夕刊フジzakzak
NHK連続テレビ小説「ひよっこ」が、赤坂編に入ってから調子が上がっている。当初は伸び悩んでいた視聴率が、ここにきて20%超えを連発しているのだ。いったい何が起きているのか。
「ひよっこ」は茨城出身のみね子が、出稼ぎに出ていた父の失踪を機に上京。失敗や挫折を経験しながらも、周囲の人に支えられながら成長していくストーリー。
現在は、上京して最初に就職した工場勤務を描く「向島編」を終え、ゆかりのある赤坂の洋食屋で働くようになる「赤坂編」に突入している。
平均視聴率は、初回が19・5%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)とまさかの大台割れ。以降も伸び悩んでいた。
しかし、今週は月曜が20・8%、火曜が20・5%、水曜が20・3%と初の3日連続大台超えとなった。先週も火曜、水曜で20%超えを果たしている。週平均でも20%目前に迫る勢いだ。
「向島編では、ヒロインが暮らす寮のメンバーに若手女優をそろえていたが、赤坂編では竹内涼真に磯村勇斗といったイケメンに加え、ドSキャラをぶっ込むシシド・カフカや大家を怪演する白石加代子ら個性的な顔ぶれをそろえ、コメディー色を強めてきた」とテレビ誌編集者。「それ以上にヒロインを演じる有村架純がみせるポニーテールのウエートレス姿というコスプレぶりが萌えさせる」とも。
失踪した父の話も再び動き始めた。次週からはキーパーソンとして菅野美穂も出演するという。さらなる展開に期待だ。