイプル1Pネック

インディアンローズ指板 / 300R / Dot(クレイドット風)

Jescar#55090NS / 21f

Vanzandt Vintage Plus set

g7カスタムシンクロナイズドトレモロ

Fiesta Red

ミントグリーンPG

Half Vintage Finish

 

 

上記のスペック内容は全て標準仕様である為、価格もg7-STの標準価格である¥340,000で製作可能です。

 

これを元に下記のようにアレンジすると、、、

 

 

 オーダー案

g7-ST/R

アルダー2Pボディー

メイプル1Pネック

マダガスカル指板 / 300R / Dot(クレイドット風)【¥20,000】

Jescar#55090NS / 22f【¥10,000】

Vintage Maniacs Slab61 set【¥10,000】

g7カスタムシンクロナイズドトレモロ

Fiesta Red

マッチングヘッド【¥20,000】

SPL. MG PG(スペシャルミントグリーン)【¥40,000】

Perfect Aged【¥175,000】

 

 

上記スペック(オレンジ文字が変更箇所です)の場合は標準価格にオレンジ文字部のオプション価格が加算される為、最終的に¥615,000で製作が可能となります。

 

このように標準価格+オプション価格といったイメージで最終的なお見積りとなります。

 

例えば上記のイメージのままもう少し費用を抑えたい、といったご要望の場合は下記のようなご提案も可能です。

 

 

 オーダー修正案

g7-ST/R

アルダー2Pボディー

メイプル1Pネック

インディアンローズ指板 / 300R / Dot(クレイドット風)

Jescar#55090NS / 22f【¥10,000】

Vintage Maniacs Slab61 set【¥10,000】

g7カスタムシンクロナイズドトレモロ

Fiesta Red

マッチングヘッド【¥20,000】

ミントグリーン

Standard Aged【¥100,000】

 

 

上記スペックは指板をインディアンに戻し、PGも通常のミントグリーンとし、エイジドをボディーのみのエイジングとした場合のご提案となります。

 

こちらであれば¥480,000となりますので、前案のイメージから比べると費用も抑えられますね。

それでいて楽器自体のイメージ、サウンド面での変化も少なく、無理なく理想へと近付けられるのではないでしょうか。

 

 

スペックの内容は勿論、ご予算含めた上でのご相談に応じさせて頂きますので、まずは決まっている範囲だけ、もしくは大まかなイメージ程度であっても構いません。

是非一度ご相談くださいね。

 

 

 

  お支払い方法

スペックやお見積りが確定しましたら、お支払いへと進みます。

お支払い方法は以下の3パターンとなります。

 

(A)現金

最初にお見積り額の20%以上を任意の金額程お支払い頂き、その時点でオーダー確定〜製作開始となります。楽器完成後に残額をお支払い頂き、お渡しいたします。

 

(B)ショッピングクレジット

最初の段階でお見積り額全額を決済頂きます。決済完了後、オーダー確定となり製作も開始致します。ウェブ上でのお手続きとなりますので、遠方の方でもご安心下さい。

 

(C)クレジットカード

基本は(火)と同様ですが、こちらは店頭でのみの対応とさせて頂きます。

 

 

 

 

  カラーリングのお立ち合い

オーダーメイドではカラーリング時に立ち合い頂けるサービスもございます。

 

例えば先ほどお見積り案でも登場したFiesta Redを取り上げてみますが、Fiesta Redと一言で言っても現存するFiesta Redには無数の表情があると言っても過言ではありません。

赤が重く見えるもの、オレンジに近いもの、ピンクに近いもの、焼けが強く暖色が強いもの、、などギターのカラーは一言では表現し切れない程に奥が深いものです。

 

お客様お一人お一人の理想とする異なるカラーが無数に存在すると思いますので、一緒に理想へと近づけていきましょう。

 

 

当店を窓口としたオーダーであればこちらの色合わせサービスは無償で承れます。

(他店舗様窓口の場合は有償となります。)

当店(東京都新宿区)までお越しいただく必要はありますが、是非オーダー時にご相談ください。

 

 

 

 

  総評

g7のお取り扱い店舗様含め、店頭で並んでいるギターを購入する上でのメリットは、やはり触って弾いて確かめた上でご購入頂ける事。

 

オーダーの場合は事前の確認は当然出来ませんしキャンセルも不可能です。そういったある種のリスクは存在しますが、逆に言うと「どんな楽器が出来上がるかな?」といったワクワクを長期間に亘って味わえると考えれば、むしろ貴重な経験と言えるかもしれません。

(その間の一日一日はとても長く感じる方が多いようです)

 

お客様方それぞれの価値観、その時々の状況や環境等照らし合わせて頂き、是非一度ご検討頂いても面白いかもしれません。

 

お見積りのご依頼はもちろん無料ですので、是非ご相談をお待ちしております。

 

お電話:03-5341-4508

メール:shop@g7g.biz

 

当店だけでなくg7お取り扱い店舗様のいずれの窓口でも対応可能です。

下記リンクよりお近くの店舗様をご確認ください。

 

→g'7 Specialお取り扱い店舗一覧

 

 

 

投稿:宇佐川

伝統的なシングルカットセットネックモデルを、g7なりの解釈、センス、技術で仕上げてきたg7-LPシリーズ。

 

リリース以降幾度となくアップデートを加えながら今日の人気を築いてきたモデルですが、この度新たに生まれ変わる事となりました。

 

その先駆けとしてg7-LPS Series9のニューモデルを先日の「サウンドメッセ大阪 2023」にて初お披露目をしたわけですが、会場での注目度も大変高く、多くの試奏希望を頂戴したのも記憶に新しいところです。

 

 

 

 

こちらの2本が、まず大阪にて初お披露目となりました。新品とは思えない香ばしい雰囲気に溢れていますね。

 

 

今回の仕様変更点は主に3箇所となります。

 

①指板材の変更

 

②サイドドットポジションの変更

 

③コンデンサの変更

 

一つずつ見ていきましょう。

 

 

 

◉g7-LPSの新しい仕様箇所◉

 

①指板材の変更

これまではハカランダを標準採用してきましたが、これをマダガスカルローズへと変更しました。

 

マダガスカルローズは一般的なインディアンローズと比較して、大変詰まった杢と硬めの性質、そして美しい木目の特徴が挙げられます。

 

それではハカランダと比較するとどうか。

ハカランダも硬めのローズである為、インディアンローズよりもタイトな音像感が得られますが

、これに加えて高域寄りのピークを感じる音響特性を持ち、僅かなコンプ感も実感出来ます。

 

故に少し明るめなトーンという印象を持つ場合が多いです。

別の言い方をすると多少派手な印象もあるかもしれませんね。

 

 

②サイドドットポジションの変更

これまでは黒ドットであったところを鼈甲柄のサイドドットポジションとしました。

 

非常に濃い柄の鼈甲である為、よく見るとところどころが赤く透けて見える、、リアルかつさり気ない演出を施しました。

 

気が付く方も多くないかもしれませんが、楽器の色気を増してくれる重要なポイントですね。

 

 

③コンデンサの変更

 

 

今回のアップデートの目玉と呼べるポイントです。

 

これまでもデッドストックのオレンジドロップを使用するなど拘ってはきましたが、50sバンブルビーのような超高域の「パリッ」とした雑味、抜け感。そして広いレンジ感は得られず、どちらかというと纏まりの良い良質なトーンであったと感じていました。(それはそれで素晴らしいんですけどね)

 

 

しかし昨年、新作のバンブルビーレプリカのリリース情報を頂戴し、そこから水面下で話を進めてきた中でなんとかこのタイミングで完成品の確保に漕ぎ着けました。

 

今回採用に至ったコンデンサはメーカーさん曰く「新品時のバンブルビーをイメージ」というコンセプトだそうです。

勿論、実際の新品バンブルビーなどは存在しない為あくまでイメージではありますが、サンプルモデルのサウンドを聞いた瞬間に「なるほど!」と頷ける説得力がありました。

 

g7-LPSとの相性も素晴らしく、これまで以上に高音域の抜け感が確認出来つつ、同時に泥臭さや雑味を失わない(モダンな方向ではない)、そんな理想のトーンへと進化出来たように感じました。

 

 

 

これら、特に①と③の変化によってg7-LPSのサウンドも大きく進化させる事が出来たと自負しております。

 

ただ先立ってお披露目しておりますSeries9は相変わらず生産本数が少なく、g7お取り扱い店舗の店頭に常時並べて頂けるかと言うと、、どうでしょう、1本でも並んでたらラッキーぐらいの温度感かもしれません。

 

 

 

◉Series9の販売価格◉

 

新Series9の価格はトップ材のグレード(杢の派手さによって1A~4A程度までに分かれます)によって、税別¥800,000〜のご案内となります。

 

この内多く流通するのは2A〜3A程度ではないかと予測しております。

イメージとしまして、、、

 

 

上記画像のモデルで2A Top 税別¥870,000となります。派手さこそ控えめですが、フェイドしたバーストと相まってアダルトで哀愁漂う雰囲気が素晴らしいですね。

 

このぐらいの杢を敢えて選ぶ方も多いのですがそれも頷けますね。

 

 

◉Series6、Seriers7発足◉

 

ただ朗報としまして、Series9と同時にSeries6、Series7のレギュラーリリースも決まっています。

 

モデル名から連想出来るかもしれませんが、Series6はGold Top+P-90といった特徴を持つ1956スタイル。

 

Series7はGold Top+Humbuckerといった1957スタイル。

 

トップのメイプルにカーリー杢を使用せずプレーン杢のハードメイプルを採用する以外は、Series9と全く同等のスペッククオリティーとなります。

勿論、今回ご紹介した①〜③のアップデートも施してあります。

 

 

Series6、7は最短で年末頃までに数本程度からリリース開始出来ると思いますが、以降も継続してリリースしていく予定です。

 

アダルトかつ絢爛な表情を楽しんで頂けるGOLD Topを標準とした両シリーズにも是非ご期待ください。

 

 

 

これまでも多くのファンの方に支えられてきたg7-LPSのラインナップですが、更に高い満足度と感動を味わっていただけるよう研鑽と工夫を凝らしました。

 

是非お手に取って実際に鳴らしていただき、厳しい目と耳でお確かめください。

 

 

 

投稿:宇佐川

今回のブログは悲しい話題ですし、あまりギターも関係ありません。

 

もしお気持ち的に辛いな、、という方はここで閉じて頂くようお願い致します。

 

 

 

 

既に皆さんご存知かと思いますが、2023年2月23日sumikaのギタリスト黒田隼之介さんが逝去されました。

 

弊社と黒田さんとは実に10年以上に亘るお付き合いをさせて頂いており、今回の件は従業員一同大変衝撃を受けております。

 

 

弊社ブランドg'7 Special(以下g7 SPL)のギターをライブハウス時代からご愛用いただき、現在に至るまで何本もご購入いただく中で、気が付けば最も多くのg7 SPLを所有いただくお客様となっておりました。

 

 

私自身も10年程のお付き合いをさせて頂く中で、多くのギターをご案内させて頂き、また多くのギターを調整、メンテナンスとお任せいただきました。

 

 

 

調整の際、毎回黒田さんから具体的なご要望は無く、いつもお任せでセッティングさせて頂いておりました。

故に毎回黒田さんのお好みをイメージしながら、心地良く鳴るセッティングを心掛けていましたね。

 

完了後のお渡し時に店舗で試奏チェックを行うのですが、いつも気持ち良さそうにお洒落なインストをプレイされ、長めのチェックが終わると歯にかみながら「いつも最高です、有難うございます」と仰っていただいていたのが忘れられません。

 

 

 

お会いする際や帰り際などは、被っていた帽子をパッと取りながらペコッペコッと笑顔でご挨拶頂く姿が大変可愛らしく、その謙虚な姿勢は10年前と何も変わりませんでした。

 

 

いつも謙虚に、音楽に対し真摯な姿勢を持ち続けた類稀な人格者であったと感じており、大変残念でなりません。

改めて、心よりお悔やみ申し上げます。

 

 

 

生前、黒田さんより頂戴したコメントをご紹介いたします。

 

黒田さん、これまで沢山頼って頂き本当に有難うございました。

 

私自身、黒田さんとのお仕事を通じて大きな経験を得る事ができ、同時に自信へと繋がりました。

 

また天国でお会いした際には、沢山弾いてクタクタになったギターをお任せください。

気持ち良くプレイ出来るよう完璧にセッティングさせて頂きます。

 

 

 

投稿:宇佐川